塩水健康法ブログ

お塩と副作用

「お塩は命の源。元気の活力です。」 こういった単純なキーワードをよく使う。 私自身もお塩をきちんと摂ることで、体調がよくなった実感があるので、なんだか体調がすぐれないな、という友人には、まずお塩とお水を摂ってみたら、と勧めることがある。   これがすんなりとうまくいく場合とそうでない場合があり、うまくいく場合はすぐに便通がよくなったとか、イライラがなくなりよく眠れるようになったというわかりやすい「快」の状況がやってくる。   対してうまくいかない場合は、手足が浮腫む、下痢、原因不明の痛みが生まれた、頻尿になったという「不快」の症状がでる。   これをお塩とお水をとった事による「副作用」ととらえたり、あるいは症状が改善される「好転反応」ととらえたり、人それぞれ解釈が違ってくる。   私のところにも、よくこういった相談の電話がかかってくるのだが、これはなかなか対応が難しい。私自身には医師免許もなく、まして相談をしてくる方の病歴や現在のコンディション、食生活、生活習慣がわからないからだ。なので、丁寧に具体的なアドバイスはできないのだが、と前置きをして、塩と水がなぜ必要なのか、その原理をお話するようにしている。(※まずは、量を減らす、一時休止するというのも大事だ)   納得される方もいるし、そうでない方もいる。それはそれで仕方がないことだと思っている。   そんな事を繰り返していると、「お塩は命の源。元気の活力です。」 というワード自体が間違った誘導なのかもしれないと思う事がある。お塩を薬のように考え、効く効かないという判断を持ち込むからだ。   もう少し、お塩の居場所を当たり前のところに置きたいだけなのだ。あって当たり前、とって当たり前。そんな存在だ。   減塩というおかしなキャッチフレーズに対抗しよう無理をするから、こういう問題は起きてくる。   空気がないと生きていけません。それを否定する人はいないだろう。お塩もそれと同じものなのだ。   そのお塩をとって「不快」な症状がでるということは、明らかにどこかに問題を抱えているという事でしかない。   そして次のステップ、その「不快」に対してどういうアプローチをするかはその人の生き方そのものだと思う。   今年の流行語大賞にノミネートされそうな勢いの「自己責任」というと、なんだかとても冷たい言い方だが、自分の健康あるいは病気に対してどういうアプローチを選ぶかは、やはり自己責任であり、そのアプローチの真贋を見分けるにはボーっと生きていてはいけないのだ。

お塩と副作用

「お塩は命の源。元気の活力です。」 こういった単純なキーワードをよく使う。 私自身もお塩をきちんと摂ることで、体調がよくなった実感があるので、なんだか体調がすぐれないな、という友人には、まずお塩とお水を摂ってみたら、と勧めることがある。   これがすんなりとうまくいく場合とそうでない場合があり、うまくいく場合はすぐに便通がよくなったとか、イライラがなくなりよく眠れるようになったというわかりやすい「快」の状況がやってくる。   対してうまくいかない場合は、手足が浮腫む、下痢、原因不明の痛みが生まれた、頻尿になったという「不快」の症状がでる。   これをお塩とお水をとった事による「副作用」ととらえたり、あるいは症状が改善される「好転反応」ととらえたり、人それぞれ解釈が違ってくる。   私のところにも、よくこういった相談の電話がかかってくるのだが、これはなかなか対応が難しい。私自身には医師免許もなく、まして相談をしてくる方の病歴や現在のコンディション、食生活、生活習慣がわからないからだ。なので、丁寧に具体的なアドバイスはできないのだが、と前置きをして、塩と水がなぜ必要なのか、その原理をお話するようにしている。(※まずは、量を減らす、一時休止するというのも大事だ)   納得される方もいるし、そうでない方もいる。それはそれで仕方がないことだと思っている。   そんな事を繰り返していると、「お塩は命の源。元気の活力です。」 というワード自体が間違った誘導なのかもしれないと思う事がある。お塩を薬のように考え、効く効かないという判断を持ち込むからだ。   もう少し、お塩の居場所を当たり前のところに置きたいだけなのだ。あって当たり前、とって当たり前。そんな存在だ。   減塩というおかしなキャッチフレーズに対抗しよう無理をするから、こういう問題は起きてくる。   空気がないと生きていけません。それを否定する人はいないだろう。お塩もそれと同じものなのだ。   そのお塩をとって「不快」な症状がでるということは、明らかにどこかに問題を抱えているという事でしかない。   そして次のステップ、その「不快」に対してどういうアプローチをするかはその人の生き方そのものだと思う。   今年の流行語大賞にノミネートされそうな勢いの「自己責任」というと、なんだかとても冷たい言い方だが、自分の健康あるいは病気に対してどういうアプローチを選ぶかは、やはり自己責任であり、そのアプローチの真贋を見分けるにはボーっと生きていてはいけないのだ。

