塩水健康法ブログ

ジューンブライドと塩

ジューンブライドと塩

6月は「ジューンブライド」の季節。その由来には諸説があるようですが、ヨーロッパの農繁期である、3月から5月は結婚どころではなく、結婚禁止令がでたこともあったそうです。 農繁期をすぎ、ちょっと人心地つける6月に結婚をするカップルが多かったために「6月の花嫁」が祝福されることになったという説は、なるほど!と思わせるものがあります。 ヨーロッパの6月は梅雨の日本とは違い、天候も良いことから祝福ムードを高めるにも良いのかもしれません。 源気商会でも、ご結婚の引き出物にお塩を選んでいただけるケースが少しづつ増えて、喜んでいます。 【源気商会のオリジナル、お塩の引き出物】 スペインの昔話に、3人の姫が父親の王に、それぞれどのくらいの愛情をもっているかを表現するのに、長女は「金の指環とおなじくらい好き」と言い、次女は「真珠の首飾りより、もっと好き」と言ったのですが、三女である姫は「わたしはお父様がお塩と同じくらい好きです。」と言ってしまったことで王の怒りを買い、追放されてしまう話があります。 追放された姫は、隣国に落ちのび、そこで隣国の王子に気に入られその花嫁となるのですが、その結婚式の席上で、父親である王が、塩がどれほど大切なものかを知ることで、娘の愛情の深さに気づいて仲直りをするという話です。 今でも多くの父親は、自分の娘から「お父上の事は塩と同じくらい好き」と言われたならば、微妙な感じになるでしょうが、塩は生きていく上で無くてはならないものであり、裏を読めば、「命ほどに大切だ」というメッセージにもなるわけです。   結婚式の引き出物で人気なのはスィーツなのでしょうが、お塩の引き出物には含蓄もあって、なかなか粋なセレクトではないかと思っています。   お塩を選んでいただき、ご結婚された「6月の花嫁」に塩のような愛情が末永く注がれますように!!

ジューンブライドと塩

6月は「ジューンブライド」の季節。その由来には諸説があるようですが、ヨーロッパの農繁期である、3月から5月は結婚どころではなく、結婚禁止令がでたこともあったそうです。 農繁期をすぎ、ちょっと人心地つける6月に結婚をするカップルが多かったために「6月の花嫁」が祝福されることになったという説は、なるほど!と思わせるものがあります。 ヨーロッパの6月は梅雨の日本とは違い、天候も良いことから祝福ムードを高めるにも良いのかもしれません。 源気商会でも、ご結婚の引き出物にお塩を選んでいただけるケースが少しづつ増えて、喜んでいます。 【源気商会のオリジナル、お塩の引き出物】 スペインの昔話に、3人の姫が父親の王に、それぞれどのくらいの愛情をもっているかを表現するのに、長女は「金の指環とおなじくらい好き」と言い、次女は「真珠の首飾りより、もっと好き」と言ったのですが、三女である姫は「わたしはお父様がお塩と同じくらい好きです。」と言ってしまったことで王の怒りを買い、追放されてしまう話があります。 追放された姫は、隣国に落ちのび、そこで隣国の王子に気に入られその花嫁となるのですが、その結婚式の席上で、父親である王が、塩がどれほど大切なものかを知ることで、娘の愛情の深さに気づいて仲直りをするという話です。 今でも多くの父親は、自分の娘から「お父上の事は塩と同じくらい好き」と言われたならば、微妙な感じになるでしょうが、塩は生きていく上で無くてはならないものであり、裏を読めば、「命ほどに大切だ」というメッセージにもなるわけです。   結婚式の引き出物で人気なのはスィーツなのでしょうが、お塩の引き出物には含蓄もあって、なかなか粋なセレクトではないかと思っています。   お塩を選んでいただき、ご結婚された「6月の花嫁」に塩のような愛情が末永く注がれますように!!

ペストと塩アンチョビ

ペストと塩アンチョビ

14世紀のヨーロッパにおいて、全人口の半分を死に追いやったのがペストです。その死者数は7500万人とも言われ、人類の歴史の中で最も猛威をふるった感染症でした。 猖獗を極めたヨーロッパにおいて、ペストの影響を受けなかった小さな漁村があり、フランス領、スペイン国境近くにあるコリウールというこの村では、アンチョビ漁が盛んに行われていました。 【現在のコリウール】 ここで捕れるアンチョビは、大西洋でとれるものよりも小型で脂肪が少なく味が良かったため、コリウールの塩漬けアンチョビーは世界一とも言われていました。 村全体がこの作業に関わっており、男たちが穫ってきたアンチョビを塩につけて1ヶ月おき、その後、女性たちが頭と腸を取り除いて3枚におろし、塩と魚が交互になるように樽に詰めました。 その作業には大量の塩の備蓄が必要であり、この塩が村人をペストから救ったというのが有力な説です。 コリウール村ではペストは流行りませんでした。塩が村全体の抵抗力をあげていたからと考えられます。   最近、減塩を疑う識者や医師の書籍が注目され、少しづつ「適塩」の重要性に気づく人が増えていることを感じます。 中世ヨーロッパのペストにも打ち勝った「塩」は、現代人の抵抗力を増すためにも必要なはずです。

