shiho先生の塩ブログ

大切なのは適塩⑫~適塩生活実践編7 塩とオイルは永遠の友達

大切なのは適塩⑫~適塩生活実践編7 塩とオイルは永遠の友達

こんにちは!このブログをご覧のみなさま、「適塩生活」実践してますか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 今回は、塩が揃ったあとの+α、オイルについてお話したいと思います。 某焼き肉屋さんで提供される「無限キャベツ」に端を発し、ごま油と塩で味付けした料理が「無限○○」という名前で流行ってますよね。 ピーマンもよし、にんじんもよし、我が家の食卓にもよく上ります。 塩とオイルで和えるだけという、難しい調理工程がないというのも、忙しい毎日にはまた魅力の1つですよね。 塩にこだわるのはもちろんのこと、オイルにもこだわることで、楽しさが何十倍にも広がるので、今回は少しオイルのお話をしたいと思います。 まず、塩+オイルでシンプルに食べることで、食材そのものの味わいがよくわかります。 つまり、食材の変化にも気が付きやすくなります。 「あれ、この間のにんじんは甘かったのに、今日のは土臭いな」 「この間のお肉は脂身が甘かったのに、今日のは脂っこいだけだな」 とか。 そうすると、自然と「なんでだろう?」という疑問が湧いてきて、食材の種類や産地、生産方法にも興味が湧いてくるので、実は塩+オイルという食べ方は、食育にもぴったりなんです。 オイルは、塩でシンプルに食材を食べる時に欠かせないパートナー。 我が家の食卓には、常にオリーブオイルやごま油が一緒に並んで、自分の好みで塩に合わせて使うようにしています。 塩とオイルの揃え方 オイルを揃える時におすすめなのが、塩と同じくタイプの違う3種類を揃えてみること。 オリーブオイルなら、ねっとりとしていてビリっとくる刺激があるようなストロングタイプに、主張の少ないバランスタイプ、まろやかで刺激がなく軽いデリケートタイプの3種類。 ごま油なら、香ばしくて濃厚な濃い口と、バランスのよいノーマルタイプと、まろやかで香りも強くない白口の3種類。 ただし、オイルは塩と違って酸化するので、早めに使い切れるように小さめのボトルで購入するのをおすすめします。 余ってしまいそうな時は、早めにお友達にシェアするなどして、酸化したオイルを摂取しないように気を付けてくださいね。 ビオカ オーガニックオリーブオイルはこちら 簡単塩レシピ - とろとろ長ネギ 塩とオイルで ・材料(3人分) 長ネギ(白い部分)・・・2本 お好みの塩・・・少々 Ex.バージンオリーブオイル(デリケートタイプ)またはごま油白口・・・少々...

大切なのは適塩⑫~適塩生活実践編7 塩とオイルは永遠の友達

こんにちは!このブログをご覧のみなさま、「適塩生活」実践してますか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 今回は、塩が揃ったあとの+α、オイルについてお話したいと思います。 某焼き肉屋さんで提供される「無限キャベツ」に端を発し、ごま油と塩で味付けした料理が「無限○○」という名前で流行ってますよね。 ピーマンもよし、にんじんもよし、我が家の食卓にもよく上ります。 塩とオイルで和えるだけという、難しい調理工程がないというのも、忙しい毎日にはまた魅力の1つですよね。 塩にこだわるのはもちろんのこと、オイルにもこだわることで、楽しさが何十倍にも広がるので、今回は少しオイルのお話をしたいと思います。 まず、塩+オイルでシンプルに食べることで、食材そのものの味わいがよくわかります。 つまり、食材の変化にも気が付きやすくなります。 「あれ、この間のにんじんは甘かったのに、今日のは土臭いな」 「この間のお肉は脂身が甘かったのに、今日のは脂っこいだけだな」 とか。 そうすると、自然と「なんでだろう?」という疑問が湧いてきて、食材の種類や産地、生産方法にも興味が湧いてくるので、実は塩+オイルという食べ方は、食育にもぴったりなんです。 オイルは、塩でシンプルに食材を食べる時に欠かせないパートナー。 我が家の食卓には、常にオリーブオイルやごま油が一緒に並んで、自分の好みで塩に合わせて使うようにしています。 塩とオイルの揃え方 オイルを揃える時におすすめなのが、塩と同じくタイプの違う3種類を揃えてみること。 オリーブオイルなら、ねっとりとしていてビリっとくる刺激があるようなストロングタイプに、主張の少ないバランスタイプ、まろやかで刺激がなく軽いデリケートタイプの3種類。 ごま油なら、香ばしくて濃厚な濃い口と、バランスのよいノーマルタイプと、まろやかで香りも強くない白口の3種類。 ただし、オイルは塩と違って酸化するので、早めに使い切れるように小さめのボトルで購入するのをおすすめします。 余ってしまいそうな時は、早めにお友達にシェアするなどして、酸化したオイルを摂取しないように気を付けてくださいね。 ビオカ オーガニックオリーブオイルはこちら 簡単塩レシピ - とろとろ長ネギ 塩とオイルで ・材料(3人分) 長ネギ(白い部分)・・・2本 お好みの塩・・・少々 Ex.バージンオリーブオイル(デリケートタイプ)またはごま油白口・・・少々...

