コロナ感染に十分に注意しながら、15日から17日にかけて愛知にある実家に里帰りし、母の新盆をすませてきました。
うちの実家は高温記録地で有名な岐阜県多治見市に隣接し、夏の暑さは猛烈なのですが、今年は特にヤバかったです。そんな猛暑の中、16日の日曜日、2キロの鉄アレイを両手にもってワッシワッシと、実家の近所に広がる田園地帯や山道を大汗かきながらひたすらに歩きました。午前と午後で合計3時間半くらいは歩いたでしょうか。日差しはきつかったですが、山道の木陰や田園を抜ける風が心地よく、無心で歩くことで日頃のストレスがやわらぐのを感じました。
小中高とサッカーを続け、夏の炎天下にむちゃくちゃ走った記憶がカラダの奥にまだあるようで、夏にはジリジリと焼かれて大汗をかきたいという衝動にかられるのです。
熱中症にはならないよう、携帯ソルトの岩塩を舐め、ニガリとクリスタル岩塩を溶かした塩水を補給していましたので、バテることもなく、夜にはバスケの夏合宿から帰還した中2の姪と30秒間の腹筋対決をして敗れはしたものの、その差は1回と53歳にしては健闘しました。
歩いて大汗をかいた後は、バスソルトをいれた湯にしっかりと浸かっています。入浴中は、顔からはブワーっと最初は脂っぽい汗が、それから徐々に水っぽい汗がしたたり落ちるので、今まさに老廃物がデトックスされておるのだろうな!!と思いながら、湯浸かりしているオヤジですが、これは是非、綺麗な人にやってもらいたいものです。
大汗をかくと気持ちいい!!のはなぜか?
今、ある武道家が書いた書籍を読んでいるのですが、現代人の多くは「気血」が胸から上の頭につまって逆行している「気逆」の状態で生活していると指摘する箇所に、そのヒントを見つけました。
中医学では病気の原因は「気滞(きたい)、気虚(ききょ)、気逆(きぎゃく)」にあると考えるそうで、頭や首、肩などの特定部分に気が「気滞(きたい)」し、腰から下の足のほうまで気が回らずに「気虚(ききょ)」の状態になると、気血が頭にのぼる「気逆(きぎゃく)」になる!!なんとも、わかりやすいです。
自分もPC作業が多いので普段は「気逆」の状態にあり、無心で歩くことで気が足に下がって、なんか落ち着くのだろうなと、これを読んで合点しました。また、大汗をかくことで溜まった気を吐き出しているのではないだろうか、とも思いました。
気血を全身に巡らすこと。これは健康のヒントになると思います。1日の一定時間はPCやスマフォから身を離し、裸足で地面を感じて歩いたり、四股を踏んで、大汗をかく事を今後も続けていこうと思っています。是非、ご一緒に実践してみませんか!!
17日、浜松サービスエリアに立ちよった歳に観測史上最高の41.5度を記録したという事を知り、記念にパチリ。