アスリートと塩(塩水補水法)

アスリートと塩(塩水補水法)

クリスタル岩塩を使った塩水補水法の効果として、特にランニングに関するパフォーマンスが向上したというお話をたびたび聴くようになりました。競技中の熱中症やこむら返り(筋肉痙攣)の原因としては競技前に十分に体内の塩水を保持していなかったために起こると考えられています。 それは競技前に一時的に塩水補水すればよいという話ではなく、常日頃よりコンスタントに塩水補水を行って、常に体内に塩水がいきわたり筋膜電位を正しく伝えられる体内環境をつくるということが大事だと思います。 塩水不足は、細胞内脱水とともに筋肉を動かす微弱電流がうまく流れない状況をつくりだしてしまうためにパフォーマンスが落ちてしまうのです。 昔の運動部では水分補給は我慢すべきものとして考えられていて、水を飲むとバテルとも言われていましたが、これは真水のみを飲むと体内塩分濃度が薄まるために急激な発汗をしなくてはならず、これによって体力が奪われることを経験的に知っていたからなのだと思います。できるだけ汗をかかない体質にもっていくという発想だったのではないでしょうか。 当然こういった環境は身体にダメージを与えるので、わずかな塩とともにお水を補給すれば問題は解決するはずです。 お塩とともに使われる療法として整膚(せいふ)などがあり、これは皮膚をつまんだり、さすったりすることで刺激を与え血流をよくしてコリをほぐします。いつでも誰でも簡単にできて効果があるためにおすすめなのですが、これにもコリをほぐすという中に筋膜電位の正常化という側面があるのかもしれません。 アスリートは塩水補水とともに、カルシウム、マグネシウム、カリウムを摂る必要があります。サプリメントで補う方法については懐疑的な面があり、天然のナッツ類やバナナなどを利用するのが良いと思います。 特にカリウムについてはナトリウムとの対比関係にある物質なので、塩水補水とともにカリウムを多くふくんだトマトや梅、バナナなどがおすすめです。 マグネシウムについては、長時間、運動をすると体外に排出されてしまうため、1日350mgから500mgを補給すると良いのですが、これをお塩だけで賄うのは大変です。 アーモンドやカシュナッツにはマグネシウムが多く含まれており、塩水補水とともに併用すると良いパフォーマンスが得れれるはずです。また、マグネシウムは筋肉をほぐし、交感神経を和らげる天然の鎮静剤であり、タンパク質や脂肪、炭水化物の消化吸収を促進させる力があります。 塩水補水を始めるとまず、消化器官が正常に動きはじめること、眠りが深くなることを実感される方が多いのですが、これはマグネシウム効果とともに体内の電位が安定することに主因があるのではないか、と考えています。 サプリではなく、天然ミネラルにこだわるのは、植物に含まれるミネラルはミネラル分子が小さいために細胞に浸透しやすいからです。 常日頃からの塩水補水、皮膚への刺激、ナッツ類の天然ミネラルの利用が、パフォーマンス向上につながるはずです。  

アスリートと塩(塩水補水法)

