塩水健康法とは・・
約0.1%~0.3%のクリスタル岩塩水を摂り、体内を潤す健康法です。塩水健康法には様々なお塩を用いることができますが、当店では特にヒマラヤ産クリスタル岩塩をお勧めしています。
クリスタル岩塩は、天然の岩塩層から採掘された結合エネルギーが高く、水に溶けやすいお塩です。
約0.1%~0.3%のクリスタル塩水は塩辛いものではなく、飲み口が柔らかなミネラル水です。クリスタル岩塩がつくる浸透圧によって水を細胞へ送り込み、体液を清浄に保つことで健康維持をはかります。
★「塩水健康法」は株式会社源気商會の登録商標です。

塩水健康法のはじまり・・
トルコ系ドイツ人の社会学者、ユージェル・アイデミール氏が1997年にトルコ語で著した「命の源 塩と水」が原点になっています。
ユージェル氏は社会学の立場から塩と水が社会の健康に与える影響を研究し、この本を書きました。
日本語版の出版プロデュースを行ったのが源気商會代表の土井です。
本書は、2017年にヒカルランドから「医療マフィアは【伝統療法】を知って隠す、なぜ<塩と水>だけであらゆる病気が癒え、若返るのか!?」として出版されました。
今も重版を続けるロングセラーとなっており、感想や体験談が多数寄せられています。
初心者セットです。
塩水健康法に用いる水はできるだけ天然で汚染のないお水がおすすめですが、
信楽焼のイオン水ボトルは、
水の分子を振動させてまろやかな味わいにする機能があります。
水道水を浄水したお水や、市販の天然水をこのボトルにいれてからお飲みください。
クリスタル岩塩と信楽焼で活性化させたお水の組み合わせは塩水補水におすすめです。

塩水健康法TIPS
塩水健康法の基本的考え方
人体における水の役割
人体は約70兆個もの細胞が集まって形成されており、体重における水分の比率は約60%~70%です。細胞を形成し、また、細胞同士をくっつける働きをしているのが水であり、水は人体にとって最も重要な物質です。
体内の水環境を整える!ことこそ、塩水健康法が目指しているところです。
私たちは水以外の様々な固形物(食品)を体内にいれて栄養を吸収していますが、固形物を消化して洗い流すための役割を水は担っています。水が足りていないと固形物は体内に滞留してしまい、あるものは脂肪に、またあるものは毒素へと変化してしまいます。
過食と水不足が病気を作ると言ってもよいかもしれません。
1980年代には欧米、また日本で飲水健康法が一大ブームとなりました。「水を飲めば痩せられる。健康になれる。」というフレーズを聞いたことがあるのではないでしょうか?
その火付け役と言われているのが、イラン人医師、バトマンゲリジ氏の著作「病気を治す飲水法」です。この本は欧米を中心にベストセラーとなり、日本でも翻訳出版がされています。
塩水健康の原点となっている「なぜ塩と水だけですべての病が癒え、若返るのか?」の著者・ユージェル・アイデミール氏もこの書籍を読んで塩と水に着目をしました。
この書籍の中でバトマンゲリジ氏は、飲水する水にはわずかに天然塩をいれることと書いているのですが、この部分は些細な事として扱われたのか、一般的に水に天然塩を入れて飲む方法は広がりませんでした。
ここに大きな間違いがあり、水だけを大量に飲むと、体内の塩分濃度のバランスが崩れてしまい、体の中のミネラルを外に出すだけで体を冷やしてします。水をたくさん飲めば良いという認識は誤りで、適度な塩水を適量摂取し、これを常に入れ替えていく循環こそが、体内の水環境を清浄に保つ方法なのです。
私たちはこれを「適塩・適水(てきえん・てきすい)」と呼んでいます。
塩と水の関係性
塩が作り出す浸透圧が細胞を維持し、また、塩があることで水は細胞内に浸透することができます。
「塩と水」はふたつでひとつ、一心同体と考えてよいと思っています。
最初に、「健康のために塩水を飲む。」と聞くと多くの人が「塩辛くていやだな、血圧が上がるんじゃない?」という拒否反応をされます。私もその一人だったのでその気持ちはよくわかります。