大切なのは適塩⑪~適塩生活実践編6 あると楽しい応用の塩

大切なのは適塩⑪~適塩生活実践編6 あると楽しい応用の塩

こんにちは!このブログをご覧のみなさま、適塩生活実践してますか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 今回は、基本の塩にプラスして持っていると楽しいお塩についてご紹介します。 それはなにかというと、ずばり「シーズニングソルト」です。 英語で書くと「seasoning salt(またはseasoned salt)」。 「seasonって季節って意味じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は「味をつける」という意味もあるんです。 日本語に訳すと「調味塩」、つまり味がついている塩のことで、塩にハーブやスパイスやうまみエキスなど、塩以外のものをブレンドした塩のことを指します。 昔から人気の「クレイジーソルト」や、近年だと「黒トリュフ塩」、直近だと「ほりにしのスパイス」「ろく助の塩」なんかがメジャーですね。 塩にシンプルにハーブやスパイス、香味野菜パウダーなどをブレンドしたものもあれば、ホタテエキスなどのうまみの強い食材のエキスパウダーをブレンドしたものなど、さまざま。 実に多種多様で奥深い世界です。 個人的には、エキスパウダーが入っていると、結局何を食べてもそのエキスパウダーの味になってしまうので、せっかく塩にこだわるのであればエキスパウダーの入っていないものを使ったほうが素材の味が活きるのではないかと思うのですが、まあそこは個人の嗜好ということで。 とにもかくにも、シーズニングソルトは昔も今も人気の一品なのです。 シーズニングソルトの人気の秘訣としては、色がついているものが多いので、「見た目が華やか」であること、そして「わかりやすいおいしさ」があること、さらに「これさえあれば味が決まる」という安心感ではないでしょうか。 そういうこともあって、アウトドアアクティビティの盛り上がりとともに、シーズニングソルトの人気も急上昇しています。 ちなみに、源気商会にもオリジナルのハーブソルトがあります。 クリスタル岩塩に、オニオン、ガーリック、オリーブ葉、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、マジョラム、セージ、バジルをブレンドしていて、無香料無化調です。 ハーブやスパイスの配合量が比較的多いので、少量だけ使ってもしっかりと効いてくれます。 優しい味わいなので、私は鶏ハムを作る時に鶏肉にすり込んだり、アクアパッツァをする時に使うことが多いです。 源気商会 オリジナル オリーブ ハーブソルトはこちら 世の中には実に多くのシーズニングソルトが存在しています。 いくつか試しながらお気に入りのシーズニングソルトを見つけるもよし、ご自宅で自分が好きな塩に好きなハーブやスパイスを入れて自分オリジナルを作るのもよし。 みなさんも、ぜひシーズニングソルトを楽しんでみてくださいね。 まずは、一番基本の塩こしょうを本物に変えるだけでも、料理の味は全然違いますよ! 源気商会オリジナルミル3本セット(岩塩2種類・黒コショウ付) また、お会いいたしましょう!!...

