塩水健康法について

塩水療法の書籍販売予約開始のお知らせ

塩水療法の書籍販売予約開始のお知らせ

源気商會のアドバイザーであり、塩おやじの長年の友人でもある アイデミール・ユージェル氏(トルコの社会学者)が著した「命の源 塩と水」の翻訳本がいよいよ全国書店で販売されることになります。   源気商會はこの翻訳に関わりました。 日本語題名は、「なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ? 」といういささか煽情的なものですが、中身はいたって真面目な学術的な書籍です。 現役医師2名の方にも推薦、解説文をいただいております。 是非、多くの方に読んでいただきたい内容です。現在、アマゾンで先行予約が始まっていますので、よろしければポチッとしてください。 アマゾン予約サイト

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源気商會のアドバイザーであり、塩おやじの長年の友人でもある アイデミール・ユージェル氏(トルコの社会学者)が著した「命の源 塩と水」の翻訳本がいよいよ全国書店で販売されることになります。   源気商會はこの翻訳に関わりました。 日本語題名は、「なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ? 」といういささか煽情的なものですが、中身はいたって真面目な学術的な書籍です。 現役医師2名の方にも推薦、解説文をいただいております。 是非、多くの方に読んでいただきたい内容です。現在、アマゾンで先行予約が始まっていますので、よろしければポチッとしてください。 アマゾン予約サイト

イボの原因 水不足解消、塩不足解消

体の硬い子たちに散見するイボや吹き出物 40歳の時に子供たちと空手道場に通いはじめて、気が付けば10年が過ぎました。 保育園児だった子供たちはいつの間にか大きくなり、組手ではかなわくなったので、なんだかとても不思議な気分。 下手なりに10年続けてきたので、今は、小学生の指導補助をさせていただいていますが、その中で、最近の子供たちの体の硬さと、皮膚の乾燥がここのところ気になります。 体の硬さと皮膚の乾燥には関係性があるのでは?と思っており、体の硬い子たちに、イボやおできがあるのも体内の水不足が原因であろうと感じています。 保護者の方には、よく水分をとらせてください。という事も伝えますが、なかなか理解されていないように感じます。 私の友人であるユージェル・アイデミール氏はトルコで末期がん患者のケアを塩と水を使ってやっている人物ですが、初期段階であれば、乳がんと前立腺がんはほぼ水と塩だけで治すことができると言っています。 何はともあれ、イボ、吹き出物、ガンの対処療法として切開という選択肢はありますが、これは対処療法で根治治療にはならないはずです。 何をするかという答えですが、まずはシンプルに体内の乾燥状態を癒す、つまり水を飲むこと!! 乳がんの原因のひとつに、プロラクチンという母乳の出をよくするホルモンの異常分泌があるそうです。このホルモン異常はストレスや体内の水不足によって引き起こされます。 水は2重構造となっている細胞膜を構成する炭水化物のキッドをつなぎとめる「接着剤」の働きも担っていますが、水がない場合、体はその「接着剤」のかわりにコレステロールという「粘土」を抽出して、このキッドを固めて補強しようします。 また、2重構造となっている膜と膜の間には堀のような水路があり、ここを水が流れて酵素を運んでいますが、体内に水がないと、この堀が乾いて、細胞膜を酵素が通行できなくなってしまいます。 体の硬い子供たちは、おそらく水不足の状態で、イボや吹き出物はそのサインなのですが、多くの親たちにその知識がなく、ますます体の水不足を招く甘いジュースを子供たちに与えているからいけません。 この光景は今、日本の津々浦々で見られる事です。      

イボの原因 水不足解消、塩不足解消

体の硬い子たちに散見するイボや吹き出物 40歳の時に子供たちと空手道場に通いはじめて、気が付けば10年が過ぎました。 保育園児だった子供たちはいつの間にか大きくなり、組手ではかなわくなったので、なんだかとても不思議な気分。 下手なりに10年続けてきたので、今は、小学生の指導補助をさせていただいていますが、その中で、最近の子供たちの体の硬さと、皮膚の乾燥がここのところ気になります。 体の硬さと皮膚の乾燥には関係性があるのでは?と思っており、体の硬い子たちに、イボやおできがあるのも体内の水不足が原因であろうと感じています。 保護者の方には、よく水分をとらせてください。という事も伝えますが、なかなか理解されていないように感じます。 私の友人であるユージェル・アイデミール氏はトルコで末期がん患者のケアを塩と水を使ってやっている人物ですが、初期段階であれば、乳がんと前立腺がんはほぼ水と塩だけで治すことができると言っています。 何はともあれ、イボ、吹き出物、ガンの対処療法として切開という選択肢はありますが、これは対処療法で根治治療にはならないはずです。 何をするかという答えですが、まずはシンプルに体内の乾燥状態を癒す、つまり水を飲むこと!! 乳がんの原因のひとつに、プロラクチンという母乳の出をよくするホルモンの異常分泌があるそうです。このホルモン異常はストレスや体内の水不足によって引き起こされます。 水は2重構造となっている細胞膜を構成する炭水化物のキッドをつなぎとめる「接着剤」の働きも担っていますが、水がない場合、体はその「接着剤」のかわりにコレステロールという「粘土」を抽出して、このキッドを固めて補強しようします。 また、2重構造となっている膜と膜の間には堀のような水路があり、ここを水が流れて酵素を運んでいますが、体内に水がないと、この堀が乾いて、細胞膜を酵素が通行できなくなってしまいます。 体の硬い子供たちは、おそらく水不足の状態で、イボや吹き出物はそのサインなのですが、多くの親たちにその知識がなく、ますます体の水不足を招く甘いジュースを子供たちに与えているからいけません。 この光景は今、日本の津々浦々で見られる事です。      