塩水健康法で用いる塩水は「塩辛い水」ではありません。
塩水の塩分濃度の目安は約0.1%~0.3%程度で、これは1㍑の水に対して1グラムから3グラムの塩を溶かして飲む方法です。
まず、1㍑に1グラムの塩を溶かした約0.1%の塩水はほとんど、塩気を感じません。ちょっと真水がまろやかになったかなという程度の塩味になります。0.2%,0.3%でも体内に塩分が足りていない状態だとまろやかに甘味を感じるような塩水であり、飲みにくいものではありません。逆に真水よりもスッと体の中になじんでいくような感覚になるお水です。
塩水健康法は簡単・・
この塩水を毎日欠かさずに飲むというのが塩水健康法であり、簡単すぎて拍子抜けされてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、これを毎日継続するのは簡単がゆえに難しかったりします。
塩水健康をはじめると、消化がよくなったり、お肌の調子が良くなるということはよくあるのですが、そこで気を良くしていつの間にか、塩水補水をやめてしまうという方は結構いらっしゃいます。そういう方はまた、不調になると思いだしたかのように再開されますが、大事なのは「毎日、コップ一杯でもよいので、継続する」ということです。
塩水健康が目指すところは、体内の水環境の正常化と清浄化であり、それに塩水は欠かせません。水と塩以外の薬品や食品で私たちの体内を清浄化することはできないのです。
塩水健康法は、あくまでも日常習慣にのっとった健康法であり、特定症状を治癒する特効薬ではありません。塩水で体内環境を清浄化して、健康の土台をつくることを目的としています。
このため、特定症状にこの健康法が効く、あるいは治る、ということをお伝えすることはいたしません。ただし、体の中に正しい形で塩水がなければ、根本的に健康になるということはできないということも、また確かなことです。
塩水健康法に使う塩分量と水分量
塩水健康法では、その人にあった水分塩分の補給をする「適塩(てきえん)・適水(てきすい)」を目指します。
体質や生活習慣、運動習慣によって必要となる水分量、塩分量は変わってきます。このため、一律に何ccの水を飲み、何グラムの塩を摂れば良いというわけではありません。
また、日々の体調の変化によって、必要な水分量や塩分量は変化していきます。
体にとって良い状態の「適塩(てきえん)・適水(てきすい)」は、乾きすぎず、湿りすぎず、体の中に若干の塩水の貯えがあって、その日の活動分をまた補填して循環させていくようなイメージです。
その指標となるのが、「味覚と肌のコンディション」です。;
味覚については、その日飲む塩水の味が「しっくりと自分の体になじんでいるように感じるか」というとても感覚的なものであり、体が塩水を求めていれば、その塩水は少し甘く美味しく感じます。逆に十分に塩が体内にある場合は、塩水を塩辛いと感じます。塩分濃度の目安は約0.1%~0.3%なので、自分で美味しいと思う良い塩梅の塩水を飲んでいけば、体の中は徐々に「適塩(てきえん)」の状態に近づいていきます。食事も同様に、自分が美味しいと思う塩分量を摂取してください。塩辛いと感じれば、それは塩分過多のサインなのでそれ以上摂る必要はありません。塩の摂りすぎで血圧があがると心配される方が多いですが、体が適塩・適水の状態になると血圧は間違いなく安定していきます。減塩は血圧のコントロールを難しくする悪手なので、お勧めできません。摂る塩の品質を見直して、適量を水と一緒にとっていれば、何も恐れる必要はないのです。
水が不足しているか、多すぎるのか、という問題は、肌のコンディションを観察すると良いです。肌がガサガサと乾いている状態、これは明らかに体内の水が不足している状態なので、積極的に塩水を補水してください。逆に多汗症やジクジクしたタダレのようなものが皮膚にある状態は、体内の水が過多で塩が足りていない状態なので、塩単体で塩を摂り、飲む水の量を減らす必要があります。
