塩の常識を見直す医師

最近、「減塩って本当に必要なのか？」という疑問を持つ方が増えています。医師の中にも、積極的に塩を摂ることをすすめる先生がいらっしゃいます。

白澤卓二医学博士の著書『すごい塩』（あさ出版）には、塩の摂り過ぎについて次のように書かれています：

塩の摂り過ぎは血圧を上げると多くの人が信じていますが、逆に言えば塩の主成分であるナトリウムが血圧を維持しているということです。必要なナトリウム量が得られないと、血圧が保てなくなり、生命維持に支障をきたします。
人間にとって塩は不足することはあっても、過剰になる状態は起きにくいものです。塩を摂りすぎても自然に喉が渇き、水分を必要とし、余分な塩は尿とともに排出されます。健康な腎臓があれば、塩分が体に蓄積することはありません。

未病・不定愁訴と塩分不足

なんだか体がだるい、調子が悪い──そんな未病の状態や、病院に行っても原因がわからない不定愁訴の場合、塩分と水分が足りていない可能性があります。

そのような時は、塩の摂取量を少しずつ増やしてみることがおすすめです。
一気に増やすのではなく、朝と就寝前に薄い塩水を飲む習慣から始めましょう。

塩水は血圧を安定させるだけでなく、胃腸の働きを活発にし、お通じもよくなります。

夏野菜と塩の相性

夏になると、夏野菜に塩をかけて食べると美味しく感じるのも自然なこと。

カリウムはナトリウムを細胞外に押し出す働きがあり、カリウムが豊富な夏野菜を塩と一緒に食べるのは理にかなっています。

熱中症と水中毒の注意点

熱中症対策として「水分を十分に補給してください」と言われますが、水だけでは不十分です。

水だけを飲むと、体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きによって、水分が体に浸透せず外に排出されてしまいます。

この時、貴重な塩分も一緒に失われ、体はその状態での塩分濃度を保とうとするため、水の補給を受け付けなくなってしまいます。

「水中毒」とは、塩分を摂らずに水だけを大量に摂取することで起こる中毒症状。
低ナトリウム症やけいれんを引き起こし、重篤な場合は命に関わることもあります。

特に抗精神病薬を服用している方は、水中毒のリスクが高まるため注意が必要です。

和食の朝食で熱中症予防

和食の朝食は、熱中症対策に非常に有効です。

• 味噌汁：塩分と水分の補給
• 梅干し：塩分とクエン酸の補給
• ごはん：淡水化物によるエネルギー補給

テレビのアナウンサーが「水分を十分に補給してください」と呼びかけるたびに、
「必ず塩と一緒に、水分を補給してください」と言ってくれる日を待ち続けています。

6月は特に体が暑さに慣れておらず、熱中症になりやすい季節です。
十分な塩分と水分補給で、しっかりと対策していきましょう！

 

～源気商会がおすすめするアイテム～

源気商会では「塩水健康法（えんすいけんこうほう）」を推奨しています。興味のある方はこちらのアイテムからおススメしています。

①塩水健康法お試しセット
お試しで体験できる岩塩と計量スプーンのセット



②クリスタル岩塩500gパウダー
一番使いやすい、クリスタル岩塩の送料無料アイテム

③一番人気、クリスタル岩塩を使用した無添加の白だし