当店のパッケージ作業をしてくださっている福祉作業所・一般社団法人スコップさんのメンバー41名と1泊2日の観光旅行に同行させていただいた。
横浜から貸し切りバスで山梨から長野諏訪へ。出発からみんなニコニコ笑顔で車内には「嬉しい・愉しい」オーラがあふれていた。小学生時代の遠足のようだ。
となりに座ってくれたK君が、「塩Gのとなりでうれしい~、デヘヘヘ」とトロケルような笑顔を見せてくれた時には、胸のあたりがジワーと温かくなった。嬉しさとか、幸せ感は伝染するものなのだ。
メンバーはお互いを茶化しあったりするのだが、基本的に皆、平和的で優しい。困っている仲間がいれば助け、自分のお菓子をみんなにあげようとして自分の分がなくなってしまうような子たちだ。
一緒に温泉に入り、カラオケに興じ、花火見物、きしめんのように太くなってしまったそば打ち体験。「オナラ」や「おちんちん」の話題にケラケラと反応する彼らの中で、一緒に笑わせてもらった。
彼らに支えられて、源気商會はお塩を世の中の皆さんにお届けすることができている。そのお塩のパッケージ作業が規則正しい生活や、自分を律して得られる喜びにもつながるということで喜ばれている。嬉しいのは、「お塩の仕事は愉しい!!」とみんなが言ってくれることだ。
綺麗なクリスタルの結晶をあつかう事で気分も明るく、体調もよくなるらしい。
本当にお互いが感謝しあえるいい関係が作れている。この関係をずっと続けていきたいし、もっと豊かなものにしていきたいと思っている。
この旅行を通して、自分のやるべきことがいよいよハッキリした思いだ。感謝だ。
「有り難う」に応える「有り難う」を地道に毎日積み上げる。それでいいのだ。