塩水健康法について

海水浴が医療だった頃の話

海水浴が医療だった頃の話

海水浴の起源は治療目的 連日、暑い日が続きますね。海水浴場も賑わいを取り戻しているようですが、 海のレジャーとされる海水浴ですが、その起源は治療目的、まさに塩水健康法でした   平安時代からあった「潮湯治」 日本では、平安時代から海に入る「潮湯治(しおとうじ)」が行われていたようで、江戸時代には2代目将軍、徳川秀忠が腫物を治すために海水浴をしたという記録が残っています。尾張藩では、海水を自宅へ持ち帰り沸かして浴する事が広がったようで、これは今でいうソルトバスですね。当時の人は海水の薬効について知っていたようです。 潮湯治 尾張名所図会 (国会図書館蔵)みなさん、楽しそう、マッパですね! ヨーロッパでも18世紀にイギリス人医師・ラッセルが、ブライトンに海水浴場を開設したのがはじめとされており、 ・皮膚の洗浄・新陳代謝の促進・自立神経の調整 等を目的に、海水浴は行われていたのです。 治療からレジャーへ 海辺に行ける限られた人達で行われていた塩湯治ですが、海に通じる交通網の発達によって多くの人が海水浴に訪れるようなり、海に入る事を楽しむ、今のレジャーへと変化していきました。 子供の頃、海水浴に行くと汗疹がすっかり良くなった、というような事を経験された方も多いのではないでしょうか。海水浴をすると体がべたつくのは、自分の老廃物によるものです。海水の浸透圧によって、老廃物が引っ張り出され、新鮮な海水が体に染みこむことで新陳代謝が促進されるわけです。昔の海水は汚染されておらず、今ほど紫外線も強くなかったので、海水浴をすれば健康増進されたのは間違いないはずですが、現在は、特に強い紫外線に注意しながら海水浴を行う必要があります。また、熱中症にもお気をつけください。嗚呼、綺麗な海で泳ぎたい!!

海水浴が医療だった頃の話

海水浴の起源は治療目的 連日、暑い日が続きますね。海水浴場も賑わいを取り戻しているようですが、 海のレジャーとされる海水浴ですが、その起源は治療目的、まさに塩水健康法でした   平安時代からあった「潮湯治」 日本では、平安時代から海に入る「潮湯治(しおとうじ)」が行われていたようで、江戸時代には2代目将軍、徳川秀忠が腫物を治すために海水浴をしたという記録が残っています。尾張藩では、海水を自宅へ持ち帰り沸かして浴する事が広がったようで、これは今でいうソルトバスですね。当時の人は海水の薬効について知っていたようです。 潮湯治 尾張名所図会 (国会図書館蔵)みなさん、楽しそう、マッパですね! ヨーロッパでも18世紀にイギリス人医師・ラッセルが、ブライトンに海水浴場を開設したのがはじめとされており、 ・皮膚の洗浄・新陳代謝の促進・自立神経の調整 等を目的に、海水浴は行われていたのです。 治療からレジャーへ 海辺に行ける限られた人達で行われていた塩湯治ですが、海に通じる交通網の発達によって多くの人が海水浴に訪れるようなり、海に入る事を楽しむ、今のレジャーへと変化していきました。 子供の頃、海水浴に行くと汗疹がすっかり良くなった、というような事を経験された方も多いのではないでしょうか。海水浴をすると体がべたつくのは、自分の老廃物によるものです。海水の浸透圧によって、老廃物が引っ張り出され、新鮮な海水が体に染みこむことで新陳代謝が促進されるわけです。昔の海水は汚染されておらず、今ほど紫外線も強くなかったので、海水浴をすれば健康増進されたのは間違いないはずですが、現在は、特に強い紫外線に注意しながら海水浴を行う必要があります。また、熱中症にもお気をつけください。嗚呼、綺麗な海で泳ぎたい!!