大切なのは適塩⑪~適塩生活実践編6 あると楽しい応用の塩

こんにちは!このブログをご覧のみなさま、適塩生活実践してますか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 今回は、基本の塩にプラスして持っていると楽しいお塩についてご紹介します。 それはなにかというと、ずばり「シーズニングソルト」です。 英語で書くと「seasoning salt(またはseasoned salt)」。 「seasonって季節って意味じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は「味をつける」という意味もあるんです。 日本語に訳すと「調味塩」、つまり味がついている塩のことで、塩にハーブやスパイスやうまみエキスなど、塩以外のものをブレンドした塩のことを指します。 昔から人気の「クレイジーソルト」や、近年だと「黒トリュフ塩」、直近だと「ほりにしのスパイス」「ろく助の塩」なんかがメジャーですね。 塩にシンプルにハーブやスパイス、香味野菜パウダーなどをブレンドしたものもあれば、ホタテエキスなどのうまみの強い食材のエキスパウダーをブレンドしたものなど、さまざま。 実に多種多様で奥深い世界です。 個人的には、エキスパウダーが入っていると、結局何を食べてもそのエキスパウダーの味になってしまうので、せっかく塩にこだわるのであればエキスパウダーの入っていないものを使ったほうが素材の味が活きるのではないかと思うのですが、まあそこは個人の嗜好ということで。 とにもかくにも、シーズニングソルトは昔も今も人気の一品なのです。 シーズニングソルトの人気の秘訣としては、色がついているものが多いので、「見た目が華やか」であること、そして「わかりやすいおいしさ」があること、さらに「これさえあれば味が決まる」という安心感ではないでしょうか。 そういうこともあって、アウトドアアクティビティの盛り上がりとともに、シーズニングソルトの人気も急上昇しています。 ちなみに、源気商会にもオリジナルのハーブソルトがあります。 クリスタル岩塩に、オニオン、ガーリック、オリーブ葉、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、マジョラム、セージ、バジルをブレンドしていて、無香料無化調です。 ハーブやスパイスの配合量が比較的多いので、少量だけ使ってもしっかりと効いてくれます。 優しい味わいなので、私は鶏ハムを作る時に鶏肉にすり込んだり、アクアパッツァをする時に使うことが多いです。 源気商会 オリジナル オリーブ ハーブソルトはこちら 世の中には実に多くのシーズニングソルトが存在しています。 いくつか試しながらお気に入りのシーズニングソルトを見つけるもよし、ご自宅で自分が好きな塩に好きなハーブやスパイスを入れて自分オリジナルを作るのもよし。 みなさんも、ぜひシーズニングソルトを楽しんでみてくださいね。 まずは、一番基本の塩こしょうを本物に変えるだけでも、料理の味は全然違いますよ! 源気商会オリジナルミル3本セット(岩塩2種類・黒コショウ付) また、お会いいたしましょう!!...

大切なのは適塩➉~適塩生活実践編5 「これさえあれば万全!基本の5種類の塩」~

大切なのは適塩➉~適塩生活実践編5 「これさえあれば万全!基本の5種類の塩」~

こんにちは! このブログをご覧のみなさま、適塩生活実践してますか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 前回は持っていると便利な「基本の3種類」の塩についてご紹介しましたが、「基本の3種類」は簡易バージョンととらえていただき、今回は、これさえ揃えておいたらもう万全!な「基本の5種類の塩」についてご紹介したいと思います。 タイプの違う塩を複数持っていたほうがいい理由は、前回のブログに書いてあるので割愛するとして...さっそく5種類のタイプをご紹介しましょう! 基本的には「塩の粒の大きさ」と「塩のしょっぱさの強さ」によって、大きく4分割されます。 その「ど真ん中」に位置するオールマイティーな塩を合わせて、計5種類です。 それぞれのタイプの塩と相性の良い食材を示したのが、下記の図(私はよくマトリックスと呼んでいます)です。 あくまでおおまかな分類なので例外はたくさんありますが、ひとまずこれさえ覚えておけば使い分けの大きな目安になると思います。 ▼しょっぱさが強い塩×粒が大きい塩 こういった塩は、牛肉やマグロ、レバーなどの味の強い赤身の肉や魚と合いやすい傾向があります。 口の中で噛む回数が多く、味も長く続く食材なので、塩もそれに負けない強さと余韻の長さがある塩を合わせてあげると、最後まで食材にしっかりアテンドしてくれます。 また、余談ですが、赤身の肉や魚にはミオグロビンが含まれているので、鉄分が入った塩は合いやすいです。 ピンク岩塩 ミルタイプはこちら tabishio stick 牛肉をおいしく食べる塩はこちら ▼しょっぱさが強い塩×粒が小さい塩 揚げ物や油(脂)を多く含む食材って、噛んだ瞬間に最初に油がぶわっと出てきますよね。 この油を塩が受け止めてくれるというのが理想的なので、塩は粒が細かくて口に入れた瞬間にさっと溶けてしょっぱみが出てくる塩が向いています。 また、油はかなり味が強いので、それに負けないしょっぱさを持った塩がおすすめ、というわけ。 tabishio stick てんぷら・フライをおいしく食べる塩はこちら ▼しょっぱさが弱い塩×粒が大きい塩 鶏肉や白身魚の刺身などは、赤身の肉や魚と比べると繊細な味わいで、さらに、噛んでいくうちに味が徐々に出てくるものが多くあります。 ですので塩はしょっぱさがまろやかで、噛んでいるうちに味がでてくる粒が大きい塩がマッチします。 tabishio stick...