クリスタル岩塩を使った塩水補水法の効果として、特にランニングに関するパフォーマンスが向上したというお話をたびたび聴くようになりました。競技中の熱中症やこむら返り(筋肉痙攣)の原因としては競技前に十分に体内の塩水を保持していなかったために起こると考えられています。 それは競技前に一時的に塩水補水すればよいという話ではなく、常日頃よりコンスタントに塩水補水を行って、常に体内に塩水がいきわたり筋膜電位を正しく伝えられる体内環境をつくるということが大事だと思います。 塩水不足は、細胞内脱水とともに筋肉を動かす微弱電流がうまく流れない状況をつくりだしてしまうためにパフォーマンスが落ちてしまうのです。 昔の運動部では水分補給は我慢すべきものとして考えられていて、水を飲むとバテルとも言われていましたが、これは真水のみを飲むと体内塩分濃度が薄まるために急激な発汗をしなくてはならず、これによって体力が奪われることを経験的に知っていたからなのだと思います。できるだけ汗をかかない体質にもっていくという発想だったのではないでしょうか。 当然こういった環境は身体にダメージを与えるので、わずかな塩とともにお水を補給すれば問題は解決するはずです。 お塩とともに使われる療法として整膚(せいふ)などがあり、これは皮膚をつまんだり、さすったりすることで刺激を与え血流をよくしてコリをほぐします。いつでも誰でも簡単にできて効果があるためにおすすめなのですが、これにもコリをほぐすという中に筋膜電位の正常化という側面があるのかもしれません。 アスリートは塩水補水とともに、カルシウム、マグネシウム、カリウムを摂る必要があります。サプリメントで補う方法については懐疑的な面があり、天然のナッツ類やバナナなどを利用するのが良いと思います。 特にカリウムについてはナトリウムとの対比関係にある物質なので、塩水補水とともにカリウムを多くふくんだトマトや梅、バナナなどがおすすめです。 マグネシウムについては、長時間、運動をすると体外に排出されてしまうため、1日350mgから500mgを補給すると良いのですが、これをお塩だけで賄うのは大変です。 アーモンドやカシュナッツにはマグネシウムが多く含まれており、塩水補水とともに併用すると良いパフォーマンスが得れれるはずです。また、マグネシウムは筋肉をほぐし、交感神経を和らげる天然の鎮静剤であり、タンパク質や脂肪、炭水化物の消化吸収を促進させる力があります。 塩水補水を始めるとまず、消化器官が正常に動きはじめること、眠りが深くなることを実感される方が多いのですが、これはマグネシウム効果とともに体内の電位が安定することに主因があるのではないか、と考えています。 サプリではなく、天然ミネラルにこだわるのは、植物に含まれるミネラルはミネラル分子が小さいために細胞に浸透しやすいからです。 常日頃からの塩水補水、皮膚への刺激、ナッツ類の天然ミネラルの利用が、パフォーマンス向上につながるはずです。  

塩水補水法の効果実例紹介

塩水補水法の効果実例紹介

当店ではクリスタル岩塩を使った塩水療法を紹介しており、昨年出版した「なぜ塩と水だけですべての病が癒え、若返るのか?」はご好評をいただき、この書籍によって治療を生業となす整体や鍼灸の専門家からクリスタル岩塩のご注文をいただき、実際の治療の現場で塩水療法を実践していただいています。 ご注文を受ける際の電話や、お会いした酒席で塩水療法に効果が見られていることは伺っていました。その症例を集めて、データベース化し、代表的な事例についてを世の中にもご紹介することで、この塩水療法の良さを知っていただきたいと日頃より思っています。その第1歩として取引先の先生方にどのような事例があるかを具体的に教えていただきたいというアンケートとお願いの手紙を出させていただいたところ、昨日、大阪にある芝山鍼灸整骨院の芝山先生から症例資料をいただきました。 先生の報告書では塩水療法ではなく「塩水補水法」と表現されていて、「塩水補水法」とはより本質に近く、親しみやすい言い回しだと感じ、これを機にこちらを使わせていただこうと思いました。 さて、先生の報告書です。実に詳細に症例が記録されていましたので、以下、ご紹介をさせていただきます。     塩水補水法症例 (塩水補水法のやり方) ミネラルウオーター2ℓに対しクリスタル岩塩2g 1杯250mlを1日8杯=2ℓ 朝起床時1杯 食前食間1杯ずつ(朝・昼・夕) 寝る前1杯   当院では、チクチク療法(無血刺絡療法)と併用して塩水補水法を指導しています。   1) A さん 12歳 女性 新体操をしていてアキレス腱炎を起こす。 腓腹筋の緊張も強く、度々痛みが出る。 2018年5月19日より塩水補水法開始。 アキレス腱炎も早期改善、腓腹筋の緊張も和らぐ 相乗効果で、I日3回~5回弁が出てぽっこりお腹が無くなる。 1回の便で300g減少して痩せた。 新体操クラブでも話題になり、塩水補水法が広まる。   2) B さん 57歳 女性 何年も前から右腓腹筋や足底筋膜や足趾がこむら返りを起こしたり、 テニスをしている時に右腓腹筋が攣たり、肉離れをおこす。...