人の半分以上は塩水でできている

人の半分以上は塩水でできている

生まれたての艶々した赤ん坊を構成している80%は“水”です。これをピークに人は体内の水分量を失っていき、最後は乾いて死にいたります。(穏やかな死とは、ゆるやかに水を失っていく状態ではないか?これについては違うブログで書きます) 人の中にある水とは“塩水”であり、塩分濃度は約0.9%です。生命が誕生した古代の海水塩分濃度も約0.9%と考えられており、等しいのは偶然ではないのでしょう。出産と潮の満ち引きに関係があるように、人の体液と海はつながっているはずです。 人の体は、この約0.9%の塩分濃度を常に一定にキープしようとする自動調整機能がそなわっています。その主な調整役が腎臓です。 塩分濃度を約0.9%に維持するために、腎臓は入ってくる塩と水をコントロールして、尿として排出させます。単純に言うと、塩が多ければ塩をだし、水が多ければ水を出してくれます。塩水健康法で飲む塩水の塩分濃度目安は、約0.1%~0.3%です。体液の塩分濃度に等しい0.9%になぜしないか?と思われるかもしれませんが、心配しなくても余分な水は腎臓が捨ててくれますし、0.9%の塩水は辛くてそんなに飲めません。海の遭難者が海水を飲んでもダメなように、塩辛い塩水は毒でしかありません。 では、真水ばかりを飲んでいたらどうなるでしょうか?塩分濃度を維持するために水を捨てられますが、その時に塩もわずかに出ていきますので、だんだんと体液が薄くなってしまいます。これは冷えの原因になり、活力がなく元気がでない状態です。 真水だと飲みにくいと感じる人が結構多いのは、その人のセンサーが敏感で体液濃度を本能的に守ろうとしているのではないでしょうか。 薄い塩水は不思議と飲めてしまうので試してみてください。水がまろやかに甘く感じる塩分濃度が必ずあります。プラスして、食事で美味しいと感じる塩味の野菜やたんぱく質、穀類を適量食べれば、だいたい、怖いものはなくなります。体を労るメンテナンスのためにも、塩水補水+適塩での栄養補給で、腎臓への負担を減らしましょう。

人の半分以上は塩水でできている

生まれたての艶々した赤ん坊を構成している80%は“水”です。これをピークに人は体内の水分量を失っていき、最後は乾いて死にいたります。(穏やかな死とは、ゆるやかに水を失っていく状態ではないか?これについては違うブログで書きます) 人の中にある水とは“塩水”であり、塩分濃度は約0.9%です。生命が誕生した古代の海水塩分濃度も約0.9%と考えられており、等しいのは偶然ではないのでしょう。出産と潮の満ち引きに関係があるように、人の体液と海はつながっているはずです。 人の体は、この約0.9%の塩分濃度を常に一定にキープしようとする自動調整機能がそなわっています。その主な調整役が腎臓です。 塩分濃度を約0.9%に維持するために、腎臓は入ってくる塩と水をコントロールして、尿として排出させます。単純に言うと、塩が多ければ塩をだし、水が多ければ水を出してくれます。塩水健康法で飲む塩水の塩分濃度目安は、約0.1%~0.3%です。体液の塩分濃度に等しい0.9%になぜしないか?と思われるかもしれませんが、心配しなくても余分な水は腎臓が捨ててくれますし、0.9%の塩水は辛くてそんなに飲めません。海の遭難者が海水を飲んでもダメなように、塩辛い塩水は毒でしかありません。 では、真水ばかりを飲んでいたらどうなるでしょうか?塩分濃度を維持するために水を捨てられますが、その時に塩もわずかに出ていきますので、だんだんと体液が薄くなってしまいます。これは冷えの原因になり、活力がなく元気がでない状態です。 真水だと飲みにくいと感じる人が結構多いのは、その人のセンサーが敏感で体液濃度を本能的に守ろうとしているのではないでしょうか。 薄い塩水は不思議と飲めてしまうので試してみてください。水がまろやかに甘く感じる塩分濃度が必ずあります。プラスして、食事で美味しいと感じる塩味の野菜やたんぱく質、穀類を適量食べれば、だいたい、怖いものはなくなります。体を労るメンテナンスのためにも、塩水補水+適塩での栄養補給で、腎臓への負担を減らしましょう。

