お塩でHba1cが下がった?
最近、クリスタル岩塩を使った塩水療法にトライされている方、特に糖尿病治療中だというお客様から『「Hba1c」の値が減りました。』というご連絡をいただく事が続いたので、
「エッチビーエー・ワンシー」って何だ?ということで調べてみました。
Hba1cは「エッチビーエー・ワンシー」ではなく、「ヘモグロビンエーワンシー」と発音するようです。
「ヘモグロビン」は何となく血液中にある物質だという認識でいましたので、ヘモグロビンの値なのかなと思いましたが、調べてみると「糖化ヘモグロビン」の値だということがわかりました。
以下、備忘録としてまとめておきます。
名称 |
英語 |
働き・性質 |
ヘモグロビン |
hemoglobin |
赤血球の中に存在するたんぱく質。 酸素分子と結合する性質を持ち、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っている。 赤色素であるヘムを持っているため赤色を帯びている。 |
赤血球 |
Redblood cell |
細胞へ酸素を運び、二酸化炭素の排出を行う。 赤血球の内部には鉄を含むたんぱく質・ヘモグロビンが充満している。 赤血球はヘモグロビンを閉じ込めた柔軟な袋。 |
糖化ヘモグロビン |
Hemoglobin A1c
ヘモグロビンエーワンシー |
ヘモグロビンにブドウ糖(glucose)が結合したもの。
糖尿病の評価指標となる。
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ブドウ糖 |
Glucose
グルコース |
細胞呼吸のためのエネルギー源 |
血糖値 |
blood glucose level |
血液内のブドウ糖の濃度 |
糖化ヘモグロビンの数値について
血液中のブドウ糖濃度が高い状態=血糖値が高い↓
ブドウ糖とヘモグロビンの結合量が多くなる=糖化ヘモグロビンが多い=HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が高くなる
HbA1c(%)=糖が結合したヘモグロビン量/すべてのヘモグロビン
HbA1c判定のめやす
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正常 |
注意 |
糖尿病の可能性大 |
糖尿病型 |
HbA1c(NGSP) |
~5,6% |
5.6~5.9% |
6.0~6.4% |
6.5%~ |
※国際基準(NGSP) 出展:糖尿病診療 日本医師会雑誌 vol139特別号
赤血球の寿命は約120日あるため、糖化ヘモグロビン値は約1~2か月前の長期的な血液内の糖の状態をはかる指標となります。(反して血糖値は瞬時的な値)
塩水健康法(塩水療法)と糖化ヘモグロビン
塩水健康法(塩水療法)をすることによって糖化ヘモグロビンの量が減り、正常値に近づいたという現象については、専門家の意見を是非伺いたいと思っています。
クリスタル岩塩の塩水が血液状態をよくしたと考えられますが、それはすべてのお塩にあてはまるのでしょうか?
今度4月1日に、一緒に塩セミナーを行うハワイアンデトックス(ハワイの深層水から作ったお塩を使ったデトックス法)を推奨する野崎ユリカさんからは、ハワイアンデトックスをした後の血液を顕微鏡で見ると赤血球が光っているという事を聞きました。
【赤血球のイメージイラスト】
また、第2次大戦中に長崎の原爆爆心地で被爆をしながら、砂糖をさけ、濃い塩分量の味噌汁を飲むことを推奨して原爆症を発症させなかったという有名な秋月医師の逸話も、血液とお塩の関係性を示しているように感じます。
では単純に糖化ヘモグロビンや血糖値も下げればよい、という考え方は、血圧は下げればよいのだ、という論法と同じく危険だと思うので、エネルギーを補うためにも適度な血糖は必要だと思います。
ここでも行き着くところは「いい塩梅・中道」でしょうか。
糖尿病を診断された方には、まずは生活習慣、食生活を見直し、その一環として塩水健康法(塩水療法)を試されることをおススメいたします。
お客様からのメッセージ
塩水療法の本を本屋で何気なく手に取り、塩水を現在二か月ほどのんでいます
糖尿病の薬を飲んでいるので、体にいいかもと飲みはじめて、一ヶ月で病院にいき、検査したところ、今まで中々さがらなかったHBA1Cが8.0から6.8にさがっていました
お薬も変えたところなので、塩水のせいかは、まだわかりませんが、何年もさがらなかったので効果があるのではと、毎日のんでいます。塩水なんか飲んだら血圧が高くなるのではと、少し心配しましたが、先日の人間ドックでは正常でした。
これが効いたのかわかりませんが、他に特にやっていることはないし、
5.4が5.0になった、糖尿病患者です。
今までは、6.0が通常だったのが、5.0になりました。
奇跡としか言いようがありません。
でも、まだ、一回きりなので、これからも飲んで追記していきたいと思います。
追記1
お医者さんの指示で、糖尿病の薬を一つ減らしました。5.0になったからです
追記2
今日一ヶ月ぶりにHbA1cを測ったら5.4でした。これは薬を減らした影響だと思います。
それでも『優』の範囲に入っているのが奇跡的です。