ガンジーの塩の道

「ガンジーの塩の行進」

 

 

世界での凶暴性がますます増しているように感じます。暴力がすぐ近くにまで迫っているような不安。昨日放映されていたテレビでは米国の大統領候補がライフル銃を乱射し、その銃身にまいた脂身だらけのベーコンを焼いて食するという意味のわからないパフォーマンスを得意げに披露していました。

 

 

アメリカだけではありません。SNSに日々投稿されるパレスチナやシリアの民の惨状。その暴力の映像にだんだんと感覚が麻痺してくるような恐ろしさを感じます。

 

 

暴力が肯定される時代。今の若い世代は「マハトマ・ガンジー」という偉人のことを知っているのでしょうか。最近読んだ本にガンジーにふれた一説があり、そういえば「ガンジー」というワードを最近目にしたり、耳で聞くことがないな、とふと思ったのです。

 

 

私たち昭和世代にとってガンジーは偉人であるとともに、その風貌やガンジーという言葉の響きによって、近しきアイドルでもありました。

 

 

英国の植民地支配から脱するために「非暴力」を説いてインドの民を率いたリーダーです。

彼がとった抗議行動として有名なのが「塩の行進」ですが、これは「塩の製造自由化」を求めるものでした。

(塩の行進をするガンジーと賛同者たち)

 

1900年当時、イギリス人が英国産輸入塩を持ち込むとインドの製塩業は衰退し、インド人が使う塩を貧窮させることでインド人の活力、産業力を奪っていったのです。

 

 

この英国産食塩の専売制に反対する抗議行動として、インド東海岸に向けて「塩の行進」を開始し、賛同した人々とともに海岸についたガンジーはそこで製塩作業を開始したのです。結局その製塩所はイギリスによって排除されてしまいますが、

 

 

ガンジーは塩こそ、国家の活力の源であることを知っていたのでしょう。

 

 

現在の日本人はどうでしょう。本物の塩から遠ざけられて、砂糖と添加物まみれにされているのです。私は陰謀論に対しては懐疑的ですが、これは見えない服従化のための戦略ではないかと考えることがあります。

 

 

塩をとらず砂糖だらけになった人間は弱体化するからです。

弱体化した人間はそれを補うために凶器をとりやすくなるでしょう。

 

 

ガンジーはきっと塩に満ち足りた壮健な身体と心をもっていたのだと思います。

 

 

「マハトマ・ガンジー」。是非、この偉人に再びスポットライトがあたり、小学生、中学生にとって近しい偉人に返り咲くことを願ってやみません。

 

 

本日も丁寧・元気によい1日をお過ごしください。