細胞は海に棲むクラゲというイメージについて

細胞は海に棲むクラゲというイメージについて

細胞と聞いて、どんなイメージを持ちますか?細胞は小さな袋みたいなもので、その袋の内側にも外側にも液体が充満していて、内側は「細胞内液(さいぼうないえき)」外側は「細胞外液(さいぼうがいえき)」です。この画像であれば、細胞は、細胞外液という「海」に生息するクラゲのようなイメージですね。細胞を魚に置き換えると・・・、こんな感じになります。 綺麗な水槽で気持ちよさそうに魚たちが泳いでいますが、 水槽にいる魚たちは、ごはんを食べ、糞をします。何もしなければこの水槽の水は汚れて、魚は病気になります。こちらは、ネットで「汚い水槽」で検索してでてきた写真です。(借用させていただきます。)借用元ブログ→ふらふら水槽生活 ここまで放置したのか、わたしは… (fc2.com) 「ウワッ~」て、感じですねえ。こちらの水槽には、たぶんもう魚は棲んでいないでしょう。検索をかけてたくさんでてきた「汚い水槽」の中から、この画像を選んだのには、もうひとつ理由があります。なんだと思いますか?そうです。汚い上に、水がなくなりかけていますね。 この水槽のように、体の中の細胞外液が汚れ、その量が少なくなっているとイメージしてください。細胞はどうなりますか?答えはあえて書きません。このイメージをもてば、自分の体の中にある海、「細胞外液」を清浄にキープしようという意識をもてるはずです。水槽をきれいな状態にキープするためには、魚がだすもの(糞や分泌液という老廃物)を取り除き、新しい水に定期的な入れ替えをする必要があります。人間であれば、ウンコやおしっこで老廃物を外にだし、水を飲むということです。汚くなっている水槽にどんな薬品をいれても水槽は綺麗にはなりません。人間も同じで、薬に頼る前にやることは明白なのです。きちんと水をのみ、その水を循環させていく、それが塩水健康法の基本的な考え方です。では、その飲む水がなぜ、真水ではなく塩水なのか?それは次回のブログでご紹介させていただきます。

細胞は海に棲むクラゲというイメージについて

細胞と聞いて、どんなイメージを持ちますか?細胞は小さな袋みたいなもので、その袋の内側にも外側にも液体が充満していて、内側は「細胞内液(さいぼうないえき)」外側は「細胞外液(さいぼうがいえき)」です。この画像であれば、細胞は、細胞外液という「海」に生息するクラゲのようなイメージですね。細胞を魚に置き換えると・・・、こんな感じになります。 綺麗な水槽で気持ちよさそうに魚たちが泳いでいますが、 水槽にいる魚たちは、ごはんを食べ、糞をします。何もしなければこの水槽の水は汚れて、魚は病気になります。こちらは、ネットで「汚い水槽」で検索してでてきた写真です。(借用させていただきます。)借用元ブログ→ふらふら水槽生活 ここまで放置したのか、わたしは… (fc2.com) 「ウワッ~」て、感じですねえ。こちらの水槽には、たぶんもう魚は棲んでいないでしょう。検索をかけてたくさんでてきた「汚い水槽」の中から、この画像を選んだのには、もうひとつ理由があります。なんだと思いますか?そうです。汚い上に、水がなくなりかけていますね。 この水槽のように、体の中の細胞外液が汚れ、その量が少なくなっているとイメージしてください。細胞はどうなりますか?答えはあえて書きません。このイメージをもてば、自分の体の中にある海、「細胞外液」を清浄にキープしようという意識をもてるはずです。水槽をきれいな状態にキープするためには、魚がだすもの(糞や分泌液という老廃物)を取り除き、新しい水に定期的な入れ替えをする必要があります。人間であれば、ウンコやおしっこで老廃物を外にだし、水を飲むということです。汚くなっている水槽にどんな薬品をいれても水槽は綺麗にはなりません。人間も同じで、薬に頼る前にやることは明白なのです。きちんと水をのみ、その水を循環させていく、それが塩水健康法の基本的な考え方です。では、その飲む水がなぜ、真水ではなく塩水なのか?それは次回のブログでご紹介させていただきます。

