テレワーカーの親孝行とグルッポふじとう

実家の83歳の母が突然の入院をすることになった。容態はまだまだ大丈夫だが、それでもデッドラインの狭間をいったりきたりしているような状況なので、現在は横浜の事務所から愛知の実家に移って仕事をしている。

 

商品の発送は外注倉庫にほとんどを依頼しているので支障はない。

商品の生産指示や原料の移動もPCのチャット機能と電話を使えば事足りるため、横浜から約400km離れた場所でも仕事ができることに、「本当にこの仕事にしておいてよかったな。」と感じている。親と離れて暮らす多くの現代人にとって、親の介護や健康の心配は大きな課題だが、テレワークはそれを緩和してくれる一つの有効な手段であることを実感している。

 

この流れはこれから徐々に、そしてどこかの地点で堰を切るように浸透するはずだ。生産業やサービス業ではなかなか難しい面もあるかもしれないが、PC作業をメインとする職業に関しては近い将来、通勤の義務はなくなるはずだ。

 

うちの実家は名古屋に隣接する春日井市の「高蔵寺ニュータウン」というエリアにあるのだが、東京の多摩、大阪の千里ニュータウンと同様に少子高齢化が深刻化している地域だ。児童が校舎に入りきらずに仮設のプレハブ校舎があった自分の子供時代は今やおとぎ話のようなものだ。

 

今日、廃校となった小学校の跡地をリニューアルして作った地域交流センターにきて仕事をしているが、これがなかなか素晴らしい施設だ。高蔵寺ニュータウン内にある「#グルッポふじとう」という施設だ。

 

廃校となった小学校はニュータウンの中心地にあり、かつては最も学童が多い小学校であったが、近年の少子化による統廃合の憂き目をみてしまった。それを春日井市では地域の交流拠点として校舎をリニューアルして市民が利用している。元小学校の敷地は広く、教室をリノベーションしたゆったりとしたスペースの中、子育て世代、シニア世代、試験勉強をする高校生たちがまじりあって楽しそうに時間を過ごしている。

塩Gはそのなかでテレワークしているのだが、こういった施設が全国各地に広がっていくことを願うし、そのために横浜で汗をかいてもよいなと思っている。

 

こういった施設の充実とテレワーク環境の整備、テレワーカーへの参入が高まれば、「老々介護」や「少子高齢化による地域経済の減退」といった問題のひとつの突破口になるのではないだろうか。

 

地域では「負動産」になっている施設や物件がゴロゴロとしているはずだし、そこをリノベーションして老若男女が集い、勉強し議論し行動することが、地域の「血流」を活性化させる。

 

「血流・交流」こそが、人のカラダにも地域の活性化にも最も大事な要素なはずだ。

 

施設も体が古くとも、正常・清浄な血流があればなんとかなる!!

 

母ちゃんの血流が良くなることを祈る、塩Gでもある。