塩水健康法ブログ

パキスタンの塩製造機職人

パキスタンの塩製造機職人

飛行機に乗れなかったことでいただいた貴重な時間ということで、残りの仕事を片付けることにしました。   うまくいっていない現在の機械をリニューアルすることにし、その工作をしてくれる職人さんを探しにまた下町の工場街へ出向きました。    今回の職人さんには以前も1度お願いしており「腕は確か」ということです。     息子と二人、手早く見積もりをして「1週間」で仕上げると言ってくれました。    「いやいや、パキスタンの1週間は10日だからね。」と混ぜ返すと「いや、1週間もいらないぞ。」と力強い応答です。  工場と作業場とのアクセスも近いのでアフターフォローもしてくれそう。   この親父さんの腕に我が源気商会の命運がかかっていると言っても過言ではありません。    なんとなく顔つきを見てこの親父さんなら大丈夫そう。と思いました。頑固な職人そのもの。    腕も体もちゃんとした仕事をしているオーラがあります。(昨日のおっさんたちはいい加減そうだったからな~) たのんますよ、親父さん!!      飛行機に乗れなかった時は落胆しましたが、結果オーライ。    「インシャーアッラー(神が望みたもうなら)」なのかもしれません。

パキスタンの塩製造機職人

飛行機に乗れなかったことでいただいた貴重な時間ということで、残りの仕事を片付けることにしました。   うまくいっていない現在の機械をリニューアルすることにし、その工作をしてくれる職人さんを探しにまた下町の工場街へ出向きました。    今回の職人さんには以前も1度お願いしており「腕は確か」ということです。     息子と二人、手早く見積もりをして「1週間」で仕上げると言ってくれました。    「いやいや、パキスタンの1週間は10日だからね。」と混ぜ返すと「いや、1週間もいらないぞ。」と力強い応答です。  工場と作業場とのアクセスも近いのでアフターフォローもしてくれそう。   この親父さんの腕に我が源気商会の命運がかかっていると言っても過言ではありません。    なんとなく顔つきを見てこの親父さんなら大丈夫そう。と思いました。頑固な職人そのもの。    腕も体もちゃんとした仕事をしているオーラがあります。(昨日のおっさんたちはいい加減そうだったからな~) たのんますよ、親父さん!!      飛行機に乗れなかった時は落胆しましたが、結果オーライ。    「インシャーアッラー(神が望みたもうなら)」なのかもしれません。

パキスタンと下町ロケット

パキスタンと下町ロケット

2日目のパキスタンでは工場の機械をバラして、徹底清掃と部品の交換を行いました。       ここまでやらないと日本人は納得しないよ!というポイントをややオーバーアクションにお伝えしたつもりです。     はじめは戸惑っていた現地の工員ですが、共に重いものを運んだり、機械の汚れを落とすうちに雰囲気もでてきて、「あれとって!」と日本語で話しても通じるようになります。     目と身振りです。目はいろいろなものを伝えることを改めて感じました。     応急処置を加えながら問題点を洗い出し、本日はここがベストだろうというところまで追い込んで整備してから、テスト粉砕を行いました。     きれいなクリスタル岩塩が気持ちよく粉砕されて出てきます。 「これだよ!これ!」     工員たちも出来上がる塩のクオリティーにいつもと違う感触を感じているのがわかりました。 「今までで一番ですね。」と友人も声をかけてくれます。     一気に問題解決かと思われたのですが、残念ながら主力のパウダーに完全ではない点が見受けられ、やや落胆。 夕暮れが沈むころ、明日の改善点を確認して本日のテストを終えました。     心地よい疲れを感じながらパキスタン人の友人との帰路、彼が日本のドラマで「下町ロケット」が好きだという話になりました。  ...