ペストと塩アンチョビ

14世紀のヨーロッパにおいて、全人口の半分を死に追いやったのがペストです。その死者数は7500万人とも言われ、人類の歴史の中で最も猛威をふるった感染症でした。 猖獗を極めたヨーロッパにおいて、ペストの影響を受けなかった小さな漁村があり、フランス領、スペイン国境近くにあるコリウールというこの村では、アンチョビ漁が盛んに行われていました。 【現在のコリウール】 ここで捕れるアンチョビは、大西洋でとれるものよりも小型で脂肪が少なく味が良かったため、コリウールの塩漬けアンチョビーは世界一とも言われていました。 村全体がこの作業に関わっており、男たちが穫ってきたアンチョビを塩につけて1ヶ月おき、その後、女性たちが頭と腸を取り除いて3枚におろし、塩と魚が交互になるように樽に詰めました。 その作業には大量の塩の備蓄が必要であり、この塩が村人をペストから救ったというのが有力な説です。 コリウール村ではペストは流行りませんでした。塩が村全体の抵抗力をあげていたからと考えられます。   最近、減塩を疑う識者や医師の書籍が注目され、少しづつ「適塩」の重要性に気づく人が増えていることを感じます。 中世ヨーロッパのペストにも打ち勝った「塩」は、現代人の抵抗力を増すためにも必要なはずです。

嬉しいメール

嬉しいメール

昨夜、嬉しいメールをいただきました。以前、コンサルタントをしていただいた女性・Sさんからのご結婚の報告です。 Sさんとは一度も実際にお会いしたことがなく、メールと電話だけのやりとりでしたが、売り上げ苦戦が続いた1年半前に効果的なアドバイスをいくつかいただき、一緒に売り上げがあがることの喜びを共有し、文面や電話での対応の「誠実」さに、好感を感じていた方でした。 残念ながら、その後新たな道を踏み出すべく退社をされたのを機に担当が外れましたが、退職後も当店のお塩を定期的に購入していただくなど、交流が続いています。 実際にお会いしたことがなくとも、波長があって、相手へのシンパシーを感じ、その方の幸せを素直に喜べることにインターネットの力があります。 インターネットに虚像を書き込むことはできますし、実際それを見破ることが難しく、これを悪用する輩もいるわけですが、SNSやホームページを通じて旧友と再会をはたしたり、新たなビジネスパートナーとの出会いがあったり、ここ数年はインターネットの恩恵を受けて生活する自分がいます。 私が今行っている塩の販売もリアル店舗はありません。お塩をご注文いただくお客様は、画像と文章から当店を「信じて」貴重なお金をだしてくれることに、奇跡のような思いをいだく事があります。 また、お買い上げいただいたお客様から温かい励ましのお言葉をいただいたり、単にモノをやりとりするだけの関係ではなくなる場合もあります。 私は人と会って話をするのが好きですし、正直、ネット販売の味気なさや不確かさに落ち込む事もあるのですが、昨日の嬉しいメールを読みながら、会わなくてもつながることのできるネットの可能性をもう少し自分なりに探求してみようという思いをもちました。 それには何が必要か? 誠実なコンテンツの積み重ね、質と量。そこに賭けていくしかないな、と思っています。 お客様との交流のきっかけとなる注文確認メールや、フォローメール。ひとつひとつのページのメッセージをもう一度見直そうと思っています。   Sさん、メールをありがとうございます。幸せなご家庭を築いてください。 そして、機会があれば、一度是非お会いしてみたいものです。