大切なのは適塩➉~適塩生活実践編5 「これさえあれば万全!基本の5種類の塩」~

こんにちは! このブログをご覧のみなさま、適塩生活実践してますか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 前回は持っていると便利な「基本の3種類」の塩についてご紹介しましたが、「基本の3種類」は簡易バージョンととらえていただき、今回は、これさえ揃えておいたらもう万全!な「基本の5種類の塩」についてご紹介したいと思います。 タイプの違う塩を複数持っていたほうがいい理由は、前回のブログに書いてあるので割愛するとして...さっそく5種類のタイプをご紹介しましょう! 基本的には「塩の粒の大きさ」と「塩のしょっぱさの強さ」によって、大きく4分割されます。 その「ど真ん中」に位置するオールマイティーな塩を合わせて、計5種類です。 それぞれのタイプの塩と相性の良い食材を示したのが、下記の図(私はよくマトリックスと呼んでいます)です。 あくまでおおまかな分類なので例外はたくさんありますが、ひとまずこれさえ覚えておけば使い分けの大きな目安になると思います。 ▼しょっぱさが強い塩×粒が大きい塩 こういった塩は、牛肉やマグロ、レバーなどの味の強い赤身の肉や魚と合いやすい傾向があります。 口の中で噛む回数が多く、味も長く続く食材なので、塩もそれに負けない強さと余韻の長さがある塩を合わせてあげると、最後まで食材にしっかりアテンドしてくれます。 また、余談ですが、赤身の肉や魚にはミオグロビンが含まれているので、鉄分が入った塩は合いやすいです。 ピンク岩塩 ミルタイプはこちら tabishio stick 牛肉をおいしく食べる塩はこちら ▼しょっぱさが強い塩×粒が小さい塩 揚げ物や油(脂)を多く含む食材って、噛んだ瞬間に最初に油がぶわっと出てきますよね。 この油を塩が受け止めてくれるというのが理想的なので、塩は粒が細かくて口に入れた瞬間にさっと溶けてしょっぱみが出てくる塩が向いています。 また、油はかなり味が強いので、それに負けないしょっぱさを持った塩がおすすめ、というわけ。 tabishio stick てんぷら・フライをおいしく食べる塩はこちら ▼しょっぱさが弱い塩×粒が大きい塩 鶏肉や白身魚の刺身などは、赤身の肉や魚と比べると繊細な味わいで、さらに、噛んでいくうちに味が徐々に出てくるものが多くあります。 ですので塩はしょっぱさがまろやかで、噛んでいるうちに味がでてくる粒が大きい塩がマッチします。 tabishio stick...