塩水健康法(塩水療法)の可能性

塩水健康法(塩水療法)の可能性

「なぜ塩と水ですべての病が癒え、若返るのか?」 は出版されて約5年、今も重版を続けるロングセラーで、出版をしてくれたヒカルランドさんの現在の売上ランキングでもベスト16位になっています。多くの書籍が出版されては消えていくなかで、「読み続けられていることが本物の証である」という、お言葉をある方からいただきました。 書籍の著者であるユージェル・アイデミール氏が私用で来日されたのを契機に、ヒカルランドさんが東京での2日間の講演会を企画してくれました。 初日はあいにくの大雨でしたが、飛行機や新幹線を使って会場まで足を運んでくださる方もいらっしゃり、ZOOMでの動画配信とあわせて意義深い講演会になりました。トルコ語で話すユージェル氏の通訳をプロの方にお願いしたのも大変良かったと思っています。彼が話す内容を正確に知ることができました。   1日目は「人はなぜ病気になるのか?」という答えは、細胞と体内環境の乾燥と汚染にあるという見解を、様々な角度から掘り下げてお話をいただきました。病気は感染症と、生活習慣病の二種類に大別され、ガンは生活習慣病がいきつく最終地点であって、その原因とは「細胞と体内環境の乾燥と汚染」であり、これを取り除かない限り根本的な解決とはならないということを、細胞を水槽にいる魚に例えてわかりやすく説明してくれました。  水槽の魚(細胞)が病気になるのは水槽(体液、体内環境)の悪化によるもので、魚自体に問題があるわけではないという例えは、明確なイメージとして参加者に伝わっているようでした。 2日目は「体内の乾燥と汚染をどのように取り除くのか」という実践方法をユージェル氏から教えていただきました。体内に十分な水を届けるための塩水補水、そして汚染を取り除くための腸内洗浄、肝臓胆管の洗浄方法についてです。 塩水補水については誰もが安心して日常的に用いることのできる簡単な方法ですが、肝臓と胆管の洗浄に関しては、胆石が途中で詰まってしまう危険性もあり、安易な実施は危険性もあるというご意見を、内科医の小松先生からいただきました。この件については改めて、ユージェル氏と小松先生の対談の機会を設けて、どのような取り扱いを日本でしていくべきか協議していきたいと考えております。  また芝山鍼灸整骨院の芝山先生から、塩水補水をすることで患者さんにどのような変化があるかをお話いただきました。   芝山先生はチクチク療法という痛み刺激を与えて病気にアプローチする、西洋医学とも東洋医学とも違うメイド・イン・ジャパンの治療体系を提唱されていらっしゃいますが、チクチク療法を行う際に塩水補水を行うことで患者さんの筋肉が柔らかくなり、施術効果が高まるという報告をしていただきました。これは塩水により体内の電気信号伝達がスムーズになり、刺激に対しての反応がよくなるからだろうという推測されているということです。  塩水健康法(塩水治療法)で用いられる塩水は塩からいものでなく、塩を感じるか感じないかの境目で、まろやかさを感じるようなミネラル水です。  これを日常的に飲むことで、細胞を潤し、体内の老廃物を外にだすことで、体内(水槽)の環境を浄化しようという、極めてシンプルな考え方をベースにしています。  塩の摂りすぎやお水の摂りすぎを心配される方もいらっしゃり、最初の段階では様々な症状(むくみ、頻尿等)がでる場合もありますが、ゆっくりと体に塩水をなじませることで快適な体調を感じることが期待できます。  健康法というよりは、日常習慣と言い換えてもいいのかもしれません。 この日常習慣を知って実践している方と、知らずに減塩を信じている方では行く道は二手に分かれますが、その行きつく先がどのようなものかはご想像にお任せしようと思います。 医療現場のプロからも注目されている塩水健康法(塩水療法)が資本主義社会でゆがめられたものならないよう監視し自戒をしながら、少しでも社会に役立つ一般常識として普及していくための、広報係として頑張っていきたいと思っています。 久しぶり(約10年ぶり)にあったユージェル氏は以前とまったく変わっておらず、元気で若々しい体調を維持されていました。彼の姿から、彼が実践している塩水補水と植物性を中心とした食生活は、多くの方の希望となる可能性の大きさを改めて感じました。 (写真:息子・源のグループ展にて、ユージェル・ファミリーとの久しぶりの再会) 私自身も初心にもどって、この塩水健康法と真摯に向かい続けようと心に誓った3日間となりました。 講演会に関わっていただきました多くの皆様に御礼を申し上げます。

