大切なのは適塩⑥~適塩生活実践編1 隠れ塩分を知る~

大切なのは適塩⑥~適塩生活実践編1 隠れ塩分を知る~

こんにちは、お元気ですか!

日本ソルトコーディネーター協会、代表理事の青山志穂です!

今回もお塩の使い方のご紹介をさせていただきますね!

このブログをご覧になってきた方には、すでに「減塩」ではなく「適塩」が大事であることがご理解いただけているのではないかと思います。

じゃあ!!実際に日常生活の中で「適塩」を実現していくためには、どうしたらよいのでしょうか?

「ややこしいと続けるのが大変」と心配されているみなさん、ご安心ください!

ちょっとしたコツをつかむだけで、とても簡単に「適塩」生活を実践することができるんです。

今回から適塩生活の実践方法のコツをお伝えしていきます。


適塩生活のコツ!!その1~市販調味料の隠れ塩分を知る~


日々、何気なく使っている市販調味料って意外とたくさんありますよね。
醤油、味噌、ソース、マヨネーズにケチャップ、そして各種ドレッシング。
使っていない人のほうが珍しいと思います。どれもおいしいですよね、私も大好きです。

でも、それぞれの調味料にどのくらいの塩分や糖分、そして油分が含まれているかを、考えながら使っている人はほとんどいないのではないでしょうか?

例えば、スープを作る時に便利なコンソメキューブ。
だいたい1つ4gくらいなのですが、どのくらいの塩が含まれているのかご存知でしょうか?

答えは!!なんと、2g以上!!

つまり半分は塩です!!
しかも、加工食品に使用されている塩は、特に○○産と謳っていない場合は、ほぼ塩化ナトリウムだけの塩が使用されています。

ヘルシーと思われているノンオイルの青じそドレッシングにも、油分なしの物足りなさを補うために、大量の砂糖と塩が使用されています。

その量は、大さじ1杯(15g)あたり、塩は1g弱、糖質は1.5g程度含まれています。
数字で見るとたいした量ではないように思うかも知れませんが、実際に塩1g、砂糖1.5gを計ってみてください!!
「え?こんなに??」と驚かれると思います。
塩も砂糖も溶けてしまうと味わいが弱くなるので、市販のドレッシングにはかなり多めの塩と砂糖が含まれています。

市販調味料を使うこと自体は悪くないですが、「含有塩分量を意識せずに、ドバドバと使い、濃い口が当たり前!!」では、高血圧の原因となってしまいます。

市販調味料の中に「どのくらいの塩分を含まれているか?」

それを意識することが、適塩生活の第一歩です。


またドレッシングであれば、市販のものを使わずに、自分で油、酢、塩を調合してつくる「自家製ドレッシング」なら、塩分コントロールをでき、添加物もなくいいですよね!「調味料のDIY」は適塩生活と相性がよいので、レシピの提案もこれからさせていただきたいと思っています。


さあ、ご一緒に適塩生活をはじめていきましょう!!


代表的調味料に含まれる塩分量の目安表


名称 詳細 重さ 濃度 塩分
醤油 こいくち醤油 18g 14.5% 2.6g
うすくち醤油 18g 16.0% 2.9g
たまり醤油 18g 13.0% 2.3g
白醤油 18g 14.2% 2.6g
減塩醤油 18g 8.3% 1.4g
味噌 米味噌(信州みそ) 18g 12.4% 2.2g
米味噌(仙台みそ) 18g 13.0% 2.3g
米味噌(西京みそ) 18g 6.1% 1.1g
麦味噌 18g 10.7% 1.9g
豆味噌 18g 10.9% 2.0g
だし入り味噌 18g 11.8% 2.1g
ソース ウスター 18g 8.4% 1.5g
中濃 18g 5.8% 1.0g
とんかつ 18g 5.6% 1.0g
お好み焼 20g 4.6% 0.9g
焼そば 20g 7.9% 1.6g
ケチャップ   15g 3.3% 0.5g
ドレッシング フレンチ 15g 3.6% 0.5g
サウザンアイランド 15g 2.0% 0.3g
ごま 15g 4.6% 0.7g
ノンオイル青じそ 15g 7.4% 1.1g
マヨネーズ   14g 2.0% 0.3g
だしのもと 白だし 15g 8.1% 1.3g
コンソメ   4g 58.5% 2.3g
ガラスープ   9g 42.0% 3.9g

青山志穂 日本ソルトコーディネーター協会

 

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