究極の免疫セルフケア(体液編)

究極の免疫セルフケア(体液編)

「快便」でないと幸せの境地になれないというのが人の宿命。と、思う事がある。

今年の2月に、母を3か月間の自宅療養を経て看取った際に、「食べる事、消化する事、排泄する事」この三つの力が弱まることで命の灯が消えていく事を実感した。

人の形状を単純化すると、口から肛門までつながる管であり、その管がスッキリとした状態なのが元気な状態だ。この管に詰まりや爛れ(ただれ)があれば、途端に人生は憂鬱なものになるのだろう。

その詰まりや爛れを解決してくれる味方は「体液」なので、体液の原料となる塩水を毎日摂取している。

先日、ご紹介させていただいた松本恒平氏の「究極の免疫セルフケア」(飛鳥新書)も、この体液にスポットをあて「脳せき髄液」の重要性について説いていた。

臓器の中でも最も「塩水」を必要とするのが「脳」であり、脳が塩水不足を起こすと様々な弊害がでる。

脳には様々なバグ=脳老廃物が発生するが、この脳老廃物を「脳せき髄液」が睡眠中に洗い流してくれている!というボストン大学の研究がある。

こちらが、睡眠中に脳内の毒素を脳せき髄液が洗い流しているMRI画像。

 

画像出典(https://www.hatsuratsu.me/suimin-busoku-nou/?fbclid=IwAR1ftQYF2mjlmSocUGI0WaCPjaOFqGEaZ1fWHvJYZUtU11ABRKKy5-oWfvY)

ボストン大学の動画はコチラ


ノンレム睡眠時にこの働きがあるということなので、やはり、脳疲労を取るためには質の高い睡眠と塩水補給が必要だという事なのだろう。朝起きた時に、目覚めスッキリであれば、脳のバグが睡眠中の「脳せき髄液」の洗浄によって洗い流されており、どんよりとしていればそれが不完全という事らしい。

ちなみに寝る前に、塩水を一杯ゆっくりと口に含むようにして飲むとぐっすりと眠れるので、不眠気味の方は導眠剤に頼る前に是非、試していただきたい。
白湯に塩を溶かしたものでも良し。要は体の中を潤してからベッドにつくことが肝要なのだ。

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