塩水が良い状態に体に回ると、肌はしっとりとしていますが、べたついたり、変な汗をかくことはなくなります。
摂る塩水の量は感覚的に、いい意味で適当にコントロールするのが良いのですが、なかなか最初は難しいので、基準となる目安を設けています。
・塩水にいれる塩の量は1㍑に対して1グラムから3グラム程度
・日に摂る塩水量は、自分の体重kg×30cc(例:60kgなら60×30cc=1800cc)が目安になります。
あくまでも目安なので、これを機械的に毎日摂る必要はありません。汗をかいた日は多めに、あまり動かなった日には少なめに、調整していく必要があります。
おススメしているのが、朝コップ一杯の塩水を飲む習慣です。このコップ一杯の塩水をどのように感じるかで、自分のその日の体調をコントロールしていきます。
・コップ1杯の塩水を美味しく飲める状態は健康です。その日も活動をしながら塩水補水をしてください。
・塩水を塩辛く感じる場合は塩が過多になっているので、その日はカリウムを含むレモンや生野菜を積極的にとりましょう。軽い運動での発汗も有効です。
・コップ一杯の水を飲むのがキツイ場合は、体の中の塩水がうまく循環していない可能性があります。まずは少しづつなめるように塩水補水をしていきましょう。それプラス、アルコールを控える、過食を控える、軽い運動をする、入浴をするのがおすすめです。
適塩・適水は1日にしてはならず、ストレスや悩みでも人の体内は乾いていきますので、自分の外側(皮膚)と内側(心)を、よく観察しながら塩水補水を続けていってください。
塩水が体に回りはじめると、気持ちも安定してきますので、精神衛生上にも塩水補水はとても有効です。是非、継続していきましょう。
塩水健康法と社会の健康
豊かで健康的な生活をしたいと誰もが願いながら、実際には経済的ストレスや人間関係に悩む人が多く、日本は健康な社会か?と問われたならば、Yesと即答できる状態にないと感じています。
2023年の現在、世界は環境破壊と戦争への恐怖に覆われており、明るい未来を楽観できる人は少ないでしょう。そのなかでも希望を失わず、人間らしい暮らしの実現を願う人の割合が、そのまま、その地域、国の未来を変えていくのだと思います。
自然環境と社会の健康はつながっていますが、そのなかでも水環境がもたらす影響力は非常に大きく、水が枯渇し汚染されている場所では、個人も社会も健康的でいることが難しくなります。水をめぐる争いは熾烈で、今後もますますその危険は高まるでしょう。水環境が社会の健康度をはかるバロメーターになることは間違いなく、豊かな水環境を有する日本の国土が、今までの日本の発展と平和を守ってきたとも言えます。
水が食物連鎖を支えています。その一番上に人間はいますが、水についてどれくらいのケアをしているでしょうか?
塩水健康法によって自分自身の体内の水環境を整えると同時に、自分が生きている今の自然環境をどのように守り、未来にきれいな水環境を残していくにはどうしなければならないのかを、切実に考えて、実行する、まったなしの状態にあるという事を自覚する必要があります。弊社でも持続可能な社会にむけて、環境負荷をできるだけかけないサービスの提供と、河川、海洋、水質保全に資する活動にも取り組んでいきたいと考えています。
ミネラルの役割
ミネラルとはもともとは岩や土に含まれる無機質の栄養素です。現在までに114種類のミネラルが見つかっていますが、人体に欠かせないミネラルは16種類あると考えられています。
土や岩の中にある無機質が栄養素になるという事には不思議な感じがしますが、植物がミネラルを土中から吸い上げ、植物を食べた動物や人間の体内でミネラルが循環しており、海水や川の水、湧き水にも土中から染み出たミネラルが含まれています。
食塩はミネラルの一種で、岩塩は山の土中から採掘されるわかりやすい鉱物の形をしていますが、海の塩も海水に含まれたミネラル成分が結晶化したものです。海水には大地から染み出したミネラルが集約されていて、ミネラルの宝庫ともいわれています。