大切なのは適塩⑨~適塩生活実践編4 揃えておくべき基本の3種の塩~

大切なのは適塩⑨~適塩生活実践編4 揃えておくべき基本の3種の塩~

こんにちは!このブログをご覧のみなさま、適塩生活実践してますか? SHIHO先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 今回は、適塩生活をしていく中で揃えておくべき基本の3種類の塩についてご紹介したいと思います。 「塩を揃える?お気に入りが1種類あればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、今、日本に流通している塩は約2000種類以上あり、醤油や味噌が地域によって異なるように、塩も産地や製造方法によって、1つ1つ、味が違うんです。 塩を変えることで、料理のできあがりも変化します。 例えば、冷やしトマトを食べる時に、3種類の塩を使えば、、引き出されるトマトの味わいが異なる為、1個のトマトで3回の「味変」を愉しむことができます。 特別な技術は必要ありません。 かける塩を変えるだけで、同じトマトを甘くしたり、旨味を増したり、フレッシュ感を際立たせたり、セミドライトマトのような凝縮感を演出することもできます。 タイプの違う塩を使うと、食材の魅力を様々な角度から引き出してくれるので、より豊かな食事や、奥深い料理の世界を開くことができます。 実は、最初、私が考えた「揃えておくべき基本の塩」は、相性の良い食材別に分類した5種類でした。(この5種類については、次回のブログでご紹介する予定です)  ある時、メディアに出演させていただいて、この5種類の基本のお塩の話をした時に、SNSで「最初っから5種類の塩を揃えることを薦める変態っぷりに痺れる!(たぶん、褒めてる!(笑))」という感想を目にしまして、「あれ?もしかして、最初から5種類って結構ハードルが高いの?」と思い当たった訳です。 お塩好きが高じて、お塩沼にハマって18年ほど経ち、もはや私のフィルターは一般的には壊れているのかもしれません(笑)。 いったん、この度を越した塩愛を横におき、原点に立ち返って、シンプルな3種類バージョンを考えてみたわけです。 その揃えておくべき3種類はこちら!! パターンA しょっぱさの強弱をベースにする 一番ベーシックな揃え方。 食塩相当量を基準にして、高いもの、中くらいのもの、低いもので揃える パターンB 結晶の形をベースにする 立方体を基準にして、サクサクタイプのフレークかトレミーを1つ、粒が細かくさらさらしたタイプを1つ。 パターンC 粒の大小をベースにする 中粒の塩をベースにして、粒が粗いものを1つ、粒が細かいパウダー状のものを1つ しょっぱさの強弱はもちろんのこと、結晶の形や、粒の大小によっても、味に違いがあります。 『口に入れてザクザクするのか、あるいは、するっと舌に溶けるのか?』結晶の形によって食感に大きな違いがでます。 粒の大きさの違いでは、粒が大きければ、口に入れて溶けるまでに時間がかかるので、最初まろやかに感じ、そのあといろんな味が出てきますし、粒が小さければ、最初にバンっ!と初速の速いしょっぱさが来て、そのあとにいろんな味の余韻を感じます。 自宅に3種類のお塩があれば、食材との相性がいいか悪いかは別として、「塩を変えることによって、食材や料理の味わいを楽しむ」という点に関してはバッチリです。 比較的手に入りやすい具体的な商品名で例を挙げると、こんな感じでしょうか。 パターンA...