塩水補水法の効果実例紹介

当店ではクリスタル岩塩を使った塩水療法を紹介しており、昨年出版した「なぜ塩と水だけですべての病が癒え、若返るのか?」はご好評をいただき、この書籍によって治療を生業となす整体や鍼灸の専門家からクリスタル岩塩のご注文をいただき、実際の治療の現場で塩水療法を実践していただいています。 ご注文を受ける際の電話や、お会いした酒席で塩水療法に効果が見られていることは伺っていました。その症例を集めて、データベース化し、代表的な事例についてを世の中にもご紹介することで、この塩水療法の良さを知っていただきたいと日頃より思っています。その第1歩として取引先の先生方にどのような事例があるかを具体的に教えていただきたいというアンケートとお願いの手紙を出させていただいたところ、昨日、大阪にある芝山鍼灸整骨院の芝山先生から症例資料をいただきました。 先生の報告書では塩水療法ではなく「塩水補水法」と表現されていて、「塩水補水法」とはより本質に近く、親しみやすい言い回しだと感じ、これを機にこちらを使わせていただこうと思いました。 さて、先生の報告書です。実に詳細に症例が記録されていましたので、以下、ご紹介をさせていただきます。     塩水補水法症例 (塩水補水法のやり方) ミネラルウオーター2ℓに対しクリスタル岩塩2g 1杯250mlを1日8杯=2ℓ 朝起床時1杯 食前食間1杯ずつ(朝・昼・夕) 寝る前1杯   当院では、チクチク療法(無血刺絡療法)と併用して塩水補水法を指導しています。   1) A さん 12歳 女性 新体操をしていてアキレス腱炎を起こす。 腓腹筋の緊張も強く、度々痛みが出る。 2018年5月19日より塩水補水法開始。 アキレス腱炎も早期改善、腓腹筋の緊張も和らぐ 相乗効果で、I日3回~5回弁が出てぽっこりお腹が無くなる。 1回の便で300g減少して痩せた。 新体操クラブでも話題になり、塩水補水法が広まる。   2) B さん 57歳 女性 何年も前から右腓腹筋や足底筋膜や足趾がこむら返りを起こしたり、 テニスをしている時に右腓腹筋が攣たり、肉離れをおこす。...

塩と糖尿病

塩と糖尿病

お塩でHba1cが下がった? 最近、クリスタル岩塩を使った塩水療法にトライされている方、特に糖尿病治療中だというお客様から『「Hba1c」の値が減りました。』というご連絡をいただく事が続いたので、 「エッチビーエー・ワンシー」って何だ?ということで調べてみました。 Hba1cは「エッチビーエー・ワンシー」ではなく、「ヘモグロビンエーワンシー」と発音するようです。 「ヘモグロビン」は何となく血液中にある物質だという認識でいましたので、ヘモグロビンの値なのかなと思いましたが、調べてみると「糖化ヘモグロビン」の値だということがわかりました。 以下、備忘録としてまとめておきます。   名称 英語 働き・性質 ヘモグロビン hemoglobin 赤血球の中に存在するたんぱく質。 酸素分子と結合する性質を持ち、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っている。 赤色素であるヘムを持っているため赤色を帯びている。 赤血球 Redblood cell 細胞へ酸素を運び、二酸化炭素の排出を行う。 赤血球の内部には鉄を含むたんぱく質・ヘモグロビンが充満している。 赤血球はヘモグロビンを閉じ込めた柔軟な袋。 糖化ヘモグロビン Hemoglobin A1c   ヘモグロビンエーワンシー ヘモグロビンにブドウ糖(glucose)が結合したもの。   糖尿病の評価指標となる。  ...