地球の中にある物質によって私たちの体は作られており、人間もやはり自然の一部と考えるといろいろと見えてくるものがあります。私たちの骨や歯の硬い部分は確かに岩石と似ていますし、地球環境の汚染はそのまま人体に反映もされています。
人体に必要なミネラルの代表的なものにはカルシウム・カリウム・ナトリウム・鉄等がありますが、主要なミネラルの働きと、含まれている食材、1日に必要な摂取量目安を表にまとめました。
名称 | 特徴 | 良く含まれる食品/1日当たりの摂取量目安 |
カルシウム |
人体の中で最も多いミネラル。 歯や骨をつくる。 出血予防。心臓の筋肉の収縮に関与する。 ★不足すると骨粗しょう症 |
小魚、乳製品、大豆 ◆1日あたり、600mg |
カリウム |
血圧の調整機能。ナトリウムとは補完関係にあり、カリウムイオンとナトリウムイオンの濃度差が細胞を形成させている。 ★不足すると食欲不振・倦怠感。 |
海藻・野菜・果物 ◆1日あたり、2g~4g |
鉄 |
赤血球で酸素の運搬を行う。 ★不足すると貧血 |
肉、レバー、魚介類、緑黄色野菜 |
亜鉛 |
体内の酵素の原料 ★不足すると味覚障害 |
ナッツ・海藻類 |
ナトリウム |
体内の水分の調整・補水 |
塩 |
塩素 |
胃液・消化液の原料 |
塩
|
マグネシウム |
補酵素として酵素を活性化 |
ナッツ・豆類・魚介類 ◆1日あたり400mg |
リン | 歯や骨の原料 Phバランスの調整 ★不足すると新陳代謝の低下 |
玄米・そば・肉類 ◆1日あたり、800mg |
ミネラルには、この他に、セレン・銅・クロム・マンガン・ヨウ素・モリブデン等があります。
ミネラルは体にとっては必要なものですが、過剰摂取によって重大な作用をもたらす毒にもなる物質です。私たちの体に抱えきれるミネラルの量はだいたい決まっていますので、適量のミネラルバランスを維持することが大切です。
ミネラルバランスにおいても塩は最も重要な物質です。
塩の大部分は塩化ナトリウム(Nacl)でできていますが、その他にもカリウム、カルシウム、マグネシウム等を含んでいます。塩化ナトリウム以外のミネラル含有率が高いお塩を一般的に「ミネラル豊富なお塩」と称することがありますが、含有率が高ければ良いという単純なものではなく、その塩がもつ特性をよく理解して、必要に応じて使い分けをする必要があります。
ちなみにクリスタル岩塩は塩化ナトリウム含有率99%以上の塩化ナトリウム含有率の高いお塩になります。他のミネラルがあまり含まれていない点を気にされる方もいらっしゃいますが、クリスタル岩塩の塩化ナトリウム自体がもつクオリティーの高さを活かし、その他のミネラルは、様々な食材から摂ればよいと私は考えています。クリスタル岩塩の最大の特徴は、天然の格子結晶に蓄えられている結合エネルギーと、イオン化しやすく水に溶けやすい性質です。この塩を基準の塩とし、あとは様々な食材からのミネラルをプラスしていくことで、より豊かで繊細なミネラルバランスを手にいれることができるでしょう。
世の中には様々な塩が存在します。その特徴を活かしていく、その知恵と方法を源気商會ではご紹介していきます。
塩の役割
塩の摂りすぎは高血圧に原因になるとして、減塩を意識されている方がまだまだ多いのが実情ですが、塩は適量を適切にとる「適塩(てきえん)」こそが、健康を維持するためには大事です。何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、良い塩梅に、バランス重視でいくのが良く、減塩はオススメできません。
塩が不足するとどんな症状がでてくるかを見ていきましょう。
1・新陳代謝の衰え
2・心臓の機能低下
3・腎臓の機能低下
4・食欲、性欲の減退
5・筋肉疲労、けいれん
6・皮膚のかさつき
7・骨粗しょう症
8・消化不良
9・栄養不足
