自分にあった塩と出会うには

自分にあった塩と出会うには

「推し塩」を見つけよう!!

最高の塩はない

運営しているネットショップでは、岩塩や海塩、様々なお塩を販売しているのですが、塩水健康法に使う「基本のお塩」としては当店ではヒマラヤ産のクリスタル岩塩をおすすめしています。※これについては別ブログで書いていますので、参照してください。

塩において最高の塩というのは存在しておらず、このお塩でなければダメということもありません。素晴らしいお塩はたくさんあります。お客様からどんなお塩を選べば、「自分にあった塩」と出会えるかという質問をいただくことがあり、今日はこれについてご紹介しようと思います。

「推し塩」をみつけましょう!

塩を大別すると海塩と岩塩にわけられます。製法によっても違いはありますが、ザックリと海塩と岩塩の違いを説明すると、含まれるマグネシウム(にがり分)の比率が、海塩が高く、岩塩は低くなります。

天日塩生産の様子

このほかに微量ミネラルといわれる、ナトリウム以外のカリウム、カルシウム、鉄分等の含有率も海塩のほうが多く含まれています。

これをもって、海塩のほうが優秀という論をもつ方もいらっしゃいますが、岩塩にも良さはあり、様々なシチュエーションで使いわけながら、自分の「推し塩」を3品くらいもっていると良い塩使いができるのではないかと、私は考えています。

ミネラルによって変化する塩の味

塩は塩化ナトリウムを主体に他のミネラルがくっついて結晶を構成していますが、味にもたらす影響としては、

ナトリウム :塩辛さ
マグネシウム:苦味
カリウム  :酸味

と分類することができます。このミネラルのハーモニーに、食材がプラスされると、更に複雑な化学変化が口内で起こることになります。お塩によって食材の旨味が変化するわけは、このミネラルとの掛け合わせにあります。

体質によっても異なる「合う塩」

体質や生活習慣によっても、「合う塩」は変わってきます。冷えやすく、陰性、野菜類を好んで食べる方はカリウムを多く摂るので、良質なナトリウムを含む岩塩を有効に使うとバランスがとれると思いますし、肉類が好きで、血圧が高め、活動的という陽性の方は、カリウム、マグネシウムを豊富に含む海塩を試してみると、自分の食生活に「合う塩」が見つかるかもしれません。

体の中にスーッと入っていく感覚が大事

塩に関する知識を蓄えながらも、結局は自分の舌が美味しいと思えるお塩が、その人にとっての「推し塩」であり「合う塩」です。体調や生活習慣の変化によって「浮気」も良いと思います。なんとなくでも、自分の体にスッと入っていくな、という感覚があれば、それは相性の良いお塩です。私は普段はクリスタル岩塩を基本に使っていますが、焼き塩や海塩も使うことで、より豊かな塩ライフを楽しんでいます。意外な塩が素晴らしい働きをすることもあって、そういった発見自体が面白いですね。

是非、皆さんも自分の「推し塩」見つけてください!!!

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