塩と糖尿病

お塩でHba1cが下がった? 最近、クリスタル岩塩を使った塩水療法にトライされている方、特に糖尿病治療中だというお客様から『「Hba1c」の値が減りました。』というご連絡をいただく事が続いたので、 「エッチビーエー・ワンシー」って何だ?ということで調べてみました。 Hba1cは「エッチビーエー・ワンシー」ではなく、「ヘモグロビンエーワンシー」と発音するようです。 「ヘモグロビン」は何となく血液中にある物質だという認識でいましたので、ヘモグロビンの値なのかなと思いましたが、調べてみると「糖化ヘモグロビン」の値だということがわかりました。 以下、備忘録としてまとめておきます。   名称 英語 働き・性質 ヘモグロビン hemoglobin 赤血球の中に存在するたんぱく質。 酸素分子と結合する性質を持ち、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っている。 赤色素であるヘムを持っているため赤色を帯びている。 赤血球 Redblood cell 細胞へ酸素を運び、二酸化炭素の排出を行う。 赤血球の内部には鉄を含むたんぱく質・ヘモグロビンが充満している。 赤血球はヘモグロビンを閉じ込めた柔軟な袋。 糖化ヘモグロビン Hemoglobin A1c   ヘモグロビンエーワンシー ヘモグロビンにブドウ糖(glucose)が結合したもの。   糖尿病の評価指標となる。  ...

海嫌いになった日本の若者

海嫌いになった日本の若者

昨夜、NHKのニュースを見ていると、海水浴場に客が集まらないために閉鎖されるケースが増えている事を伝えていました。 posted by (C)汐田 貢 統計的にも海洋レジャーを楽しむ人口は減り続けており、「海水浴には行きたいとは思わない。」と、街頭インタビューに答える若者たちに少しショックを受けました。   少子高齢化、レジャーの多様化などいろいろな理由があるのでしょうが、東北の震災のイメージも日本人の若者の深層心理にブレーキをかけているのかな、とも思います。 塩おやじの住む湘南地域では、まだまだ海水浴でにぎわいを見せますが、千葉以北や地方の海水浴場が年々に減っていくのは寂しい限りです。 福島の汚染水の問題なども根底にはあるのかもしれません。 その反面に若者たちに人気なのが「ナイトプール」だとか・・・ 段々と日本人は人工的になり、やがて海とのつながりも忘れてしまうのではないか、と心配になります。   私の畏友で、今度出版する書籍の著者であるユージェル・アイデミール氏(トルコ)は、「海こそ癒しそのもの。」というような事をよく言います。 現に彼は今、トルコの海岸に古いアパートメントを購入し、それをDIYでなおしながら、ガン患者が安心してすごせる場所を作っています。 人の疲労の回復で最も効果的なのは、何もせずに潮風にふかれて1日を過ごし、少し海水に体をいれて、海水と体内の体液を交換させる事だと彼は言っています。それはガン患者であったとしても。 確かに、海水浴の心地よい疲労感には、悪いものをだしたような「デトックス感」が伴います。あれは古い体液が海に流れ、新たな塩水が体に流れこむからです。 海水浴が嫌だという若い女性は「身体がベトベトになるから。プールではそんな事がないから。」とインタビューに答えていましたが、ベトベトになった肌を綺麗な真水で洗いおとせばお肌はしっとりとします。これはマグネシウムの効果です。   海を恐れる、あるいは恐れざるを得なくなってしまった日本人がこの先どうなるのか? 海嫌いになってしまった若者に罪はなく、成長優先で自然を破壊し、そうさせてしまった私たち大人に原因があるような気がしています。   綺麗な海水ほど、尊い財産はないはずなのに・・    

