傷口に塩をすりこむ

もしケガをして皮膚を傷つけてしまった場合、どう処置するか。塩おやじが子供の頃はヨードチンキなるものがありました。消毒剤であり「ヨーチン」と呼んで一般家庭のクスリ箱には必ずあり、ケガをした場合この赤色の液体を傷口に塗るのですが、すごくしみるうえに赤色の上塗りをするわけで余計に傷が大げさなものになってしまうという難点がありました。「ヨーチン」というのはなんだか可愛らしいあだ名のようですが・・

その後、赤く劇的なヨーチンと比べると透明でスマートな「マキロン」君なる消毒剤が普及します。傷口の処理には「ばい菌」が入らない事を最優先にこういった消毒剤を使うのが一般的でした。傷口に消毒液を塗ったあとに絆創膏やガーゼをあてて傷を乾かして治そうとしたのですが、最近ではこの方法だと治りが遅くなる為、傷口は消毒液をもちいないで水道水や生理用食塩水で洗い、傷は乾燥させないで湿ったままにしておくような絆創膏やフィルムが開発されて使われています。

消毒液では細菌を完全になくすことはできない事、皮膚細胞に害があることからこういった方法に「進化」しているようです。

昔に比べて衛生環境がよくなったという事とも関係があるのかもしれませんが、自分の皮膚や血液の力が最終的に傷を修復するためこういった方法のほうが有効なのでしょう。

「傷口の塩をすりこむ」といえば、傷ついた人を更に痛めつけるとか、精神的苦痛を与える意味で使われますが、塩おやじは傷口にクリスタル岩塩を刷り込むのは治りを早くする一方法だと考えています。

天然岩塩のとれるネパールの散髪屋では、ヒゲをそってもらった後は天然岩塩を水にぬらしてこれを石鹸のように髭剃りあとにあてます。こうすると皮膚がしまって、カミソリ負けをしないためです。おそらく浸みる場合もあると思うのですが、ごく一般的に行われている方法です。塩には殺菌力もあるからでしょう。

先日、お世話になっている料理教室の先生が包丁で指を切ってしまった際、クリスタル岩塩をこの傷口に山盛りにもって、その後少しはらって様子をみたそうです。傷口は結構深くて当分治るのに時間がかかるだろうなと思ったそうですが、クリスタル岩塩をもったことで細胞がしまるような感覚があって3日後にはきれいに新しい皮膚が傷口をふさいだそうです。

私も同じような経験をしたことがあり、傷口にクリスタル岩塩を刷り込むと本当に最初は激痛といえるようなジンジンとした痛みを感じるのですが、このジンジンが4,5分すると温かいような安心できる痛みと変わって、徐々に落ち着いてきます。そして新しい皮膚の蘇生が早くおこなれるような気がします。しかし、この方法、なかなか人には薦められないのも事実。最初の痛さは本当に「傷口に塩をするこむ」それなので・・・

ただ、塩おやじ自身は消毒液は使わず、こちらの方法を選択すると思います。