あげればキリがありません。野生動物は塩を求めて、塩場に集まります。遊牧民たちは丈夫な羊を育てるために塩を与えます。塩が与えられない羊は毛並みも悪く、骨ももろくなってしまうからです。塩気が不足すると、元気がなく暗いオーラが漂い始めます。江戸時代には、気骨があって反抗心の強い牢人には塩抜きの食事を与える「塩抜きの刑」がありました。これをやられると骨抜きにされた、しおらしく、従順な罪人が誕生します。現代もその構造は同じであり、減塩キャンペーンの裏側にある事情を推察する必要がありそうです。
塩には次のような役割と働きがあります。
1・体液の浸透圧の維持
人体を構成する要素は水が約60~66%を締め、その体液は、細胞外液と細胞内液にわかれています。細胞外液にナトリウムイオンが、細胞内液にはカリウムイオンが多く存在しており、このバランスをとる機能(ナトリウム・カリウムポンプ)が働くことによって体液の浸透圧が維持され、細胞は破裂したり縮んだりすることなくその形状を維持しています。
2・アルカリ性の維持
塩は血液を弱アルカリ性に維持しています。この値はph7.4を中心に非常に狭い範囲に限定されていて、この範囲をはみ出ると痙攣や昏睡症状が現れます。
3・神経刺激を伝達する
刺激を伝達する神経細胞の細胞膜をナトリウムイオンが入る時に活性電位が発生して電流が流れ、刺激を伝えます。イオンナトリウムがないとバグが生じて、筋肉のけいれんを起こし、頭の回転が鈍くなり、痴呆症への要因ともなります。
4・栄養吸収を助ける
炭水化物は消化液によりブドウ糖に、タンパク質はアミノ酸になって、栄養として腸の粘着膜から吸収されますが、その際にナトリウムイオンとの結合がないと吸収自体がされません。栄養を体内に取り入れるためにも塩は必要不可欠なのです。
このほかにも塩は血圧を維持し、体温をあげ、筋肉を引き締め、骨や爪の原料となります。
塩は元気の源。そう言い切って良いものなのです。決して減らしてよいものではありません。
水の役割
数ある星のなかで、地球に生命が誕生さえた唯一の条件は水でした。私たち人間の体もほぼ水によって構成されており、新生児の水成分の割合は約80%です。加齢とともに徐々に水成分の割合は減っていきます。老化とは体内の乾燥に他なりません。
「水も滴る」とは、美男美女のつややかな色気を表現するもので、生命感あふれる人にはみずみずしいオーラがあります。
水は人体を構成する原料であり、代謝の触媒としての働きをしています。
生き物は代謝によってエネルギーや必要な物質を作り出していますが、代謝を行うスペースとしての水がなければ、代謝自体ができなくなってしまいます。それは死を意味しています。
水が、今、地球規模で危機に瀕しており、推計で2025年において水不足の問題に直面する人口は約97億人というデータ(世界人口白書2021)があります。水環境がその土地の文化や気風を作っていて、海に囲まれ、森林に蓄えられた豊かな水資源が、日本の暮らしや平和の礎となっているはずです。一方で、水資源が乏しい国や地域では、飢饉、飢餓、貧困を原因とする戦争が起こりやすくなります。水がない場所では、生きるためのストレスが強く、争いの要因となるからでしょう。
2019年に、アフガニスタンでアフガニスタンで灌漑工事を進めていた中村哲医師が暗殺されてしまった事件はショックでしたが、「水さえあれば・・」と考えていただろう中村医師の思いには強い共感を覚えます。
人の体内は、身を置く環境の写し鏡のように、水が汚染され不足すれば、人の体内も汚染され乾燥します。水を失った人は、そのストレスゆえに戦闘的で独善的な心理状態に陥りがちです。
水は単に飲み物ではなく、なんらかの情報伝達能力をもつ物質だという考え方もあります。それには賛否両論があると思いますが、水にはまだ解明できない不思議な部分があるという事を否定しないほうが、面白いとは思いませんか。それを利用した悪い商売はいただけませんが、水に祈りを与え、感謝をしてからいただく、という行為自体はとても良い伝統のはずです。
ある時は命の支えとなり、津波や大雨では命を奪う危険な存在ともなる水。
体調や精神面でよい影響を与え、生きる根幹をつくるために、水を大切にし、きれいなお水を日々、摂取していきましょう!