嬉しいメール

昨夜、嬉しいメールをいただきました。以前、コンサルタントをしていただいた女性・Sさんからのご結婚の報告です。 Sさんとは一度も実際にお会いしたことがなく、メールと電話だけのやりとりでしたが、売り上げ苦戦が続いた1年半前に効果的なアドバイスをいくつかいただき、一緒に売り上げがあがることの喜びを共有し、文面や電話での対応の「誠実」さに、好感を感じていた方でした。 残念ながら、その後新たな道を踏み出すべく退社をされたのを機に担当が外れましたが、退職後も当店のお塩を定期的に購入していただくなど、交流が続いています。 実際にお会いしたことがなくとも、波長があって、相手へのシンパシーを感じ、その方の幸せを素直に喜べることにインターネットの力があります。 インターネットに虚像を書き込むことはできますし、実際それを見破ることが難しく、これを悪用する輩もいるわけですが、SNSやホームページを通じて旧友と再会をはたしたり、新たなビジネスパートナーとの出会いがあったり、ここ数年はインターネットの恩恵を受けて生活する自分がいます。 私が今行っている塩の販売もリアル店舗はありません。お塩をご注文いただくお客様は、画像と文章から当店を「信じて」貴重なお金をだしてくれることに、奇跡のような思いをいだく事があります。 また、お買い上げいただいたお客様から温かい励ましのお言葉をいただいたり、単にモノをやりとりするだけの関係ではなくなる場合もあります。 私は人と会って話をするのが好きですし、正直、ネット販売の味気なさや不確かさに落ち込む事もあるのですが、昨日の嬉しいメールを読みながら、会わなくてもつながることのできるネットの可能性をもう少し自分なりに探求してみようという思いをもちました。 それには何が必要か? 誠実なコンテンツの積み重ね、質と量。そこに賭けていくしかないな、と思っています。 お客様との交流のきっかけとなる注文確認メールや、フォローメール。ひとつひとつのページのメッセージをもう一度見直そうと思っています。   Sさん、メールをありがとうございます。幸せなご家庭を築いてください。 そして、機会があれば、一度是非お会いしてみたいものです。

ヴァイキングと塩ダラ

ヴァイキングと塩ダラ

中世ヨーロッパでは捕鯨が行われ、塩浸けのクジラ肉は、カトリック教徒が肉食を禁止される金曜日においても、例外的に食せる「肉」として重宝されていました。   新鮮な鯨肉は金持ちの口にしか入らなかったため、貧者に行き届くのは、塩漬けされた「クラスポワ」という、クジラの脂身の切り身でした。   クジラの脂身に塩を浸透させることは難しく、樽に詰めて強く圧力をかける必要がありましたが、これにとって代わったのが、白身の底魚である「タラ」でした。タラは脂身が少なく、表面に塩をまぶしておくだけで塩漬けにすることができたため、塩ダラはヨーロッパ各地に広がっていきました。   タラは北方の海にしかおらず、北方では海水から塩を作る製塩ができなかったため、塩ダラ交易の鍵を握ったのがヴァイキングたちでした。   ヴァイキングたちの活動拠点のひとつが、フランス北部に流れるロワール川河口にあるノーワールムーティエ島でした。ここには天然の塩の干潟があり、この塩がタラを塩漬けするために用いられました。ただ、フランスでも北方に位置するこの干潟では、製塩の効率があがらなかったため、人工池を複数作って天日乾燥させるようになりました。   この人工池での製塩の流れをくむのが、日本でも人気の高い「ゲランドの塩」です。9世紀から10世紀ごろに、製塩のためにフランス沿岸や、スペイン南部に人工池が作られて、塩の生産量が増大していきました。   今でもこの地方では、四角に整備された塩田で、塩職人たちの手によって、昔ながらの天日塩が作られています。 ゲランドの塩田 塩ダラ市場は莫大な利益を生んだため、ヴァイキングたちがこれを独占しようと海路ルートをおさえ、塩の生産にも関わった記録が残っています。塩ダラ交易で一儲けを企んだヴァイキングの企みが、この塩を生んだのかもしれません。

ヴァイキングと塩ダラ

中世ヨーロッパでは捕鯨が行われ、塩浸けのクジラ肉は、カトリック教徒が肉食を禁止される金曜日においても、例外的に食せる「肉」として重宝されていました。   新鮮な鯨肉は金持ちの口にしか入らなかったため、貧者に行き届くのは、塩漬けされた「クラスポワ」という、クジラの脂身の切り身でした。   クジラの脂身に塩を浸透させることは難しく、樽に詰めて強く圧力をかける必要がありましたが、これにとって代わったのが、白身の底魚である「タラ」でした。タラは脂身が少なく、表面に塩をまぶしておくだけで塩漬けにすることができたため、塩ダラはヨーロッパ各地に広がっていきました。   タラは北方の海にしかおらず、北方では海水から塩を作る製塩ができなかったため、塩ダラ交易の鍵を握ったのがヴァイキングたちでした。   ヴァイキングたちの活動拠点のひとつが、フランス北部に流れるロワール川河口にあるノーワールムーティエ島でした。ここには天然の塩の干潟があり、この塩がタラを塩漬けするために用いられました。ただ、フランスでも北方に位置するこの干潟では、製塩の効率があがらなかったため、人工池を複数作って天日乾燥させるようになりました。   この人工池での製塩の流れをくむのが、日本でも人気の高い「ゲランドの塩」です。9世紀から10世紀ごろに、製塩のためにフランス沿岸や、スペイン南部に人工池が作られて、塩の生産量が増大していきました。   今でもこの地方では、四角に整備された塩田で、塩職人たちの手によって、昔ながらの天日塩が作られています。 ゲランドの塩田 塩ダラ市場は莫大な利益を生んだため、ヴァイキングたちがこれを独占しようと海路ルートをおさえ、塩の生産にも関わった記録が残っています。塩ダラ交易で一儲けを企んだヴァイキングの企みが、この塩を生んだのかもしれません。

