北鎌倉の昭和なナポリタン

今日は、本当によい天気で、愛車のリトルカブを駆って鎌倉方面へブラっとツーリング。

北鎌倉で、20代の頃に知り合った古い友人がやっている古民家カフェにブラリと立ち寄る。

久しぶりに見る友人は、年齢を重ね、若干丸みを帯び、幸せそうな風情で働いていた。

彼女のお店は、このあたりの今や人気店ということで、正午を過ぎると席をまつお客さんが増え始め、長居はできなかったのだが、友人の作ってくれた昔ながらのミートスパゲッティは懐かしく、昭和な味がして、大変美味しかった。

もう本当に何年ぶりなのかもお互い定かでないのだが、青春時代を共に過ごした友人と久しぶりに会う事の幸せであたたかな気持ちになる。

春の建長寺で桜のつぼみを眺め、展望台にのぼって春の海を遠望したが、展望台までの坂道で途中息が切れ、足元がおぼつかないことには一人苦笑いするしかなかった。

年を食った、天狗の翼が欲しくなった。

毎日のPCとのにらめっこの日々に知らぬまに心も体も固くしているのだ。

湘南の春の海が少し、それをほぐしてくれた。

風と光、人がいる気配やその人たちが醸し出すセンスに癒される。

友人のカフェは、草木茂るおよそカフェらしからぬ住宅街の奥にあるのだが、そこだけは安心して時間の流れを受け入れられるような空気が流れていた。

庭も調度品も、器も、さりげなく置かれたガラクタじみた小物も、そこにあるのが当然の佇まいで慎ましく存在し、枯れながらも温かい絶妙の味を醸し出していた。

やはり、最後はセンスが大切だあ。と思う。

少しづつ、自分もジャンクな生き方を改めていかなければ・・・。