塩水健康法の始め方
第1週目:朝起き掛け、コップ一杯の塩水からはじめよう
源気商會の塩水健康法は、ヒマラヤ産クリスタル岩塩を基準の塩として、塩分濃度約0.1%~0.3%の塩水を毎日、自分の体重(kg)×30cc(60kg体重であれば、60×30cc=1800cc)の量を目安に飲みます。
まずは、朝起き掛けにコップ1杯の塩水を飲むところからはじめてみましょう。そのコツは、寝る前に朝飲む塩水を用意しておくことです。
第2週目:寝る前のコップ1杯の塩水
朝起き掛けの塩水補水が定着したら、次は寝る前にコップ一杯の塩水をプラスしましょう。寝る前にコップ一杯の塩水を飲むか、飲まないかで睡眠の質と、翌朝の目覚めの感覚が違ってきます。
第3週目:日中活動中も意識して塩水補水
朝と夜の塩水補水が定着したら、日中の活動時、食事前にも塩水補水をはじめましょう。コツは少しづつなめるように飲む、「チョビチョビ飲み」です。特にデスクワークをされている方は傍らに塩水をいれた水筒を用意することをおすすめします。
第3週が経過して、どのような体調変化があったのかを記録しておきましょう。
簡単だからこそ、続けるのが難しい
日中の塩水補水が習慣したら、次は塩水ににがりを加えたり、レモン果汁を加えて塩水をアレンジしながら、継続的な塩水補水を進めていきます。
塩水補水をはじめると肌の調子が良くなったり、血圧が安定してきたり、結果がではじめますが、気を付けなくてはならないのは調子が良くなってからです。これに慣れてしまい、ついつい塩水補水がおろそかになったり、塩水を飲むことを忘れたり、油断しがちになりますので、結果に一喜一憂せずに、継続的な塩水補水を気長に続けていきましょう。
塩水健康法よくある質問(Q&A)
1.1日にどれくらいの塩水・塩分を摂れば良いですか?
塩水の1日の摂取目安量は自分の体重(kg)×30CC 【60kg体重であれば、60×30=1800cc】です。ただし、これは目安量になりますので、機械的に毎日この量をとれば良いということではなく、活動量・発汗量の多い日には多めに摂る必要があります。活動量が少ない日は無理をしてたくさんの塩水を飲む必要はありませんが、毎日、継続的な塩水補水が必要です。
塩の量は塩分濃度0.1%から0.3%が目安になります。こちらは、1㍑に対して1gから3gの塩分になります。2リットルの塩水をとると、2g~6gの塩分を摂ることになります。これに食事で摂る塩分量を加えて1日の摂取塩分量は10g~15g程度が目安かと思いますが、体質や生活習慣により必要な塩分量は異なります。
自分の体調をよく観察し、自分の舌で感じる塩味がしょっぱく感じるのであれば塩を減らし、甘く感じるようであれば、まだ摂っても大丈夫というサインです。サインを見逃さずに、自分自身で塩加減をしていく必要があります。
厚生労働省が推奨している塩分摂取量は、成人男性で7.5g/日、女性が6.5g/日ですが、あくまでも理論値で、どんな塩なのか、どんな食材と一緒に食べるのか、は留意されていませんので、知識として認識するだけで良いと思います。
水と一緒に塩をとっていれば、塩の過剰摂取自体を体が受け付けないようになりますので、ある意味、ゆるく、良い加減で、塩分コントロールしながら、健康的で美味しい食事を楽しむ事を重視していきましょう。
2・塩水を飲んで血圧はあがりませんか?
塩には血圧を維持する働きがありますので、人によっては塩水を飲み始めると急に血圧があがる場合があります。これは体が乾いていたり、血管が固くなっていたりして、うまく塩水を受け入れる体制ができていませんので、少しづつ、体にならすようにチョビチョビ飲みをしていきましょう。塩水を適量、継続的に摂っていれば、血圧はいずれ安定していく傾向が顕著です。多くの実践者が実感しています。しかし、個人差は必ずありますので、絶対そうなるとは言い切れません。心配な方は少しづつ始めてください。
3・なぜクリスタル岩塩を勧めるのですか?