パキスタンと下町ロケット

2日目のパキスタンでは工場の機械をバラして、徹底清掃と部品の交換を行いました。       ここまでやらないと日本人は納得しないよ!というポイントをややオーバーアクションにお伝えしたつもりです。     はじめは戸惑っていた現地の工員ですが、共に重いものを運んだり、機械の汚れを落とすうちに雰囲気もでてきて、「あれとって!」と日本語で話しても通じるようになります。     目と身振りです。目はいろいろなものを伝えることを改めて感じました。     応急処置を加えながら問題点を洗い出し、本日はここがベストだろうというところまで追い込んで整備してから、テスト粉砕を行いました。     きれいなクリスタル岩塩が気持ちよく粉砕されて出てきます。 「これだよ!これ!」     工員たちも出来上がる塩のクオリティーにいつもと違う感触を感じているのがわかりました。 「今までで一番ですね。」と友人も声をかけてくれます。     一気に問題解決かと思われたのですが、残念ながら主力のパウダーに完全ではない点が見受けられ、やや落胆。 夕暮れが沈むころ、明日の改善点を確認して本日のテストを終えました。     心地よい疲れを感じながらパキスタン人の友人との帰路、彼が日本のドラマで「下町ロケット」が好きだという話になりました。  ...

帰国できず!毎日がエイプリルフール的なパキスタン

帰国できず!毎日がエイプリルフール的なパキスタン

本日パキスタン滞在は最終日ということで、工具や材料の調達に『工具街』に出かけました。小さな工具の専門店や、板金屋、機械工作屋が軒を並べ、さながらスターウォーズにでてくるロボットや宇宙船のジャンク品を売る村のようです。 パキスタンの機械工作屋、私(日本人)が付いていったことで一気に交渉金額が上がってしまった!!   人も車もロバも忙しそうにかけづって、暗い掘っ立て小屋のような機械工作屋では鉛筆をなめながら得体のしれない大型工作をする男たちがいます。   いるだけでエネルギーがとられるような場所であり、悪いタイミングでトイレにも行きたくなって落ち着きません。結局、近所のモスクのトイレをお借りしてことなきを得ました。     工具一個を買うのにもとてもエネルギーを使うのがパキスタンです。     本日は2回目の粉砕テストを行い、現時点での方策は固まったように見えました。 完璧な成果には届かずともとは、ベストは尽くした3日間、あとは成田行きの飛行機に乗るだけ、成田空港に着いたらまずビールが飲みたいなあなどと考えておりましたが、 そうは問屋がおろさないのがパキスタンです。     今更何を言っても仕方がないので詳細は省きますが、飛行機に乗れませんでした!! 日本では信じられないことが起こるのがパキスタンです。   単車にノーヘルメットで4名で驚くなかれ、乳児を含めて6名乗りというのが目撃したところでは最多記録!!   3日後の出発になります。いろいろな方々にご迷惑をおかけします。 申し訳ありません。、     パキスタンよ・・・。頼むよ・・・マジに・・・。

帰国できず!毎日がエイプリルフール的なパキスタン

本日パキスタン滞在は最終日ということで、工具や材料の調達に『工具街』に出かけました。小さな工具の専門店や、板金屋、機械工作屋が軒を並べ、さながらスターウォーズにでてくるロボットや宇宙船のジャンク品を売る村のようです。 パキスタンの機械工作屋、私(日本人)が付いていったことで一気に交渉金額が上がってしまった!!   人も車もロバも忙しそうにかけづって、暗い掘っ立て小屋のような機械工作屋では鉛筆をなめながら得体のしれない大型工作をする男たちがいます。   いるだけでエネルギーがとられるような場所であり、悪いタイミングでトイレにも行きたくなって落ち着きません。結局、近所のモスクのトイレをお借りしてことなきを得ました。     工具一個を買うのにもとてもエネルギーを使うのがパキスタンです。     本日は2回目の粉砕テストを行い、現時点での方策は固まったように見えました。 完璧な成果には届かずともとは、ベストは尽くした3日間、あとは成田行きの飛行機に乗るだけ、成田空港に着いたらまずビールが飲みたいなあなどと考えておりましたが、 そうは問屋がおろさないのがパキスタンです。     今更何を言っても仕方がないので詳細は省きますが、飛行機に乗れませんでした!! 日本では信じられないことが起こるのがパキスタンです。   単車にノーヘルメットで4名で驚くなかれ、乳児を含めて6名乗りというのが目撃したところでは最多記録!!   3日後の出発になります。いろいろな方々にご迷惑をおかけします。 申し訳ありません。、     パキスタンよ・・・。頼むよ・・・マジに・・・。

