初夏のさわやかさも束の間、これから蒸し暑い梅雨を迎えます。
もうすでに梅干しを漬けたという方も多いと思いますが、今年はクリスタル岩塩で梅干しをつけた!つけてみよう!というお声を多くいただいています。
もうこのお塩でなければダメという方もいらっしゃるのですが、何が違うかというと・・
塩分濃度を濃いめにしても「嫌なしょっぱさにならない!」というところが一番のポイントのようです。
マクロビオティック料理教室「草のダイニング」の高梨先生は、クリスタル岩塩で梅干しをつける場合の塩分濃度は20%を推奨されています。
それって、お塩入れすぎじゃないですか!!という反応をいただく事が多いのですが、我が家でも同じような濃いめの塩分濃度で梅干しを作ります。
今は、なにやら甘い梅干しやら、減塩梅干しやらの技巧派がもてはやされますが、まさにストレート勝負の梅干しです。
梅干し漬けにおいて、カビは大敵ですが、まず、クリスタル岩塩20%でつけた梅干しは途中でかびる可能性はほとんどありません。
梅干しとは本来は塩蔵の保存食であり、冷蔵庫にいれておかないといけない梅干しというのは本来の姿ではありません。
しっかりとした塩分濃度でつけた梅干しは養生や手当にも用いることができて、常備しておくだけで安心なもの。ちょっとした不調には「梅番茶」がおすすめです。
できれば、梅とクリスタル岩塩だけでつけた「クリスタル梅干し」を作ることが来年の目標でもあります。
とりあえず、今年は自家製でがんばります。
これを書いていたら無性に梅干しが舐めたくなり唾がでてきました。