源気商會の塩水健康法の基準の塩としているのがクリスタル岩塩です。しかし、絶対にこの塩でなければいけないという事はありません。
クリスタル岩塩を勧める理由は・・
1・汚染されていない古代海水が原料
2・天然岩塩層から採掘されたそのままのお塩
3・物質的、品質的に安定している
4・水に溶けやすい
5・イオンの結合エネルギーが高く、水に溶ける際に水に伝播する
6・塩水療法用としてヨーロッパで用いられてきた歴史がある
7・当店にも、多くの実証データ・レビューが蓄積されている
8・最大の理由は「美味しい」!!
以上の観点から、当店ではクリスタル岩塩を「塩水健康法に用いる基準の塩」として考えています。クリスタル岩塩にはマグネシウム、カリウムの含有量が少ないという弱点がありますので他の食材(レモン果汁やにがり)と併用することで補います。
4・薬と一緒に塩水を飲んでも大丈夫でしょうか?
塩水健康法は塩水で体内を潤し、自己の基本的免疫力を高めることを目的とする健康法です。特定症状へのアドバイスはできませんので、その点をご理解ください。一般論としての健康法と薬の共存についての見解ですが、薬はあくまでも症状を抑え込むための対処療法であり、根本的な健康維持を目指す塩水健康法とは相容れない部分があります。薬と塩水補水を同時にすることは、アクセルとブレーキを同時に踏むのに似ています。しかし、長く服薬をしている状態からすぐに塩水だけに切り替えるとショックも大きいので、塩水補水を進めながら、徐々に薬の量を減らしていく軟着陸を目指すべきで、最終的には薬に頼らない道をさがしていきましょう。
5・塩水を摂り始めたら頻尿・下痢気味になりました
塩水を摂り始めた、初期によくある傾向です。尿や便がでて、老廃物を排出できているということは悪いことでないですが、程度問題でもあり、日常生活に支障がでるようであれば塩水の量を減らし、チョビチョビ飲みで少しづつ体に塩水をならしていってください。継続する中で徐々に症状は落ち着いてくる傾向にあります。
6・塩水を摂り始めたらむくみがひどくなりました
これもしばしばある初期段階の症状ですが、こちらのほうがやや問題は複雑な場合があります。まずは塩の量が多すぎるかもしれないので、塩の量を減らしてください。また、体内に残っている古い塩を排出するために、カリウムを積極的にとりましょう。おすすめはレモン果汁、レモン水です。また発汗も必要で、運動や入浴、低温サウナ等で発汗をうながしましょう。そのうえで塩分濃度をやや薄めにした塩水のチョビチョビ飲みから始めていきましょう。
書籍のレビュー(AmazonBOOKS)
塩水健康法(塩水療法)実施施設のご案内
塩水健康法(塩水療法)はまだまだ一般的な知識として知られていませんが、書籍をきっかけにこの方法に着目し、施術・治療の一環として塩水補水を勧めてくださってくれる鍼灸院様、クリニック様のご紹介です
塩水補水を採用していただいている治療院はこちら
特にチクチク療法普及会に所属する治療院様で塩水補水法を活用いただいています。
(すべての治療院で塩水療法を行ってはおりません。受診をご希望される方はチクチク療法普及会にお問い合わせください)
名称 | 所在地 | HP/連絡先 |
ナガタクリニック | 〒640-8362和歌山県和歌山市岡織屋小路2 | TEL:073-402-3000 |
芝山鍼灸整骨院 | 〒565-0806大阪府吹田市樫切山3-5 | チクチク治療・交通事故施術ならおまかせ|芝山鍼灸整骨院 (shibayama-jp.com) |
チクチク療法とは・・
チクチク療法は、その名の通りチクチクっとした刺激を与えて病気にアプローチする、西洋医学とも東洋医学とも違うメイド・イン・ジャパンの治療体系です。
福田―安保理論で言う「嫌なモノ反射」を利用して副交感反応を呼び起こし、自律神経を調節するチクチク刺激を、脳・脊髄につながる神経走行に着目した「デルマトーム理論」に基づいて行います。
チクチク療法では皮膚からのチクチクっとした刺激により、体内では副交感神経が活発化します。
