パキスタンと下町ロケット

2日目のパキスタンでは工場の機械をバラして、徹底清掃と部品の交換を行いました。

 

 

 

ここまでやらないと日本人は納得しないよ!というポイントをややオーバーアクションにお伝えしたつもりです。

 

 

はじめは戸惑っていた現地の工員ですが、共に重いものを運んだり、機械の汚れを落とすうちに雰囲気もでてきて、「あれとって!」と日本語で話しても通じるようになります。

 

 

目と身振りです。目はいろいろなものを伝えることを改めて感じました。

 

 

応急処置を加えながら問題点を洗い出し、本日はここがベストだろうというところまで追い込んで整備してから、テスト粉砕を行いました。

 

 

きれいなクリスタル岩塩が気持ちよく粉砕されて出てきます。

「これだよ!これ!」

 

 

工員たちも出来上がる塩のクオリティーにいつもと違う感触を感じているのがわかりました。

「今までで一番ですね。」と友人も声をかけてくれます。

 

 

一気に問題解決かと思われたのですが、残念ながら主力のパウダーに完全ではない点が見受けられ、やや落胆。

夕暮れが沈むころ、明日の改善点を確認して本日のテストを終えました。

 

 

心地よい疲れを感じながらパキスタン人の友人との帰路、彼が日本のドラマで「下町ロケット」が好きだという話になりました。

 

 

「何回も失敗があって、その後成功があるというのが良いですね、土井さん。」

 

 

そう、今日は完全な成功ではありませんでしたが、明らかな前進があり、

彼がそういう気分を「下町ロケット」というドラマを持ち出して私に伝えたいということがよくわかりました。

 

 

パキスタンの下町で、こんなことをしていようとは夢にも思っていなかった5年前。

じゃあ、5年後は?予想もできないのが自営業の醍醐味かもしれません。