イスラム教の基礎知識(シーア派とスンニ派)

イスラム教の基礎知識(シーア派とスンニ派)

パキスタンで足止めを食っているうちに時間ができたので、少し勉強した内容を備忘録的にまとめます。   インドが負けると大喜びのパキスタン人   現在、お世話になっているパキスタン人の友人は「イスラム教徒」ですが、このイスラムにも様々な宗派があります。     彼はイスラム教でもスンニ派と呼ばれる宗派で、パキスタン人の多くはスンニ派です。     これに対してシーア派と呼ばれる宗派が多数を占める国としてはアフガニスタンやイランがあり、対してスンニ派の国としてはサウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタールなどがあります。     過去に3回戦争を行っているパキスタンとインドはあまり仲が良いとは言えません     今週はクリケットの世界大会が行われており、パキスタンは早々と敗退してしまいましたが、強国インドが準決勝で敗れる波乱があり、パキスタン人の友人家族は大喜びをしていました。   インドのパブリックビュー 日本のサッカーでの盛り上がりと同じ感じなのでしょう   パキスタンはインド、アフガニスタン、イランと接しているわけですが、インドがシーア派国であるアフガニスタン、イランと共同してスンニ派のパキスタンに対抗しているという意識が強いらしく、シーア派に対してもやはり良い感情はもっていないようです。     シーア派、スンニ派は預言者ムハンマドの後継者をめぐる対立から袂をわけたのですが、シーア派、スンニ派の中にもまた細かい派閥があり、複雑怪奇な関係性が作られています。     スンニ派の親分 サウジアラビア「サウジ家のアラビア」 スンニ派の親分的な存在は莫大なオイルマネーを有するサウジアラビアですが、サウジアラビアは「サウジ家のアラビア」であり、国会も国政選挙もなく、サウジ家の財産によって国を賄っているような特殊な国です。サウジ家の国教はスンニ派ハンバリー学派と呼ばれるものでイスラム原理主義です。最近、問題になっているイスラム国やアルカイーダと近く、ごく大雑把に整理するとハンバリー学派でも急進的なワッハーブ派の中からでてきた集団ととらえることができるそうです。    ...

イスラム教の基礎知識(シーア派とスンニ派)

パキスタンで足止めを食っているうちに時間ができたので、少し勉強した内容を備忘録的にまとめます。   インドが負けると大喜びのパキスタン人   現在、お世話になっているパキスタン人の友人は「イスラム教徒」ですが、このイスラムにも様々な宗派があります。     彼はイスラム教でもスンニ派と呼ばれる宗派で、パキスタン人の多くはスンニ派です。     これに対してシーア派と呼ばれる宗派が多数を占める国としてはアフガニスタンやイランがあり、対してスンニ派の国としてはサウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタールなどがあります。     過去に3回戦争を行っているパキスタンとインドはあまり仲が良いとは言えません     今週はクリケットの世界大会が行われており、パキスタンは早々と敗退してしまいましたが、強国インドが準決勝で敗れる波乱があり、パキスタン人の友人家族は大喜びをしていました。   インドのパブリックビュー 日本のサッカーでの盛り上がりと同じ感じなのでしょう   パキスタンはインド、アフガニスタン、イランと接しているわけですが、インドがシーア派国であるアフガニスタン、イランと共同してスンニ派のパキスタンに対抗しているという意識が強いらしく、シーア派に対してもやはり良い感情はもっていないようです。     シーア派、スンニ派は預言者ムハンマドの後継者をめぐる対立から袂をわけたのですが、シーア派、スンニ派の中にもまた細かい派閥があり、複雑怪奇な関係性が作られています。     スンニ派の親分 サウジアラビア「サウジ家のアラビア」 スンニ派の親分的な存在は莫大なオイルマネーを有するサウジアラビアですが、サウジアラビアは「サウジ家のアラビア」であり、国会も国政選挙もなく、サウジ家の財産によって国を賄っているような特殊な国です。サウジ家の国教はスンニ派ハンバリー学派と呼ばれるものでイスラム原理主義です。最近、問題になっているイスラム国やアルカイーダと近く、ごく大雑把に整理するとハンバリー学派でも急進的なワッハーブ派の中からでてきた集団ととらえることができるそうです。    ...

