乳児の致死量塩分は4~5g?

昨日は「経口補水液」の話を書きましたが、本日はその逆の「塩分中毒」についてです。

岩手の保育施設で起こった乳児の「塩分中毒」による致死事件についての続報がありました。

死亡した乳児が与えられたと考えられる塩分量が4~5g(こさじ1杯分)であり、これは乳児にとっては致死量にあたるということです。

感覚的には致死量がそんなに少量なのだろうか?というのが驚きでした。

厚生労働省が大人の適切な塩分摂取量としているのは成人男性なら8g未満なので・・・

乳児は腎機能が未発達なために濃度の高いミネラル分を与える事はさけるべきだという事は今回の事件でよくわかりました。

粉ミルクに含まれる塩分も100g中 0.03g程度らしいです。

それを考えると、乳児にとって4~5gの量はとてつもなく多い塩分量だったことは間違いありません。

では、乳児と幼児の境目はどこなのか?

幼児にはどの程度まで塩分を与えて良いのか? 

と疑問のループがわきあがってきます。

先日行ったお祭りの休憩所で子供たちに人気だったのは「漬物」です。

汗をかいたために自然と漬物が美味しく感じられたのでしょう。

乳児に、塩分過多は禁物。育ち盛りには適切な塩分量を与える。それが今、言えることですが、子供の体格、年齢によっても適切な塩分量が何gなのかを一律にはできないので、もの心がつけば、体が欲する「美味しい」という感覚を大事にするしかないのかもしれません。