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塩水健康法(塩水療法)の可能性

「なぜ塩と水ですべての病が癒え、若返るのか?」 は出版されて約5年、今も重版を続けるロングセラーで、出版をしてくれたヒカルランドさんの現在の売上ランキングでもベスト16位になっています。多くの書籍が出版されては消えていくなかで、「読み続けられていることが本物の証である」という、お言葉をある方からいただきました。 書籍の著者であるユージェル・アイデミール氏が私用で来日されたのを契機に、ヒカルランドさんが東京での2日間の講演会を企画してくれました。 初日はあいにくの大雨でしたが、飛行機や新幹線を使って会場まで足を運んでくださる方もいらっしゃり、ZOOMでの動画配信とあわせて意義深い講演会になりました。トルコ語で話すユージェル氏の通訳をプロの方にお願いしたのも大変良かったと思っています。彼が話す内容を正確に知ることができました。   1日目は「人はなぜ病気になるのか?」という答えは、細胞と体内環境の乾燥と汚染にあるという見解を、様々な角度から掘り下げてお話をいただきました。病気は感染症と、生活習慣病の二種類に大別され、ガンは生活習慣病がいきつく最終地点であって、その原因とは「細胞と体内環境の乾燥と汚染」であり、これを取り除かない限り根本的な解決とはならないということを、細胞を水槽にいる魚に例えてわかりやすく説明してくれました。  水槽の魚(細胞)が病気になるのは水槽(体液、体内環境)の悪化によるもので、魚自体に問題があるわけではないという例えは、明確なイメージとして参加者に伝わっているようでした。 2日目は「体内の乾燥と汚染をどのように取り除くのか」という実践方法をユージェル氏から教えていただきました。体内に十分な水を届けるための塩水補水、そして汚染を取り除くための腸内洗浄、肝臓胆管の洗浄方法についてです。 塩水補水については誰もが安心して日常的に用いることのできる簡単な方法ですが、肝臓と胆管の洗浄に関しては、胆石が途中で詰まってしまう危険性もあり、安易な実施は危険性もあるというご意見を、内科医の小松先生からいただきました。この件については改めて、ユージェル氏と小松先生の対談の機会を設けて、どのような取り扱いを日本でしていくべきか協議していきたいと考えております。  また芝山鍼灸整骨院の芝山先生から、塩水補水をすることで患者さんにどのような変化があるかをお話いただきました。   芝山先生はチクチク療法という痛み刺激を与えて病気にアプローチする、西洋医学とも東洋医学とも違うメイド・イン・ジャパンの治療体系を提唱されていらっしゃいますが、チクチク療法を行う際に塩水補水を行うことで患者さんの筋肉が柔らかくなり、施術効果が高まるという報告をしていただきました。これは塩水により体内の電気信号伝達がスムーズになり、刺激に対しての反応がよくなるからだろうという推測されているということです。  塩水健康法(塩水治療法)で用いられる塩水は塩からいものでなく、塩を感じるか感じないかの境目で、まろやかさを感じるようなミネラル水です。  これを日常的に飲むことで、細胞を潤し、体内の老廃物を外にだすことで、体内(水槽)の環境を浄化しようという、極めてシンプルな考え方をベースにしています。  塩の摂りすぎやお水の摂りすぎを心配される方もいらっしゃり、最初の段階では様々な症状(むくみ、頻尿等)がでる場合もありますが、ゆっくりと体に塩水をなじませることで快適な体調を感じることが期待できます。  健康法というよりは、日常習慣と言い換えてもいいのかもしれません。 この日常習慣を知って実践している方と、知らずに減塩を信じている方では行く道は二手に分かれますが、その行きつく先がどのようなものかはご想像にお任せしようと思います。 医療現場のプロからも注目されている塩水健康法(塩水療法)が資本主義社会でゆがめられたものならないよう監視し自戒をしながら、少しでも社会に役立つ一般常識として普及していくための、広報係として頑張っていきたいと思っています。 久しぶり(約10年ぶり)にあったユージェル氏は以前とまったく変わっておらず、元気で若々しい体調を維持されていました。彼の姿から、彼が実践している塩水補水と植物性を中心とした食生活は、多くの方の希望となる可能性の大きさを改めて感じました。 (写真:息子・源のグループ展にて、ユージェル・ファミリーとの久しぶりの再会) 私自身も初心にもどって、この塩水健康法と真摯に向かい続けようと心に誓った3日間となりました。 講演会に関わっていただきました多くの皆様に御礼を申し上げます。