ローマ人の醤油

ローマ人の醤油

サラダの語源 春野菜が美味しくなる季節です。春野菜に含まれる苦味成分には、冬の間にためこんだ脂肪や老廃物を排出させるデトックス効果があるようです。   古代ローマ人も野菜の苦味を消すために塩をふり、これが「塩をふる」を意味する「サラダ」の語源となりました。   紀元前2世紀に書かれた田園生活の実践書には、キャベツの食べ方がすでに紹介されています。     [キャベツを刻み、荒い、乾かして塩か酢をふりかける。これ以上健康的なものはない。]     客人を招いての食卓には、友情の固めの象徴となる「塩」が置かれました。塩がなければ、それは敵意を感じさせる行為となったそうです。 古代ローマでは薬だった塩 ローマの料理の中心は魚料理であり、塩漬けの魚の流通はローマに大きな利益をもたらしました。 ギリシャの医学者、ガレノスは塩、塩づけの魚には食品であると同時に薬としての効果があることをその著作に記しています。   塩漬け製品は「サルサメントゥム」と呼ばれ、(「サル」は塩を意味しています。) 「サルサメントゥム」の中でも、塩漬け魚を用いて作られたソースが「ガルム」です。   ガルムは発酵した魚のソースであり、ベトナムのニョクマムと通じるものがあります。   言わば、ローマ人の醤油のような調味料であり、様々な料理に用いられました。   当時の医者たちは、ガルムは瓶詰めした塩漬け魚と同じ、健康に良いあらゆる成分があると考えました。ガルムは薬として、消化不良や傷のように明らかに塩が効く症状に対してだけでなく、坐骨神経痛、結核、偏頭痛に処方された記録が残っています。   ローマ帝国が消えるとともに、ガルムも地中海から姿を消しました。   ガルムは塩を使った発酵食品であり、日本の味噌、醤油にも通じるものがあります。本物の味噌と醤油が健康に良いと着目している人が最近増えてきており、これは間違った「減塩神話」を打ち破る、良い兆候であると、塩おやじは思っております。   ※参考文献 「塩の世界史」中公文庫...

ローマ人の醤油

サラダの語源 春野菜が美味しくなる季節です。春野菜に含まれる苦味成分には、冬の間にためこんだ脂肪や老廃物を排出させるデトックス効果があるようです。   古代ローマ人も野菜の苦味を消すために塩をふり、これが「塩をふる」を意味する「サラダ」の語源となりました。   紀元前2世紀に書かれた田園生活の実践書には、キャベツの食べ方がすでに紹介されています。     [キャベツを刻み、荒い、乾かして塩か酢をふりかける。これ以上健康的なものはない。]     客人を招いての食卓には、友情の固めの象徴となる「塩」が置かれました。塩がなければ、それは敵意を感じさせる行為となったそうです。 古代ローマでは薬だった塩 ローマの料理の中心は魚料理であり、塩漬けの魚の流通はローマに大きな利益をもたらしました。 ギリシャの医学者、ガレノスは塩、塩づけの魚には食品であると同時に薬としての効果があることをその著作に記しています。   塩漬け製品は「サルサメントゥム」と呼ばれ、(「サル」は塩を意味しています。) 「サルサメントゥム」の中でも、塩漬け魚を用いて作られたソースが「ガルム」です。   ガルムは発酵した魚のソースであり、ベトナムのニョクマムと通じるものがあります。   言わば、ローマ人の醤油のような調味料であり、様々な料理に用いられました。   当時の医者たちは、ガルムは瓶詰めした塩漬け魚と同じ、健康に良いあらゆる成分があると考えました。ガルムは薬として、消化不良や傷のように明らかに塩が効く症状に対してだけでなく、坐骨神経痛、結核、偏頭痛に処方された記録が残っています。   ローマ帝国が消えるとともに、ガルムも地中海から姿を消しました。   ガルムは塩を使った発酵食品であり、日本の味噌、醤油にも通じるものがあります。本物の味噌と醤油が健康に良いと着目している人が最近増えてきており、これは間違った「減塩神話」を打ち破る、良い兆候であると、塩おやじは思っております。   ※参考文献 「塩の世界史」中公文庫...