海嫌いになった日本の若者

昨夜、NHKのニュースを見ていると、海水浴場に客が集まらないために閉鎖されるケースが増えている事を伝えていました。 posted by (C)汐田 貢 統計的にも海洋レジャーを楽しむ人口は減り続けており、「海水浴には行きたいとは思わない。」と、街頭インタビューに答える若者たちに少しショックを受けました。   少子高齢化、レジャーの多様化などいろいろな理由があるのでしょうが、東北の震災のイメージも日本人の若者の深層心理にブレーキをかけているのかな、とも思います。 塩おやじの住む湘南地域では、まだまだ海水浴でにぎわいを見せますが、千葉以北や地方の海水浴場が年々に減っていくのは寂しい限りです。 福島の汚染水の問題なども根底にはあるのかもしれません。 その反面に若者たちに人気なのが「ナイトプール」だとか・・・ 段々と日本人は人工的になり、やがて海とのつながりも忘れてしまうのではないか、と心配になります。   私の畏友で、今度出版する書籍の著者であるユージェル・アイデミール氏(トルコ)は、「海こそ癒しそのもの。」というような事をよく言います。 現に彼は今、トルコの海岸に古いアパートメントを購入し、それをDIYでなおしながら、ガン患者が安心してすごせる場所を作っています。 人の疲労の回復で最も効果的なのは、何もせずに潮風にふかれて1日を過ごし、少し海水に体をいれて、海水と体内の体液を交換させる事だと彼は言っています。それはガン患者であったとしても。 確かに、海水浴の心地よい疲労感には、悪いものをだしたような「デトックス感」が伴います。あれは古い体液が海に流れ、新たな塩水が体に流れこむからです。 海水浴が嫌だという若い女性は「身体がベトベトになるから。プールではそんな事がないから。」とインタビューに答えていましたが、ベトベトになった肌を綺麗な真水で洗いおとせばお肌はしっとりとします。これはマグネシウムの効果です。   海を恐れる、あるいは恐れざるを得なくなってしまった日本人がこの先どうなるのか? 海嫌いになってしまった若者に罪はなく、成長優先で自然を破壊し、そうさせてしまった私たち大人に原因があるような気がしています。   綺麗な海水ほど、尊い財産はないはずなのに・・    

水が飲めないという人たちに

水が飲めないという人たちに

水嫌いな人 最近、塩おやじは熱中症対策、体の乾燥対策としての経口補水液(塩水)の重要性などを説いたり、塩と水のセミナーなどを開催して、意見交換などをしていますが、その中で意外な割合で存在するのが「水が飲めない、水が嫌い」という方々です。 では、そういう方たちが何を飲んでいるかというと、コーヒーだったりジュース類だったりします。 「それは良くないよ!」と言うのは簡単なのですが、何故、水が嫌いなのか?という疑問は解決されません。 ネット上でも「水嫌い」の対策についてはいろいろと情報がでていて、その中には子供の水嫌いを心配する保護者の声などもあります。 水嫌いの人たちが、何故水が嫌いになったか?という声を集めると・・・  ①子供の時に飲んだ水が美味しくなくてトラウマになった  ②味がしないから  ③水を飲むと胃がしみる などがあります。 子供の味覚は敏感なので、小さい時にカルキ臭い品質の悪い水を飲むと水への拒絶反応がでてしまうのかもしれません。 また、胃がしみるというのはそこに水を受け入れる下地ができていないためと考えられます。ナトリウム不足です。 味覚障害も水嫌いの原因の一つで、これは亜鉛不足からおこる現象です。 水嫌い克服の対策としては・・・  ①体内のミネラル不足を起こさない  ②小さい時から品質のよい水を摂る また、遊んだり、運動することによって発汗して、「喉がかわく」という感覚を子供のうちに体験させる事も重要でしょう。 昔、塩おやじが所属した運動部では水分補給はこまめにさせてはくれませんでした。これは熱中症を引き起こす間違った解釈と現在はされていますが、ある部分では人間の生理を極限まで追い込む事でうまれる反発力を利用するために行っていたのではないか?とも考えています。その極限で呑む水のうまさと言ったら、この世で一番うまいものと表現しても良いものでした。残念ながら(?)今の子供たちはこまめな水分補給と、甘いスポーツ飲料の蔓延によって、この至福の水のうまさを体験する事がないのです。 確かにカルキ臭かったり、塩素の匂いがするような水は、塩おやじも飲みたくありません。 この問題は塩にも通じますが、「水」「塩」にはピンキリがあり、その前提なしにすべて同じ記号として扱ってしまうと、健康へ続く道は迷路へと変貌してしまうのです。 水が飲めないという人たちへ、塩おやじがアドバイスを送るとすれば天然塩といっしょに美味しい軟水を飲んでください。というところでしょうか。 塩をなめながら、水を飲むなんて考えられないという人がいるなら、本物のお塩でつけた漬物(ぬかづけ)を食べたあと、水を飲んでみてください。 漬物には塩分にふくまれるミネラル、野菜にふくまれるカリウム、発酵によってうみだされた乳酸菌があり、胃腸を整えるのに最適なものです。ただし、精製塩でつけた漬物はダメです。 自然と美味しい水が飲めるはずです。 今時期は、朝一切れのキュウリのぬか漬けが、塩おやじの元気の源です。 いつもぬか床をかき回してくれている女房に感謝。    

