お盆休みはあっという間に終わってしまいました。みなさんはどんなお盆休みを過ごされましたか?
私はほぼ自宅に籠って、仕事をしたり、本を読んだり、Youtube動画などを見て過ごしました。有益な情報発信をしてくれているYoutuberさんは有難い存在ですね。ビジネスの啓蒙系、節約術、投資術などいろいろと見たのですが、そのなかでも「ゆるキャラ」という言葉を生み出したことで有名な「みうらじゅん」氏の動画が私にとっては一番面白いものでした。↓
【高橋弘樹vsみうらじゅん】損するのが楽しい!ゆるキャラ産みの親…67歳で見つけた幸福論【ReHacQ】
滑稽さをまといながらの物事のとらえ方がシャープで、だらだらとした世間話のような話術に引き込まれ、ところどころにポロっとでてくる名言・迷言に関心したり、大笑いしたりでした。そこにホッと救われるような慈悲のようなものも感じたのです。ユーモアとは、精神を防御する盾のようなものかもしれません。
氏が提言する「アウト老」とか「年齢が60歳を過ぎたら、全部同一年齢にしてしまう」とか、酒場で盛り上がりそうな話題は事欠かないのですが、今の自分にとって一番刺さったのは**「仕事は副業」**という言葉でした。この後に、「本業はうんこしたり、ごはん食べたりすることじゃないですか・・。」という言葉が続くのですが、本当にそうだな!!と私には思えたのです。
仕事を本業に、暮らしを副業のようにしてしまうことはよくあると思うからです。
幸せはバランス|暮らしと仕事の良い塩梅
仕事とは、突き詰めると「お金を稼ぐ」ことだと思うのですが、幸せになるための仕事やお金に苦しまされることもあり、そういう時は、「働くって、何なの?」という気持ちになります。
少なく働いて、少ない金額で豊かに暮らすこともできるし、多く働いて、多く稼いでも満たされない場合もあるはずです。自分も慎ましやかな身の丈の生活ができれば良いと思いながら、仕事では大きな成果(利益)を出したいと、相反することをやっていたりするので、たまにふっと、こんなに働く必要はあるのかな?と思う時があります。
収支のバランスをとっていくのが経営者の務めですが、暮らしの収支を黒字化させていくことが幸せ度をあげるためには必要です。
暮らしの黒字化とは、単に生活費が事足りているという経済的な側面だけでなく、幸せだと思える感情がネガティブな感情に勝って、健康的で前向きであると定義しましょう。
そのなかで一番大事な要素は「時間」ではないでしょうか?
1日のなかで、楽しい、うれしい、落ち着くというような「快」を感じる時間を収益とし、逆に、つまらない、悲しい、イライラする、などの「不快」な時間を損益と仮定して、快の収益が不快の損益をうわまっていれば、暮らしの収益は黒字で、まあまあ幸せな状態だといえます。
損益の時間は絶対にゼロにはならないもので、損益は利益を生み出すために必要なものと考えることもできます。
人生の過程においては、損益の時間が必要な時期もあると思います。例えば、受験とか、修行とか、下積みなど、どちらかというと苦しく退屈な時間を積み重ねなければならない試練の時です。
若いうちは、マイナス収支であってもよいと思うし、それはきっと巻き返す時期がきます。
ただ、私のようなこれから老年期を迎えようとする年齢であれば、黒字がうっすら勝っているくらいが幸せなような気がします。頑張りすぎも危険だし、病気や精神を病んでマイナス時間が積み重なると、体力面でも気力的にも挽回が難しくなってくるからです。
暮らしの収支とは、感情の収支ともいえるもので、感情の収支を黒字化していけば、副業である仕事にも好影響を与えるという、逆算の発想です。
感情の収支を黒字化する方法|時間・お金・習慣
では、感情の収支を黒字化するために必要な要素は何でしょうか?
まず1番大切なのが時間と定義しましたが、お金も大事な要素になります。ただ、お金を得るためには時間を使わなければならないので、どちらが大事かを天秤にかけることになります。時間とお金の関係を良い塩梅にすることは、目下、私自身が取り組んでいる課題でもあります。
もうひとつ必要不可欠かつ重要なのが「習慣」だと思います。
1・健康的な食事
2・適度な運動
3・適度な睡眠
これらを習慣として手にいれるだけで、感情の収支は大きく変わってきますし、こういった習慣が備わっている人は、一時期、マイナス収支になってとしても、いずれ巻き返す基礎体力があると言ってよいでしょう。
逆にこの習慣がない人は、苦労して積み上げた資産や環境を防御しきれないリスクを抱えています。せっかく、マイナスの時間を積み上げて獲得したものを一気に吐き出してしまう要因には、病気や精神的な不調、事故、人間関係のトラブルがあります。こういったマイナス要因を引き寄せてしまうのが「悪い習慣」です。
かくいう私自身も、今よりも時間的にも精神的にも働いていた会社員時代は、暮らしという本業をおろそかにしていたために、感情の収支バランスが崩れてしまい、常に不安でイライラし、結果として家族との大事な時間を無駄にしてしまった痛い経験をしています。
そこから抜け出せたきっかけは、皮肉にも「失業」という強烈なリスクカードだったのですが、これが結果的に余計なもの(いらないプライド・意味が見いだせない労働時間・心地よくない人間関係など)を強制的に断捨離してくれました。私は正社員という社会的地位と、仕事を失いましたが、有り余る時間を得たことで、人生を見直し、家族との時間を取り戻し、再出発をはかることができたのです。
いらないものを捨てて、大事なものだけにフォーカスするには、勇気も根気もいりますが、仕事が本業と思って頑張っていても満ちていない、感情収支がマイナス状況であるなら、「仕事は副業」という言葉はそれを打開するヒントになるのではないでしょうか?
仕事を良くしようとするなら、まずは正業である暮らしから変えてみればよいのです。
暮らしを整えるヒントは『塩梅』にあり
暮らしをメインディッシュ、仕事を塩と例えるなら・・
塩を利かせすぎない、塩辛いちょっと手前くらいでとどめるのが良い塩梅であるように、メインディッシュが美味しくなる仕事加減を、特に若い人には意識してもらって、幸せな人生を歩んでほしいと思っています。
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