大切なのは適塩⑨~適塩生活実践編4 揃えておくべき基本の3種の塩~

こんにちは!このブログをご覧のみなさま、適塩生活実践してますか? SHIHO先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 今回は、適塩生活をしていく中で揃えておくべき基本の3種類の塩についてご紹介したいと思います。 「塩を揃える?お気に入りが1種類あればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、今、日本に流通している塩は約2000種類以上あり、醤油や味噌が地域によって異なるように、塩も産地や製造方法によって、1つ1つ、味が違うんです。 塩を変えることで、料理のできあがりも変化します。 例えば、冷やしトマトを食べる時に、3種類の塩を使えば、、引き出されるトマトの味わいが異なる為、1個のトマトで3回の「味変」を愉しむことができます。 特別な技術は必要ありません。 かける塩を変えるだけで、同じトマトを甘くしたり、旨味を増したり、フレッシュ感を際立たせたり、セミドライトマトのような凝縮感を演出することもできます。 タイプの違う塩を使うと、食材の魅力を様々な角度から引き出してくれるので、より豊かな食事や、奥深い料理の世界を開くことができます。 実は、最初、私が考えた「揃えておくべき基本の塩」は、相性の良い食材別に分類した5種類でした。(この5種類については、次回のブログでご紹介する予定です)  ある時、メディアに出演させていただいて、この5種類の基本のお塩の話をした時に、SNSで「最初っから5種類の塩を揃えることを薦める変態っぷりに痺れる!(たぶん、褒めてる!(笑))」という感想を目にしまして、「あれ?もしかして、最初から5種類って結構ハードルが高いの?」と思い当たった訳です。 お塩好きが高じて、お塩沼にハマって18年ほど経ち、もはや私のフィルターは一般的には壊れているのかもしれません(笑)。 いったん、この度を越した塩愛を横におき、原点に立ち返って、シンプルな3種類バージョンを考えてみたわけです。 その揃えておくべき3種類はこちら!! パターンA しょっぱさの強弱をベースにする 一番ベーシックな揃え方。 食塩相当量を基準にして、高いもの、中くらいのもの、低いもので揃える パターンB 結晶の形をベースにする 立方体を基準にして、サクサクタイプのフレークかトレミーを1つ、粒が細かくさらさらしたタイプを1つ。 パターンC 粒の大小をベースにする 中粒の塩をベースにして、粒が粗いものを1つ、粒が細かいパウダー状のものを1つ しょっぱさの強弱はもちろんのこと、結晶の形や、粒の大小によっても、味に違いがあります。 『口に入れてザクザクするのか、あるいは、するっと舌に溶けるのか?』結晶の形によって食感に大きな違いがでます。 粒の大きさの違いでは、粒が大きければ、口に入れて溶けるまでに時間がかかるので、最初まろやかに感じ、そのあといろんな味が出てきますし、粒が小さければ、最初にバンっ!と初速の速いしょっぱさが来て、そのあとにいろんな味の余韻を感じます。 自宅に3種類のお塩があれば、食材との相性がいいか悪いかは別として、「塩を変えることによって、食材や料理の味わいを楽しむ」という点に関してはバッチリです。 比較的手に入りやすい具体的な商品名で例を挙げると、こんな感じでしょうか。 パターンA...

大切なのは適塩⑧~適塩生活実践編3 料理別のいい塩梅~

大切なのは適塩⑧~適塩生活実践編3 料理別のいい塩梅~

こんにちは、みなさんお元気にお過ごしでしょうか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 料理をする上で、もちろんどの塩を使うかというのも大切な要素なのですが、それとは別に「どのくらいの塩加減がいいんだろう?」と悩むことってありませんか? そう!どんなに適した塩を使っても、入れすぎても入れなさすぎてもおいしく仕上がらないのが塩。 「いい塩梅(あんばい)」という言葉があるように、塩加減はとっても重要なんです。 ということで、今回のテーマは「料理別のいい塩梅」です。 まず押さえておきたいポイントが2つ。 1つは、基本の塩分濃度は0.9%だということ。 0.9%は、私たちの体内の塩分濃度と等しく、この濃度は体に馴染みやすいため、万人がおいしいと感じやすく、迷ったら0.9%にしておけば大きく外すことはありません。 2つめは、塩は「おいしい」と感じる範囲が非常に狭いということ。 しょっぱさとおいしさが両立するのは0.5%~3.0%の間と言われています。 対して砂糖はご褒美の味なので、そのままペロペロと舐めてもかなりの量を摂取することができますが、塩は生命維持に欠かせないものなので、必要以上の量を摂ろうとすると、しょっぱすぎて食べられないように、体が感じるようになっています。 その上で、参考にしてほしいのが、こちらの表です。 塩分濃度 料理例 0.6% スープ、ごはん、酢飯 0.8% 味噌汁 1.0% 薄味の煮物、野菜の茹で湯、肉を焼くとき、サラダ感覚で食べる野菜の浅漬け 1.5% 煮物 2.0% 浅漬け、酢の物の下味、濃い味の煮物 3.0% 魚の塩焼き、ピクルスなど保存効果を期待する漬物 (出典:日本ソルトコーディネーター協会テキスト) 前回のブログで「薄味調理+追い塩」をおすすめしていますが、調理の時はごくごく薄味に。 食べる時にかける追い塩で上記の表の濃度を目安にするイメージです。...

