コロナ対策と有機農法

コロナの感染が、想像を超える勢いで増えている。そんなことはありえないという事が現実になっているという点では、東日本大震災と同じような常識と現実の乖離感があります。非常事態になったら、今までの日常や常識を疑って、自分の経験や感性を頼りにしていくしかないのかもしれません。

 

うちでは、「なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか!?」という「トンデモ本」を出版していて、その内容を叩かれたり、あるいは読者に感謝されたりしています。

 

これが唯一の正解!とは言えないけど、一考の価値がある方法だとは自負しています。

 

近所に有機農法をしている農家の友達がいて、週に一度野菜を届けてくれる時にいろいろと話しするのですが、彼と話して感じるのは、結局、命を守ってくれるのは「土」とか「水」とか「空気」なんだろうな、ということです。

 

コロナというウィルスを「やっつける」のはアメリカンヒーローみたいな強力な特効薬なのかもしれなませんが、コロナをやっつけたらまた違う悪役が登場するような気がします。

 

有機農家の友人は、もともとは化学肥料も農薬も使って農業をしていたのですが、10年くらい前に思い立って有機をはじめました。はじめた当初は作物はボロボロで、何度もウツになって、死のうと思ったこともあるそうです。

 

それが10年を過ぎたころから、安定して作物がとれるようになった。10年たってやっと土が活きたものになったそうです。

 

病気に対して、薬品で立ち向かうのは、化学肥料や農薬を使って収穫をあげる図と相似で、脆弱な土に薬品を蒔いたところで結局は病気とのいたちごっこになってしまうように感じています。

 

そういう意味では、自分のカラダに適切な水と塩を補給して、添加物をさける食生活はカラダの有機農法みたいなものではないでしょうか。自分のボディーを作物を育む「土」だとイメージすれば、その土にどんな事をすれば良いのかは自ずと明確になります。

 

これは、昔の人であれば誰でも知っていたごくごく当たり前な方法なのだけど、現代人の多くはみんながやっているから大丈夫だろうという「常識的な選択」のなかで日常を暮らしている。それは病気になれば農薬をまく=病院に行って薬をもらうという図式です。

 

有機農家の友人は、土さえちゃんとしていれば、あまり恐れることはないのだけど、今の異常気象だとその土もヤバイかも。と言ってはいるので、有機農法万歳ともいえませんが、今回のコロナ災禍は、今までの常識を疑って、新しい方法を生み出すための試練なのかもしれません。

 

コロナ後の世界は、その前とは変わったものになる事はあきらかです。その時に、少しでも、自分のカラダは作物を育てる土と一緒なんだというイメージをもつ人が増えていることを願っています。

 

今、医療の最前線で命をかけて働いてくれている人には最大限のリスペクトを感じてます。この投稿は決して医療批判をしているわけではないことは理解していただきたいです。

 

ただ、長い目でこの先を見つめたら、違うアプローチもあるかもしれない。というひとつの小さな提案です。

 

明日は全国的に荒天になりそうですね。

雨が土に落ちる音を聞きながら、明日は仕事しようと思っています。

 

はやくこの事態が収まりますように!祈っております。


 

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