パキスタン最終日(のはず・・・)

パキスタン最終日(のはず・・・)

SNSをのぞくと日本の桜の咲加減が良い具合で、はやく桜を愛でたいな~。久しぶりにビールも飲みたいな~。と思う塩おやじ。   本日はパキスタン滞在の最終日。のはずです。何もなければ・・・。   今回のパキスタン行きは開店前の2012年以来、4年ぶりのことでした。4年のうち、商売になるかならないかわからないものが少しづつ可能性を広げてきたのですが、この先10年のことを考えると、原点に返る必要がありました。   ここ2週間は配送倉庫の移転も同時に行い、お店も開店休業中なので売り上げをたてることができない「穴」は正直痛いのですが、跳ぶ前に屈めという気持ちで思い切って時間とお金を使いました。   実際に成果が現れるのはもう少しあとですが、今回は来て正解だと思っています。   日本では多くのお店がパキスタン産の岩塩をヒマラヤ岩塩として販売していますが、実際に現地を訪れ、採掘場所から生産現場を見て、生産現場の環境改善にまで関わる業者はそうはいないでしょう。   岩塩粉砕工場の工員と塩おやじ   パキスタンの岩塩にも質の良いものから悪いものまで様々ありますし、加工の仕方ひとつでまたその品質も違ったものになってしまいます。   我が源気商会は小さくとも、最高級の素材、最高の生産体制をもって、安心、安全なパキスタン産の食用岩塩を提供していく店舗として独自のブランディングを行っていきます。   帰国したら、いろいろと頑張らなくてはいけません。   日本の商売の言葉に「3方良し」という言葉があります。うちは日本で売り上げを作りつつ、これをパキスタン原産地の環境改善にフィードバックしていこうと思っています。善意のボランティアではありません。3方が良くなければ、継続的な商売はできないからです。   もうすぐ、上質なヒマラヤ産クリスタル岩塩の原料供給も可能になります。   源気商会では品質の高い原料のみ取り扱います。写真はクリスタル岩塩の原石。     ご興味のある方はお気軽に当店までお問い合わせください。 よろしくお願いします。

パキスタン最終日(のはず・・・)

SNSをのぞくと日本の桜の咲加減が良い具合で、はやく桜を愛でたいな~。久しぶりにビールも飲みたいな~。と思う塩おやじ。   本日はパキスタン滞在の最終日。のはずです。何もなければ・・・。   今回のパキスタン行きは開店前の2012年以来、4年ぶりのことでした。4年のうち、商売になるかならないかわからないものが少しづつ可能性を広げてきたのですが、この先10年のことを考えると、原点に返る必要がありました。   ここ2週間は配送倉庫の移転も同時に行い、お店も開店休業中なので売り上げをたてることができない「穴」は正直痛いのですが、跳ぶ前に屈めという気持ちで思い切って時間とお金を使いました。   実際に成果が現れるのはもう少しあとですが、今回は来て正解だと思っています。   日本では多くのお店がパキスタン産の岩塩をヒマラヤ岩塩として販売していますが、実際に現地を訪れ、採掘場所から生産現場を見て、生産現場の環境改善にまで関わる業者はそうはいないでしょう。   岩塩粉砕工場の工員と塩おやじ   パキスタンの岩塩にも質の良いものから悪いものまで様々ありますし、加工の仕方ひとつでまたその品質も違ったものになってしまいます。   我が源気商会は小さくとも、最高級の素材、最高の生産体制をもって、安心、安全なパキスタン産の食用岩塩を提供していく店舗として独自のブランディングを行っていきます。   帰国したら、いろいろと頑張らなくてはいけません。   日本の商売の言葉に「3方良し」という言葉があります。うちは日本で売り上げを作りつつ、これをパキスタン原産地の環境改善にフィードバックしていこうと思っています。善意のボランティアではありません。3方が良くなければ、継続的な商売はできないからです。   もうすぐ、上質なヒマラヤ産クリスタル岩塩の原料供給も可能になります。   源気商会では品質の高い原料のみ取り扱います。写真はクリスタル岩塩の原石。     ご興味のある方はお気軽に当店までお問い合わせください。 よろしくお願いします。