畑からできる点滴

米国西部の田舎町、有機農法のぶどう畑で働く青年が汗だくの作業中に持参のペットボトルを取り出してゴクゴク飲み干しました。彼のペットボトルの中身は水500ミリリットルに大さじ2杯のハチミツとわずかな塩を加えて、ライムをたっぷり搾ったもの。「自家製ハチミツ水は畑でできる点滴だよ。」と彼が教えてくれたそう。

 

市販のイオン飲料には人工甘味料が過剰にふくまれていて、常飲すると急性糖尿病になるペットボトル症候群が指摘されています。ハチミツは基本的に果糖の割合が大きいので膵臓に負担をかけず、血糖値を一定以上には高めないとされています。

 

果糖が多く、結晶化しにくいハチミツの代表はアカシアです。水に溶けやすく味は上品で、新鮮な柑橘の風味を邪魔しません。鉄分などのミネラルをしっかりと補給したい場合はそばや栗といった色の濃いハチミツ。寒気がしたら昔から風邪薬とされるバターのようなコクがある菩提樹のハチミツを。常温でも冷やしても美味しく、整腸作用も期待できるようです。

(今朝の朝日新聞 エッセイスト 前田京子氏 「はちみつ活用法」から 要約引用)

 

ハチミツと天然塩、柑橘系の果汁だけで作った「畑からできる点滴」、オーガニックなスポーツ飲料を飲むことが日本でも広まるといいですね。