パキスタンに足りないものは・・・

パキスタンに足りないものは・・・

今回のパキスタン行きの大きな目的は原料生産のクオリティーを上げるということです。   現在はパキスタンから入った原料を日本国内で検品してから製品パッケージをしているのですが、ここのところ食品加工の原料に使いたいというご要望をいただくことが続き、これに応えるとなると日本の検品では供給が追いつかないのでパキスタン国内でよい原料を完結して作る環境を整えようということです。     本日、工場を見て課題がはっきりしました。どれも解決可能なものばかり、ひとつひとつを丁寧にクリアーしていけば良いことがわかりましたが、ひとつ驚いたのは機械をメンテナンスする際に使う布地が柄物ばかりで、これでは汚れをちゃんとふき取ったかが良くわからないので「白いタオル」はないのかと探したのですがない・・。お店に買いに行ってもない・・。日本の大工センターで一束いくらで売っているダスターがないのです。結局、白いバスタオルを購入してカットすることにしました。   篩を修理しているところ   他にも暑さ湿気対策等いろいろとやらなくてはいけないことが満載でなのですが、その問題点を現地で働いている方々に理解してもらい、自発的で改善に取り組んでもらう事が必要ですが、日本のスタンダードを知らない彼らには言葉で伝えてもなかなかピンとこないようです。     明日は応急措置を含めてできる範囲の改善をして実際に原料を作ることにします。 まずは模範演技を見せるということです。     きっとわかってもらえると信じております。     おまけですが、工場からの帰り道のラッシュアワーはデンジャラスな風情で、割り込み、すり抜け当たり前で全員がレースをしているような爆走状態です。見ているとハラハラなのですが、もしかしてこれは楽しんでいるのかなと思われる部分もあり・・ アドレナリンが出ているラッシュアワー   パキスタンに足りないものは白いタオルと、車のゆずいあい。かもしれんと思う塩おやじでした。

パキスタンに足りないものは・・・

今回のパキスタン行きの大きな目的は原料生産のクオリティーを上げるということです。   現在はパキスタンから入った原料を日本国内で検品してから製品パッケージをしているのですが、ここのところ食品加工の原料に使いたいというご要望をいただくことが続き、これに応えるとなると日本の検品では供給が追いつかないのでパキスタン国内でよい原料を完結して作る環境を整えようということです。     本日、工場を見て課題がはっきりしました。どれも解決可能なものばかり、ひとつひとつを丁寧にクリアーしていけば良いことがわかりましたが、ひとつ驚いたのは機械をメンテナンスする際に使う布地が柄物ばかりで、これでは汚れをちゃんとふき取ったかが良くわからないので「白いタオル」はないのかと探したのですがない・・。お店に買いに行ってもない・・。日本の大工センターで一束いくらで売っているダスターがないのです。結局、白いバスタオルを購入してカットすることにしました。   篩を修理しているところ   他にも暑さ湿気対策等いろいろとやらなくてはいけないことが満載でなのですが、その問題点を現地で働いている方々に理解してもらい、自発的で改善に取り組んでもらう事が必要ですが、日本のスタンダードを知らない彼らには言葉で伝えてもなかなかピンとこないようです。     明日は応急措置を含めてできる範囲の改善をして実際に原料を作ることにします。 まずは模範演技を見せるということです。     きっとわかってもらえると信じております。     おまけですが、工場からの帰り道のラッシュアワーはデンジャラスな風情で、割り込み、すり抜け当たり前で全員がレースをしているような爆走状態です。見ているとハラハラなのですが、もしかしてこれは楽しんでいるのかなと思われる部分もあり・・ アドレナリンが出ているラッシュアワー   パキスタンに足りないものは白いタオルと、車のゆずいあい。かもしれんと思う塩おやじでした。