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熱中症の後遺症と塩水チャージの重要性

熱中症の後遺症と塩水チャージの重要性

先日、学校における事故の特集番組を拝見し、深く考えこみました。学校事故で死亡または障害を負った子供の数は8729人。そのデータベースを分析すると「同じような事故を繰り返している」という実態が浮かびあがったそうです。  特に学校行事、部活中の熱中症事故の割合は高く、テニスの部活中に意識をなくし、寝たきりの重い後遺症をおってしまった女子高校生の取材を受け入れられたご両親の姿には涙がでました。同様の事故を起こしてはいけないという強い気持ちをお持ちなのだと感じました。  私も、もし我が子であったなら、そういう想像を働かせ、微力ながらブログを通じて、熱中症予防としての塩水チャージの重要性を発信していきたいと強く感じました。  熱中症には後遺症があるということもあまり知られてはいないのでしょうか。  熱中症の後遺症としては、  ・中枢神経障害 ・高次脳機能障害 ・嚥下障害 ・小脳失調 ・失語 ・歩行障害 ・パーキンソン症候群 があり、昭和大学医学部の研究によると、Ⅲ度の重い熱中症を発症した1,441人の患者さんのうち、22人(1.5%)に中枢神経障害の後遺症が残ったというデータがあります。 つまり、熱中症によって通常の日常生活が送れなくなる可能性もあるということです。  熱中症を甘くみてはいけません。 熱中症に陥った場合、全身を氷水につける「アイスバス」が有効であると番組では紹介していましたが、それは事後の対処方法なので、熱中症にかからない日常習慣からの予防が大切であると感じます。  熱中症事故で気をつけなくてはいけない月は5月であり、試験休みあけ等の部活再開日も危険ということでした。つまり、暑さに体が慣れきっていない状態は熱中症をおこしやすいということです。アメリカでは休み明けの運動部活動には厳密な制限をかける学校もあると紹介していました。  睡眠不足や蓄積疲労も熱中症を引き起こす要因となります。  運動で心身を鍛えることは大切ですが、それ以上に大切なのは健康体と命なので、勝利至上主義に陥ることのない安全な部活動が教育現場で徹底されてほしいと思います。   また、部活動現場には水分補給とともに塩分補給のできる環境整備と意識改革をしてほしいとも思っています。部活前には塩をなめる、なめなくてはいけない。そんな文化が広がることを願っています。塩をなめれば、ミネラル補給になるだけでなく、もうひとつ良いのは体の渇きを敏感に感じるセンサーが働くということです。体内に塩が不足すると、水の不足にも鈍感になります。体内に塩がないと汗が流れることを心地よく感じてしまい、急激に体内の塩水が奪われます。まずは水より前に塩。そして塩水を日常的にチャージすることが熱中症対策にはかなり有効なはずです。  このブログを読んで、学校関係者、スポーツ指導者に実践していただければ幸いです。  これから暑くなります。1件でも熱中症事故を無くしていきましょう。 LINK: いのちを守る学校に 調査報告“学校事故” - NHKスペシャル - NHK熱中症予防におすすめの商品携帯ソルトケース

