母の終活4、オシッコでたどー

 

83歳の母の大動脈解離から27日目、透析治療を断り退院し在宅介護3日目。プチ奇跡が起きた。今までどうしてもでなかったオシッコがコップ一杯分のわずかな量ではあるが出たのだ。

 

母は若いころの腎臓病により片側腎臓しかなく、病院では腎臓の数値がよくならないため、主治医からはこのまま腎臓機能が失われば尿毒症となり最後の時間はそれほど長くはないと言われた。

 

私も家族もその覚悟をして在宅介護へと切り替えたわけだが、できるだけの事はしようと「手当て食」を用意し、母が快適に過ごせるような環境を整えた。

 

病院では一切、うけつけなかった食事もわずかではあるが口にできるようになった。母から言わせると「この食事を口にするだけで退院してよかった。」らしい。

手当て食は、別府にあるマクロビオティック教室「草のダイニング」の高梨先生が手作りしたものだったり、私の友人である有機農家の清水農園さんから送ってもらった野菜を私が少し手を加えたものだったりするのだが、この食事に変えてからは便通もあり、プチ奇跡のお小水ももたらしてくれたような気がしている。

 

母は甘いものが好きなおデブであるのだが、野菜とワカメ、煮干しでダシをとった赤みその味噌汁や、クリスタル岩塩をいれた小豆の煮汁、小豆粥、梅干しと昆布をいれた白湯。大根おろしと大根汁、梅醤番茶などを美味しく感じ、甘いものは匂いがダメで食べたくないと言う。

 

クリスタル岩塩をわずかだが、それぞれの食事にいれるようにしている。

甘味よりも塩味を美味しく感じるようだ。

 

在宅介護をまさか自分がするとは想像してもいなかったのだが、自営業で、PCと携帯があればなんとか仕事ができる私にこの役がまわってきた。これも若いころ散々、母に心配をかけためぐりあわせなのかと思う。

 

夜中に2時間おきに起こされるのには閉口するが、それ以外は母の面倒をみることを苦痛に感じることは今のところあまりない。トイレでパンツをあげさげしてあげる時は、幼い子供たちも面倒みた感覚と似たようなものを感じている。

今はいろいろと工夫をすることで介護のストレスを少しでも減らしている段階だ。

 

介護生活でこれいいね!!という家電を紹介しよう。(ブログっぽいな)

 

・ニトリで買った電熱マット∔ビーズクッション

胸の水がたまりはじめている母は、寝転んで寝ると息が苦しくなるため、中学生が机で寝るような姿勢をとる時間帯がある。どうしても足先が冷えるのであんかを使っていたのだが、このスタイルのほうが足全体を包むような温かさがあって快適なようだ。足先がいつも冷たかったのだが、この方法で温めることによって少しづつ足先に血流がもどってきているような気がする。

 

・電気ケトル

温度設定をしてお湯をわかす機能を大変重宝している。体をふいたり、少し足をくるむのに熱いタオルは気持ちがよいらしいのだが、いろいろと試したところ、70度設定のお湯をつくり、オーガニックコットンのタオルを浸して、素早くしぼって体に当ててあげると必ず「気持ちいい~」と言うので、こまめにしてあげている。特に寝る前に頭や首筋にこのタオルを当ててあげると気持ちよく眠りに入れるようだ。

 

・ワイヤレスチャイム

ボタンをおすとチャイムがなるというシンプルなものだが、トイレに行く時に終わるのを待っているのが辛かったので購入した。隣の部屋で仕事をしていてもこのチャイムがあるので母の声に聴き耳をたてる必要もなく、助かっている。

 

 

退院時は、あとわずかかなという思いだったが、3日を経過してお小水があり、昼間の母の様子をみている限りは奇跡はあるのかな、と思いはじめている。