私たち源気商会チームの一員であり、今は独立をして当社のコンサル役を担ってくれている毛木宏美さんが代表を務めるフードパントリーえんむすびの食品頒布会にスタッフとして参加してきました。
毎月1回開催で、今回で17回目となりました。
今回はこども家庭庁から託されたお米の配布も重なって、物量的にもかなりボリュームのある食材を各ご家庭に配布しました。
フードパントリーえんむすびの支援対象はひとり親世帯なので、食品の配布のみならず、この場に来ることで子育ての重荷を一瞬でも軽くすることができるように、子供たちが遊べる場所を毎回提供し、保護者の方とはボランティアスタッフが話をする時間を設けています。
毎月1回の開催を楽しみにきてくれる子供たちもいて、なかには「ハゲのおじさんが遊んでくれるところ」と覚えてくれている子もいます。私の顔を見るとうれしそうに笑って、トコトコと来て私の膝に座り、お母さんの用事がすむのをじっとまつ男の子。そんな時間がもてることで、私自身も癒され、優しい気持ちになれるのです。
毛木さんの地道な広報活動によって、大学生や、地元企業がCSR活動の一環で参加しくれたり、毛木さんの義理のお父様とご友人が手伝いに来てくれたりと、スタッフ間の交流も多世代で豊かになりつつあります。
食品を取りに来てくれる方には丁寧に接し、気持ちよく帰っていただくために、細かな気配りをしているので準備は大変です。少しでも、手伝ってくれる方がいると、そこに良い変化が生まれる事を感じます。不定期でも、ちょっと手伝ってくれる方の輪が広がり、その中から活動のコアメンバーになってくれる人材がでてきてくれればいいな、と願っています。
この日も、旦那様が急逝され二人のお子さんを育てられている方から、「子供たちが頑張って学校に行き、元気にやってくれているので、私も主人の分まで頑張らねばと、なんとかやっています。ほんとにこの場所に助けられています。ありがとうございます。」と話をしてくれました。みなさん、いろいろな事情があるなかで一生懸命に生きていらっしゃる。わずかでもその支えになり、明日へのエネルギーチャージになっているのならば・・。
これからも、 えんむすびを中心に、いろいろなストーリーが生まれるはずです。もしかすると、この場に来てくれている子供たちが将来スタッフとして支えてくれる日がくるかもしれない。そんな事を考えながら、ボランティア活動をしています。
この日、源気商会からはうちの庭で採れたミカンを提供させていただきました。
代表の毛木宏美さん
軽トラをだしてくれた叔父様達、助かりました
厚木の公民館で開催しています
こどもたちの遊びスペース
スタッフの反省会、次回の準備についても話し合います
源気商会からは朝に収穫したミカンを提供させていただきました