大切なのは適塩⑧~適塩生活実践編3 料理別のいい塩梅~

こんにちは、みなさんお元気にお過ごしでしょうか? Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会代表理事の青山志穂です。 料理をする上で、もちろんどの塩を使うかというのも大切な要素なのですが、それとは別に「どのくらいの塩加減がいいんだろう?」と悩むことってありませんか? そう!どんなに適した塩を使っても、入れすぎても入れなさすぎてもおいしく仕上がらないのが塩。 「いい塩梅(あんばい)」という言葉があるように、塩加減はとっても重要なんです。 ということで、今回のテーマは「料理別のいい塩梅」です。 まず押さえておきたいポイントが2つ。 1つは、基本の塩分濃度は0.9%だということ。 0.9%は、私たちの体内の塩分濃度と等しく、この濃度は体に馴染みやすいため、万人がおいしいと感じやすく、迷ったら0.9%にしておけば大きく外すことはありません。 2つめは、塩は「おいしい」と感じる範囲が非常に狭いということ。 しょっぱさとおいしさが両立するのは0.5%~3.0%の間と言われています。 対して砂糖はご褒美の味なので、そのままペロペロと舐めてもかなりの量を摂取することができますが、塩は生命維持に欠かせないものなので、必要以上の量を摂ろうとすると、しょっぱすぎて食べられないように、体が感じるようになっています。 その上で、参考にしてほしいのが、こちらの表です。 塩分濃度 料理例 0.6% スープ、ごはん、酢飯 0.8% 味噌汁 1.0% 薄味の煮物、野菜の茹で湯、肉を焼くとき、サラダ感覚で食べる野菜の浅漬け 1.5% 煮物 2.0% 浅漬け、酢の物の下味、濃い味の煮物 3.0% 魚の塩焼き、ピクルスなど保存効果を期待する漬物 (出典:日本ソルトコーディネーター協会テキスト) 前回のブログで「薄味調理+追い塩」をおすすめしていますが、調理の時はごくごく薄味に。 食べる時にかける追い塩で上記の表の濃度を目安にするイメージです。...

大切なのは適塩⑦~適塩生活実践編2  薄味調理と追い塩~

大切なのは適塩⑦~適塩生活実践編2  薄味調理と追い塩~

こんにちは、お元気ですか! Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会、代表理事の青山志穂です! 今回もお塩の使い方のご紹介をさせていただきますね! 今回のテーマは、適塩生活実践編のその2、「薄味調理で調理して、食べる時に塩分量を調整する!!」です!! 「薄味で調理する」というと「え?それって減塩じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、薄味調理をおすすめするのには理由が2つあります。 理由の1つめは、塩味は一度足したら引くことができないから... 例えばスープを作っている時に、ちょっと塩味が強くなりすぎたと思って、慌てて水を足したら、具材から出た旨味が薄くなってしまい、塩味はちょうどよくなったけれど、全体のバランスが悪くなって残念な結果に終わったことありませんか? 2つめの理由としては、食卓を家族や友達などの複数人数で囲む場合、1人1人、必要な塩分量が異なるからです。 昼間にたくさん身体を動かして汗を書いた人は、塩を多めに必要とします。 一方、空調の効いた部屋で一日中座って仕事をしていた人は、さほど汗をかいていないので、それほど塩を必要としなかったりします。 体内に塩が足りているかどうかで、同じ塩分量でも感じ方が異なってくるのです。 塩が足りていない 少ない塩分では物足りなく、濃いめの塩味を美味しく感じる。 塩が足りている 少ない塩分で塩っぱさを感じ、薄い塩味を美味しく感じる。 塩が足りていない人がおいしいと思う塩分濃度は、塩が足りている人からしたらしょっぱすぎる、というわけです。とはいえ、料理をそれぞれお好みの塩分量に合わせて作り替えるのは大きな手間。できるならやりたくはないですよね。 「塩は一度足したらひけない」「人によっておいしいと感じる塩分濃度が異なる」という2つの理由により、 最初は薄味で調理して、足りないと感じる人はあとで追い塩をするというのが、全員が同じメニューをおいしく健康的に食べられるシンプルな解決方法です!! 私はこの食べ方を「パラパラ塩遣い」と呼んできたのですが、某テレビ番組に出演させていただいた時に共演させていただいた芸能人の方が、「追い塩」という言葉で表現してくれました。 「あ、わかりやすいな」と思ったので、許可をいただいて、それ以来「追い塩」と表現するようしています。 「薄味調理」プラス「追い塩」にはさらに良い点があって、それは、使う塩を変える事により、「料理の塩味変」を楽しむことができるという点です。 次回以降のブログでご紹介しますが、塩も食材との相性があるので、かける塩をかえれば、料理の中でスポットライトがあたる場所が変わります。 1枚のとんかつをサクに切り分けて、1つずつ違う塩をかけると、かけた塩によって、脂肪の甘味が引き立ったり、肉がジューシーさを増したり、油っぽさがさっぱりしたりと、全てのサクを違う味わいで楽しめるわけです。 1枚のとんかつが何回もおいしいということで、なんだかお得感がありませんか? みなさんもぜひ、「追い塩と料理の塩味変」を楽しんでいただければと思っています! 次回のブログでは「料理別に適切な塩分濃度」についてお伝えする予定です!! また、お会いいたしましょう!! この記事の関連商品 クリスタル岩塩 ミルタイプ...