熱中症の後遺症と塩水チャージの重要性

先日、学校における事故の特集番組を拝見し、深く考えこみました。学校事故で死亡または障害を負った子供の数は8729人。そのデータベースを分析すると「同じような事故を繰り返している」という実態が浮かびあがったそうです。  特に学校行事、部活中の熱中症事故の割合は高く、テニスの部活中に意識をなくし、寝たきりの重い後遺症をおってしまった女子高校生の取材を受け入れられたご両親の姿には涙がでました。同様の事故を起こしてはいけないという強い気持ちをお持ちなのだと感じました。  私も、もし我が子であったなら、そういう想像を働かせ、微力ながらブログを通じて、熱中症予防としての塩水チャージの重要性を発信していきたいと強く感じました。  熱中症には後遺症があるということもあまり知られてはいないのでしょうか。  熱中症の後遺症としては、  ・中枢神経障害 ・高次脳機能障害 ・嚥下障害 ・小脳失調 ・失語 ・歩行障害 ・パーキンソン症候群 があり、昭和大学医学部の研究によると、Ⅲ度の重い熱中症を発症した1,441人の患者さんのうち、22人(1.5%)に中枢神経障害の後遺症が残ったというデータがあります。 つまり、熱中症によって通常の日常生活が送れなくなる可能性もあるということです。  熱中症を甘くみてはいけません。 熱中症に陥った場合、全身を氷水につける「アイスバス」が有効であると番組では紹介していましたが、それは事後の対処方法なので、熱中症にかからない日常習慣からの予防が大切であると感じます。  熱中症事故で気をつけなくてはいけない月は5月であり、試験休みあけ等の部活再開日も危険ということでした。つまり、暑さに体が慣れきっていない状態は熱中症をおこしやすいということです。アメリカでは休み明けの運動部活動には厳密な制限をかける学校もあると紹介していました。  睡眠不足や蓄積疲労も熱中症を引き起こす要因となります。  運動で心身を鍛えることは大切ですが、それ以上に大切なのは健康体と命なので、勝利至上主義に陥ることのない安全な部活動が教育現場で徹底されてほしいと思います。   また、部活動現場には水分補給とともに塩分補給のできる環境整備と意識改革をしてほしいとも思っています。部活前には塩をなめる、なめなくてはいけない。そんな文化が広がることを願っています。塩をなめれば、ミネラル補給になるだけでなく、もうひとつ良いのは体の渇きを敏感に感じるセンサーが働くということです。体内に塩が不足すると、水の不足にも鈍感になります。体内に塩がないと汗が流れることを心地よく感じてしまい、急激に体内の塩水が奪われます。まずは水より前に塩。そして塩水を日常的にチャージすることが熱中症対策にはかなり有効なはずです。  このブログを読んで、学校関係者、スポーツ指導者に実践していただければ幸いです。  これから暑くなります。1件でも熱中症事故を無くしていきましょう。 LINK: いのちを守る学校に 調査報告“学校事故” - NHKスペシャル - NHK熱中症予防におすすめの商品携帯ソルトケース

