母の終活6 奇跡の序章か!? 最後の灯か!?

 

11月初旬の動脈乖離から腎不全を起こし、入院先で尊厳死協会のカードを見せて透析治療を断り在宅看護に切り替えた83歳の母。1週間前の退院時には、喪服の準備を考えていたのだが・・。

 

12月8日の深夜からビックリするくらいの量のお小水が出るようになり、浮腫みや咳こみが緩和しはじめている。

 

病院では強い利尿剤が処方されたが、6日間まったくお小水が出ずに苦しみ、尿意さえも感じない状態だったため、医師からはこのまま腎機能がなくなれば尿毒症から心不全等で亡くなる可能性が高いとも聞かされていた。その時の母の両足はパンパンに膨れて、胸に水もたまっていたために息も苦しく、夜は強い導眠剤がなければ眠れない状態が続いていて、父とできるだけ安らかに逝かせるにはどうするべきか、葬式の準備はどうするかを毎晩話あっていた。

 

一方で病院からはさじを投げられた状態だったために、在宅になってからは私が販売しているクリスタル岩塩や自然食品での食事、マクロビオティックの回復食などを試すことにした。

 

最初は利尿効果あるという小豆の煮汁やおかゆ、野菜スープなどを与えたが、野菜スープは匂いがダメだということであまり口にはしなかった。不思議なことに昆布は美味しく感じるというので昆布ダシの梅白湯や、生姜をすりおろしたクリスタル岩塩の塩生姜汁、その汁で茹でたそうめんなどを与えた。

 

在宅2日目には、咳をするとお小水がわずかだがもれるようになったということで、「岩清水の最初の一滴が通った!」と冗談を言いながら喜んだのだが、それはわずかな量だったので息苦しい状態は続いていた。

夜も眠れず、咳をする母に「副作用がある導眠剤や咳止め薬」ではない何かがないものかな。と思っていたところ、このブログを読んでくれたカメラマンの友達からこれを試してみたらというメッセージが届いた。

 

それはCBDの抽出オイルというものだった。原料は麻で「ヘンプエキス」ともいうらしい。鎮痛効果などが期待され、2017年から世界保健機構でもCBDの有効性、安全性を認定しているというので、試してみることにした。

 

友人が推薦してくれたものとは別のものだったが、楽天スーパーセール中だったので、その中から到着が早い適当なものを選んで購入した。

 

エキスをスポイトで1,2滴、舌先にたらすという使い方をするらしい。

 

母は最初は味が嫌だと文句を言っていたのだが、何か感じたのか昨夜は2,3滴を思い切って摂って寝たようだ。その夜中から、岩清水が噴出しはじめて、私もおしめの交換中にそれを目撃することとなり、母と二人夜中におかしくて笑った。

明け方には尿意を感じた母がトイレにいくと間に合って、普通にお小水がトイレの水をたたく音が聞こえたので、二人でブイサインを送りあった。

 

よく見るとパンパンに浮腫んでいた足が緩み、触った感触も若干軟らかくなっている。

 

特に母を喜ばせたのが、息苦しさが大幅に減ったことだった。上半身にたまっていた水が少しづつ体外に出せているのだろう。咳とオシッコにこんか関係があることを知ったのもひとつの収穫だ。

 

確信をもっては言えないのだが、ヘンプオイルがなんらかの好影響を与えてくれたのだと思う。

 

友人にお礼のメッセージをすると、「麻の力、微生物と植物の力」という返信をいただいた。

 

ヘンプエキスの植物の力とクリスタル岩塩の鉱物の力がもしかすると合体したのかもしれない。「塩と麻」まったく素朴な物質のなかにある力なのか!!

母は「バカ高い医療費払ったのに!どうなっとるのか訳わからんけど、少しはあんたのやっていることを信用する気になったわ。」と言っている。

 

弐日前の夕食には「死ぬ前に一度餃子が食べたい。」というので、手造り餃子を家族で作り餃子パーティーを開いた。その時に大きな餃子を一個平らげたので、これはまだまだ生きる力はあると思っていたのだが・・・。奇跡と大金星と大笑いのストーリーはもしかすると始まっているのかもしれない。

 

少なくともあのまま病院にいたら、今みたいなワクワクと楽しい時間はなかった。

 

母は見舞い客が来るたびに話芸に磨きがかかり、私の人生に悔いなしと語った後、手をとりあって泣くというのが定番になってきたのだが、息子の私はこれはきっと「死ぬ死ぬ詐欺」に違いない!!と冷ややかな目で彼女を見つめるのであった。