昨夜、嬉しいメールをいただきました。以前、コンサルタントをしていただいた女性・Sさんからのご結婚の報告です。
Sさんとは一度も実際にお会いしたことがなく、メールと電話だけのやりとりでしたが、売り上げ苦戦が続いた1年半前に効果的なアドバイスをいくつかいただき、一緒に売り上げがあがることの喜びを共有し、文面や電話での対応の「誠実」さに、好感を感じていた方でした。
残念ながら、その後新たな道を踏み出すべく退社をされたのを機に担当が外れましたが、退職後も当店のお塩を定期的に購入していただくなど、交流が続いています。
実際にお会いしたことがなくとも、波長があって、相手へのシンパシーを感じ、その方の幸せを素直に喜べることにインターネットの力があります。
インターネットに虚像を書き込むことはできますし、実際それを見破ることが難しく、これを悪用する輩もいるわけですが、SNSやホームページを通じて旧友と再会をはたしたり、新たなビジネスパートナーとの出会いがあったり、ここ数年はインターネットの恩恵を受けて生活する自分がいます。
私が今行っている塩の販売もリアル店舗はありません。お塩をご注文いただくお客様は、画像と文章から当店を「信じて」貴重なお金をだしてくれることに、奇跡のような思いをいだく事があります。
また、お買い上げいただいたお客様から温かい励ましのお言葉をいただいたり、単にモノをやりとりするだけの関係ではなくなる場合もあります。
私は人と会って話をするのが好きですし、正直、ネット販売の味気なさや不確かさに落ち込む事もあるのですが、昨日の嬉しいメールを読みながら、会わなくてもつながることのできるネットの可能性をもう少し自分なりに探求してみようという思いをもちました。
それには何が必要か? 誠実なコンテンツの積み重ね、質と量。そこに賭けていくしかないな、と思っています。
お客様との交流のきっかけとなる注文確認メールや、フォローメール。ひとつひとつのページのメッセージをもう一度見直そうと思っています。
Sさん、メールをありがとうございます。幸せなご家庭を築いてください。
そして、機会があれば、一度是非お会いしてみたいものです。