取材現場で見た漁師たち ― 塩水と太陽が育てる、漁師の肌と暮らし ―

取材現場で見た漁師たち ― 塩水と太陽が育てる、漁師の肌と暮らし ―

 

⚓取材現場で見た漁師たち

― 塩水と太陽が育てる、漁師の肌と暮らし ―

船酔いと戦力外通知、それでも得たもの

映像制作会社に勤めていた頃、漁業関係の取材で何度か現場に足を運びました。漁業の取材は早朝3時や4時起きが当たり前。
船に揺られながらカメラを回すのですが、船に弱い私は、すぐに“戦力外通知”を受けることに…。
他のスタッフが平気な顔でご飯を食べる中、船酔いに耐えるつらさは今でも忘れられません。それでも、漁村の活気や風情に触れたことは、かけがえのない経験でした。

屈強な漁師たちと、なめし皮のような肌

漁師たちは屈強で、船の上ではまるで庇護者のように頼もしい存在。
特に印象的だったのが、彼らの肌。よく日に焼けているのに、なめし皮のように艶やかで、強靭なバリアをまとっているようでした。

「サーファーにアトピーはいない」って本当?

日焼けや潮風は肌に悪いとされがちですが、太陽と海水にさらされ続けた肌には、むしろ強さと美しさを感じます。
「サーファーにアトピーはいない」という都市伝説もありますが、私の周りのサーファーたちは確かに元気で、肌もきれい。
紫外線が肌に有害なのは事実ですが、海水が皮膚に付着してコーティングすることで、紫外線のダメージを緩和しているのかもしれません。
先日テレビで見た“日焼けが趣味”という方は、日焼けの際に霧吹きでこまめに水を吹きかけていました。肌が湿っていないと、ただれてしまうそうです。まるで“焼肉理論”ですね。

漁師の暮らしは塩水健康法そのもの

漁師の肌が艶やかで強いのは、海水によるコーティングだけでなく、日々の労働による発汗、魚介類から摂る良質なたんぱく質、そして体内の塩水循環が整っているからではないでしょうか。
そう考えると、漁師の暮らしそのものが「塩水健康法」。自然の中で働き、食べ、汗をかく。これこそが、健やかな肌と体をつくる秘訣なのかもしれません。

日本の漁業に、明るい未来を

日本の漁業を取り巻く環境は年々厳しくなっていますが、漁村の活気、美味しい魚介類はまさに日本の宝。
これからも漁業に良い未来が訪れることを願っています。

うまい魚、海の近くで食べたい!!

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