塩は古来、魔よけや浄化用に様々な国、宗教儀式で使われてきました。
オカルトの語源はラテン語の「目に見えない」という言葉だそうですが、まさに目に見えないものを鎮めるためのお塩についてのお話です。
現代でも日本では「盛り塩」「清め塩」が用いられ、大相撲では大量の塩が土俵に投入されているのは、単に伝統的慣習にとどまらない意味があるからではないでしょうか?
お塩の商売をしているとたまにユニークなオーダーをいただくことがあるのですが・・・
先日は「霊能者」の方からクリスタル岩塩の塊のご注文をいただきました。
詳細は割愛いたしますが・・
ひとつ差し支えない部分で紹介できるのは、塩は、湿気や匂い等「見えないもの」を「吸着」する力をもっているということです。
(クリスタル岩塩の塊)
クリスタル岩塩を空気の悪い場所においておくと表面がくすみ、匂い移りも激しく、こんなにくすんでいたっけ、というほど沈んだ感じになります。
このクリスタル岩塩を再生させるには「水と太陽光」が必要ですが、くすんだ岩塩の表面をきれいに水洗し、その後、日光に当てると輝きを取り戻します。感覚的にエネルギーが再充電されたような感じになります。
少しだけ先の霊能者の方の話を披露すると「霊」は電気のようなものらしいです。
この見えない電気をクリスタル岩塩が「閉じ込めて」くれるそうで、それは塩がもつ「吸着力」と関係があるのかもしれません。
霊を閉じ込めた岩塩は不思議な色に変色するそうです。
真偽は定かではありませんが、そんな事もあるのかな、と私自身は思っています。