塩水と余白──加齢とともに向き合う、静かなセルフケア

塩水と余白──加齢とともに向き合う、静かなセルフケア

原因不明の違和感と、塩水というシンプルな処方

年齢を重ねるにつれ、「なんとなく頭が重い」「腰が痛い気がする」といった、原因のはっきりしない違和感に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、そんな日があります。そんな時の私の対応は、いたってシンプル。

塩水を飲んで、寝る。

これだけで、ほとんどの不調はリカバリーされます。

もちろん、血行を促すために温めたり、消化の良い食事をとったり、入浴やマッサージ、音楽でリラックスすることも心がけていますが、基本は「内側を塩水で満たす」「外側を温める」「しっかり休む」。薬は、基本的には使いません。

違和感を無視しない、余力を残す生き方

日々のちょっとした違和感を大切にするようになってから、無理をしなくなりました。

疲れていない元気な時間を、日中どれだけ維持できるか──それが、仕事やプライベートの質を高めてくれると感じています。

若い頃は、深酒や激しい運動に陶酔するような日々もありました。でも今は、定速で風景を眺めながら走るベテランライダーのように、毎日の出来事をじっくりと受け止め、余力を残して過ごすようになりました。

生活に必要なのは「余白」

静かな時間をどう過ごすか──これは、これからの老齢期に向けた大きな課題であり、豊かさの鍵でもあります。

塩水は、そんな「余白」の象徴のような存在かもしれません。

栄養素や固形食品をせっせと摂りすぎると、内臓は疲れ、体は酸化していきます。逆に余白が過剰すぎると、スカスカな人体になってしまう。だからこそ、バランスが大切。

人生も人体も、「余白」と「構成物」、「陰」と「陽」のバランスをどうとるかが、健康と幸福の鍵なのではないでしょうか。

まとめ──塩水とともに、静かな豊かさを育む

日々の違和感に耳を傾け、無理をせず、余力を残して生きる。塩水は、そんな静かなセルフケアの象徴です。

これからの人生を、どう豊かにしていくか──そのヒントは、余白の中にあるのかもしれません。

塩水で内側を満たし、静かな時間を慈しみながら、心と体のバランスを整えていきましょう。

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