それにより血の巡りがよくなり、またホルモンバランスが整い、代謝が亢進し、その結果、免疫力が高まり、病気に対する抵抗力が増してくるのです。
チクチク療法のめざすところは、あくまで自然治癒力を生かす治療。
つまり”きっかけ”を与える役目です。
様々なつらい症状を抱え悩んでいる方々にとって、とてもシンプルかつ安全なチクチク療法はご家庭でも簡単に取り入れていただける養生法の1つとしてお勧めです。
チクチク療法治療院一覧 | チクチク療法普及会 (chikuchikuryoho.com)
クリスタル岩塩とは
クリスタル岩塩はパキスタンの古代地層から採掘される「岩塩(がんえん)」です。
約3億年前の海水が地殻変動によって地下へ潜り、ヒマラヤ山脈の造山活動による高圧力で圧縮されたお塩です。
クリスタル岩塩の結晶は原子や分子が規則的に配列された結晶格子構造で、そこには結合エネルギーが保存されています。
クリスタル岩塩が水にとける際には、ナトリウムイオン(Na+)と塩化イオン(Cl-)の結合がとかれて、水分子により水和(水分子によって包まれます)されます。この時にクリスタル岩塩の結合エネルギーが水に伝播された電解質のイオン塩水ができます。
クリスタル岩塩は成分的には約99.1%が塩化ナトリウムのナトリウム濃度の高いお塩ですが、マグネシウム、カリウム等の微量ミネラルも含んだお塩です。クリスタル岩塩の原料は古代の海水であり、汚染されていないお塩です。
このクリスタル岩塩を水に溶かし飲むのが源気商會の塩水健康法の基本メソッドです。
古代海水の塩分濃度は人体の塩分濃度とほぼ等しい約0.9%と考えられおり、飲む塩水は飲みやすい約0.1%~0.3%を目安にしています。
クリスタル岩塩は塩水用だけでなく、食用としても大変美味しいと高評価をいただいています。普段の食事に使うことでお料理の味も一段と美味しくなります。
以上の観点から、当店は塩水健康法にはクリスタル岩塩をおすすめしています。
3タイプのクリスタル岩塩
塊で採掘されるクリスタル岩塩を機械で砕いて、約3cm約~6cmのブロックタイプ、約3~5mm程度のミルタイプ、パウダー状のパウダータイプの3タイプを用意しています。

非加熱天然水とは
当店が塩水健康法で使うお水としてお勧めしているリセットタイムは、鳥取県で採水される非加熱のアルカリ天然水です。市販の天然水のほとんどは殺菌のために加熱処理がされていますが、採水、ろ過のみでパッケージされています。
亜硝酸態窒素という土壌にふくまれる窒素成分検出量がゼロであり、水質の良さを証明しています。
信楽焼イオンボトルはコチラから

レモン果汁について
イタリア・シチリア産のレモン果汁100%です。濃縮還元していない搾汁したままのレモン果汁の美味しさを体験してください。
ナトリウムとパランスをとる物質はカリウムであり、カリウムを多く含んだレモン果汁は塩水健康法では重要です。ナトリウムの摂りすぎが気になる場合はレモン果汁をとるとナトリウムが排出されやすくなります。
携帯ソルトケース
毎日ポケットにクリスタル岩塩をいれて持ち歩き、疲れたら舐め、ペットボトルの水を買った時にはお塩を溶かして塩水補水がおすすめです。
クリスタル岩塩取り扱い店舗
◇健康美容関連
・まさと治療院(東京)
・ナガタクリニック(和歌山)
・芝山鍼灸整骨院(大阪)
◇自然食品店
・zero waste shop BETTER(大分)
◇飲食店
・鉄板焼き 知喜多(横浜)
・Cucina Cono(愛知)
・信州大黒屋(長野)
・いんぼすこ神宮前店(東京)
・とんかつ田中(横浜)
新規お取引について
クリスタル岩塩はヒマラヤ産岩塩の中でも最も希少な岩塩であり、ピンク岩塩と比べても圧倒的に日本での取扱量は少ないお塩になります。
クリスタル岩塩の販売や、原料提供につきましては、こちらからお問い合わせください。クリスタル岩塩以外の岩塩も取り扱っております。
※Amazon他モール出品用のお取引についてはお断りをさせていただきます。