大切なのは適塩⑦~適塩生活実践編2  薄味調理と追い塩~

こんにちは、お元気ですか! Shiho先生こと、日本ソルトコーディネーター協会、代表理事の青山志穂です! 今回もお塩の使い方のご紹介をさせていただきますね! 今回のテーマは、適塩生活実践編のその2、「薄味調理で調理して、食べる時に塩分量を調整する!!」です!! 「薄味で調理する」というと「え?それって減塩じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、薄味調理をおすすめするのには理由が2つあります。 理由の1つめは、塩味は一度足したら引くことができないから... 例えばスープを作っている時に、ちょっと塩味が強くなりすぎたと思って、慌てて水を足したら、具材から出た旨味が薄くなってしまい、塩味はちょうどよくなったけれど、全体のバランスが悪くなって残念な結果に終わったことありませんか? 2つめの理由としては、食卓を家族や友達などの複数人数で囲む場合、1人1人、必要な塩分量が異なるからです。 昼間にたくさん身体を動かして汗を書いた人は、塩を多めに必要とします。 一方、空調の効いた部屋で一日中座って仕事をしていた人は、さほど汗をかいていないので、それほど塩を必要としなかったりします。 体内に塩が足りているかどうかで、同じ塩分量でも感じ方が異なってくるのです。 塩が足りていない 少ない塩分では物足りなく、濃いめの塩味を美味しく感じる。 塩が足りている 少ない塩分で塩っぱさを感じ、薄い塩味を美味しく感じる。 塩が足りていない人がおいしいと思う塩分濃度は、塩が足りている人からしたらしょっぱすぎる、というわけです。とはいえ、料理をそれぞれお好みの塩分量に合わせて作り替えるのは大きな手間。できるならやりたくはないですよね。 「塩は一度足したらひけない」「人によっておいしいと感じる塩分濃度が異なる」という2つの理由により、 最初は薄味で調理して、足りないと感じる人はあとで追い塩をするというのが、全員が同じメニューをおいしく健康的に食べられるシンプルな解決方法です!! 私はこの食べ方を「パラパラ塩遣い」と呼んできたのですが、某テレビ番組に出演させていただいた時に共演させていただいた芸能人の方が、「追い塩」という言葉で表現してくれました。 「あ、わかりやすいな」と思ったので、許可をいただいて、それ以来「追い塩」と表現するようしています。 「薄味調理」プラス「追い塩」にはさらに良い点があって、それは、使う塩を変える事により、「料理の塩味変」を楽しむことができるという点です。 次回以降のブログでご紹介しますが、塩も食材との相性があるので、かける塩をかえれば、料理の中でスポットライトがあたる場所が変わります。 1枚のとんかつをサクに切り分けて、1つずつ違う塩をかけると、かけた塩によって、脂肪の甘味が引き立ったり、肉がジューシーさを増したり、油っぽさがさっぱりしたりと、全てのサクを違う味わいで楽しめるわけです。 1枚のとんかつが何回もおいしいということで、なんだかお得感がありませんか? みなさんもぜひ、「追い塩と料理の塩味変」を楽しんでいただければと思っています! 次回のブログでは「料理別に適切な塩分濃度」についてお伝えする予定です!! また、お会いいたしましょう!! この記事の関連商品 クリスタル岩塩 ミルタイプ...