ブラックソルトの自家製ボディスクラブ

ブラックソルトの自家製ボディスクラブ

だん、食用にはクリスタル岩塩をイチオシで販売している源気商會代表の塩Gです。 少し気温も下がり、お風呂で湯舟に浸かることが増え、これからバスソルトの需要が高まってきます。 このバスソルトとして当店で人気なのが、パキスタン産のブラックソルトです。 ブラックソルトは、岩塩を焼成した焼き塩で、独特の硫黄臭がします。現地パキスタンでは食用としてお肉にかけたり、打ち身や筋肉疲労をとるものとしてお水やお湯に溶かして使われています。 バスソルトとして使うと発汗が促進され、温まり感も強く、お肌がツルツルになるとお客様からも好評なのですが、ひとつデメリットがあるとすれば、硫黄臭の匂いが不評な点です。温泉のようで良いという方もいらっしゃるのですが、家庭のお風呂で使うには少しハードルの高い部分があります。 ブラックソルトのもう一つの使い方はボディスクラブとしての活用です。 ブラックソルトのパウダータイプをお湯で溶かすと、とろみのある塩水ができますが、これを肌にすりこむようにマッサージすることでお肌の角質が除去されてスベスベになり、ブラックソルトに含まれるマグネシウムによって若干の保湿効果も加わります。保湿効果を高めたい場合はオーガニックなオリーブオイルやココナッツオイルをブレンドするのもおすすめです。 シンプルにオーガニックな素材だけで作った自家製ボディスクラブ。 コスパよく、安心安全でお肌の手入れができますので、勇気がある方は是非、チャレンジしてみてください。アトピーでお困りの方などにも使っていただけるスクラブだと思います。ただし、アトピーを改善するという保証はいたしませんので、自己責任での使用をご検討ください。 ブラックソルトパウダータイプ商品ページ

ブラックソルトの自家製ボディスクラブ

だん、食用にはクリスタル岩塩をイチオシで販売している源気商會代表の塩Gです。 少し気温も下がり、お風呂で湯舟に浸かることが増え、これからバスソルトの需要が高まってきます。 このバスソルトとして当店で人気なのが、パキスタン産のブラックソルトです。 ブラックソルトは、岩塩を焼成した焼き塩で、独特の硫黄臭がします。現地パキスタンでは食用としてお肉にかけたり、打ち身や筋肉疲労をとるものとしてお水やお湯に溶かして使われています。 バスソルトとして使うと発汗が促進され、温まり感も強く、お肌がツルツルになるとお客様からも好評なのですが、ひとつデメリットがあるとすれば、硫黄臭の匂いが不評な点です。温泉のようで良いという方もいらっしゃるのですが、家庭のお風呂で使うには少しハードルの高い部分があります。 ブラックソルトのもう一つの使い方はボディスクラブとしての活用です。 ブラックソルトのパウダータイプをお湯で溶かすと、とろみのある塩水ができますが、これを肌にすりこむようにマッサージすることでお肌の角質が除去されてスベスベになり、ブラックソルトに含まれるマグネシウムによって若干の保湿効果も加わります。保湿効果を高めたい場合はオーガニックなオリーブオイルやココナッツオイルをブレンドするのもおすすめです。 シンプルにオーガニックな素材だけで作った自家製ボディスクラブ。 コスパよく、安心安全でお肌の手入れができますので、勇気がある方は是非、チャレンジしてみてください。アトピーでお困りの方などにも使っていただけるスクラブだと思います。ただし、アトピーを改善するという保証はいたしませんので、自己責任での使用をご検討ください。 ブラックソルトパウダータイプ商品ページ