水が飲めないという人たちに

水嫌いな人 最近、塩おやじは熱中症対策、体の乾燥対策としての経口補水液(塩水)の重要性などを説いたり、塩と水のセミナーなどを開催して、意見交換などをしていますが、その中で意外な割合で存在するのが「水が飲めない、水が嫌い」という方々です。 では、そういう方たちが何を飲んでいるかというと、コーヒーだったりジュース類だったりします。 「それは良くないよ!」と言うのは簡単なのですが、何故、水が嫌いなのか?という疑問は解決されません。 ネット上でも「水嫌い」の対策についてはいろいろと情報がでていて、その中には子供の水嫌いを心配する保護者の声などもあります。 水嫌いの人たちが、何故水が嫌いになったか?という声を集めると・・・  ①子供の時に飲んだ水が美味しくなくてトラウマになった  ②味がしないから  ③水を飲むと胃がしみる などがあります。 子供の味覚は敏感なので、小さい時にカルキ臭い品質の悪い水を飲むと水への拒絶反応がでてしまうのかもしれません。 また、胃がしみるというのはそこに水を受け入れる下地ができていないためと考えられます。ナトリウム不足です。 味覚障害も水嫌いの原因の一つで、これは亜鉛不足からおこる現象です。 水嫌い克服の対策としては・・・  ①体内のミネラル不足を起こさない  ②小さい時から品質のよい水を摂る また、遊んだり、運動することによって発汗して、「喉がかわく」という感覚を子供のうちに体験させる事も重要でしょう。 昔、塩おやじが所属した運動部では水分補給はこまめにさせてはくれませんでした。これは熱中症を引き起こす間違った解釈と現在はされていますが、ある部分では人間の生理を極限まで追い込む事でうまれる反発力を利用するために行っていたのではないか?とも考えています。その極限で呑む水のうまさと言ったら、この世で一番うまいものと表現しても良いものでした。残念ながら(?)今の子供たちはこまめな水分補給と、甘いスポーツ飲料の蔓延によって、この至福の水のうまさを体験する事がないのです。 確かにカルキ臭かったり、塩素の匂いがするような水は、塩おやじも飲みたくありません。 この問題は塩にも通じますが、「水」「塩」にはピンキリがあり、その前提なしにすべて同じ記号として扱ってしまうと、健康へ続く道は迷路へと変貌してしまうのです。 水が飲めないという人たちへ、塩おやじがアドバイスを送るとすれば天然塩といっしょに美味しい軟水を飲んでください。というところでしょうか。 塩をなめながら、水を飲むなんて考えられないという人がいるなら、本物のお塩でつけた漬物(ぬかづけ)を食べたあと、水を飲んでみてください。 漬物には塩分にふくまれるミネラル、野菜にふくまれるカリウム、発酵によってうみだされた乳酸菌があり、胃腸を整えるのに最適なものです。ただし、精製塩でつけた漬物はダメです。 自然と美味しい水が飲めるはずです。 今時期は、朝一切れのキュウリのぬか漬けが、塩おやじの元気の源です。 いつもぬか床をかき回してくれている女房に感謝。