深夜2時、熱烈歓迎的なラホール空港

深夜2時、熱烈歓迎的なラホール空港

成田を1時間遅れで発ったパキスタン航空機が14時間のフライトを終えてパキスタンのラホール国際空港に辿りついたのは深夜1時半でした。     乗客のほとんどはパキスタン人と中国人。日本人らしき乗客は見当たりません。     特に北京から乗り込んできた中国人の数は多く、ここでも中華パワーを見たような気がしました。     ラホール空港へ今回お世話になるパキスタン人の友人が迎えにきてくれる手はずになっていました。 深夜の到着は予想されていたので、まあ空港におりたてば人影もまばらではぐれることもあるまいとタカをくくっていたのですが、入国審査を終えて空港を出ると熱気をはらんだ群集が柵の向こう側に列をなして待ち構えておりました。     その中に友人の姿を探すのですが、「いない・・・」。皆同じような顔つきなのでもう一度見渡すが「いない・・・」     やや呆然と空港玄関で立ちすくんでいると、今、到着したらしきパキスタン人の乗客たちが玄関から出てきます。そのたびに列をなしていた人の輪から花をもち目を潤ませた関係者たちが彼らに走りより抱擁し合っています。 玄関を出てすぐのこのエリアは「熱烈歓迎、再会抱擁の場」らしく、そのためにわざわざスペースをあけているようでした。   ラホール空港の歓迎スペース   玄関を出てすぐそんなことばかりが起きているとなかなか次の人がでてこれないので設けられたスペースと見受けれます。そこで抱擁の儀式を済ませた家族たちは退場し、また次の抱擁がはじまるといった形です。あまりその高揚が長いと長銃をかかえた警官が早くこの場を去れと、人の流れをさばいています。   再会の度にピンクの花びらが宙を舞い、感極まった人たちの高揚が深夜2時の空港前玄関で充満しておりました。 友人の姿がないので、しばしその情景をスマフォで撮影。     そのうちに携帯がつながって友人と合流、深夜の道を走って友人宅にたどり着いたのは3時をすぎていました。 途中、警官に車をとめられ、パスポートを提示しました。「いや、深夜でも警戒がすごいね。」と友人に話しかけると、「日曜日に公園で自爆テロがあり、70人近くが亡くなりましたので、警戒を強めているところです。」という説明。  ...

深夜2時、熱烈歓迎的なラホール空港

成田を1時間遅れで発ったパキスタン航空機が14時間のフライトを終えてパキスタンのラホール国際空港に辿りついたのは深夜1時半でした。     乗客のほとんどはパキスタン人と中国人。日本人らしき乗客は見当たりません。     特に北京から乗り込んできた中国人の数は多く、ここでも中華パワーを見たような気がしました。     ラホール空港へ今回お世話になるパキスタン人の友人が迎えにきてくれる手はずになっていました。 深夜の到着は予想されていたので、まあ空港におりたてば人影もまばらではぐれることもあるまいとタカをくくっていたのですが、入国審査を終えて空港を出ると熱気をはらんだ群集が柵の向こう側に列をなして待ち構えておりました。     その中に友人の姿を探すのですが、「いない・・・」。皆同じような顔つきなのでもう一度見渡すが「いない・・・」     やや呆然と空港玄関で立ちすくんでいると、今、到着したらしきパキスタン人の乗客たちが玄関から出てきます。そのたびに列をなしていた人の輪から花をもち目を潤ませた関係者たちが彼らに走りより抱擁し合っています。 玄関を出てすぐのこのエリアは「熱烈歓迎、再会抱擁の場」らしく、そのためにわざわざスペースをあけているようでした。   ラホール空港の歓迎スペース   玄関を出てすぐそんなことばかりが起きているとなかなか次の人がでてこれないので設けられたスペースと見受けれます。そこで抱擁の儀式を済ませた家族たちは退場し、また次の抱擁がはじまるといった形です。あまりその高揚が長いと長銃をかかえた警官が早くこの場を去れと、人の流れをさばいています。   再会の度にピンクの花びらが宙を舞い、感極まった人たちの高揚が深夜2時の空港前玄関で充満しておりました。 友人の姿がないので、しばしその情景をスマフォで撮影。     そのうちに携帯がつながって友人と合流、深夜の道を走って友人宅にたどり着いたのは3時をすぎていました。 途中、警官に車をとめられ、パスポートを提示しました。「いや、深夜でも警戒がすごいね。」と友人に話しかけると、「日曜日に公園で自爆テロがあり、70人近くが亡くなりましたので、警戒を強めているところです。」という説明。  ...