下痢止めと抗菌剤の弊害

5年前に起こった焼肉店での集団食中毒事件 昨日、テレビで5年前に起こった焼肉店での集団食中毒の再現ドラマがあり、視聴しました。この事件による犠牲者が5名もいたことを改めて知り、食中毒の怖さを再認識しました。 犠牲者と犠牲者のご家族の心中を察すると、悔しくてたまらない怒り、無念があったはずです。心よりお悔やみを申し上げたい。 その再現ドラマには、被害者のお父上が出演されており、この事件を風化させてはならないという思いを感じました。 食中毒の原因となったのはO157やO111と同種の腸管出血性大腸菌(ベロ毒素性大腸菌)と呼ばれるものです。ベロ毒素は大腸はただれさせ、血管壁を破壊して出血を引き起こします。さらに腎臓に障害を与え、脳や神経にも作用して発病してから短時間で命を奪うこともあります。 腸管出血性大腸菌O157 【国立感染症研究所】   再現ビデオによると焼肉店で家族4名が食事をし、ユッケを食した3名が発病、うち重篤だった息子さんが亡くなってしまうのですが、食後には異常はなく、翌日から少しづつ倦怠感や嘔吐、下痢という症状が出始めました。病院でも検査をし、「盲腸」「風邪による消化不良」が疑われましたが、食中毒という診察はされなかったようです。   その初期に市販の整腸剤(下痢止め)を服用したことで、かえって毒素が体内に留まることになってしまったという解説があり、初期段階で毒素を体外へできるだけ排出していたならば、と感じずにはおられませんでした。   下痢止めと抗菌剤 ここからは一般的な下痢についての話にかわりますが、下痢や嘔吐は体内にある余分なものを体自身が拒んで外に出そうとしているものだと思われ、これを薬で止めることにどのような意味があるのでしょうか。   日常生活や仕事に支障が出る場合、やむをえずに下痢止めを服用することもあるとは思いますが、これは体に負担を与える行為だと認識しておくべきでしょう。   下痢で怖いのは脱水症状です。体内に蓄えられた水が余分なものを排出するために使われてしまうから。だから、下痢の歳には白湯などに天然塩をいれて、塩水補給をすることが肝心です。(病院では生理用食塩水が点滴されます)体内に入った塩水は腸内を洗いながす作用もあり、ウィルスなどを体外におしだしてくれます。   塩水での腸内洗浄がもう少し一般的知識として広がれば、家庭での下痢への対応も変わったものになるのではと思っています。   因みに、出血性大腸菌のよる食中毒に対する決定的治療法というものは現在なく、「抗菌剤」を服用するくらいしか手がないようなのですが、この抗菌剤は毒性のものと一緒に必要な腸内細菌をも破壊してしまうため、かえって症状を悪化させるのではないか、という見方もあります。

下痢止めと抗菌剤の弊害

5年前に起こった焼肉店での集団食中毒事件 昨日、テレビで5年前に起こった焼肉店での集団食中毒の再現ドラマがあり、視聴しました。この事件による犠牲者が5名もいたことを改めて知り、食中毒の怖さを再認識しました。 犠牲者と犠牲者のご家族の心中を察すると、悔しくてたまらない怒り、無念があったはずです。心よりお悔やみを申し上げたい。 その再現ドラマには、被害者のお父上が出演されており、この事件を風化させてはならないという思いを感じました。 食中毒の原因となったのはO157やO111と同種の腸管出血性大腸菌(ベロ毒素性大腸菌)と呼ばれるものです。ベロ毒素は大腸はただれさせ、血管壁を破壊して出血を引き起こします。さらに腎臓に障害を与え、脳や神経にも作用して発病してから短時間で命を奪うこともあります。 腸管出血性大腸菌O157 【国立感染症研究所】   再現ビデオによると焼肉店で家族4名が食事をし、ユッケを食した3名が発病、うち重篤だった息子さんが亡くなってしまうのですが、食後には異常はなく、翌日から少しづつ倦怠感や嘔吐、下痢という症状が出始めました。病院でも検査をし、「盲腸」「風邪による消化不良」が疑われましたが、食中毒という診察はされなかったようです。   その初期に市販の整腸剤(下痢止め)を服用したことで、かえって毒素が体内に留まることになってしまったという解説があり、初期段階で毒素を体外へできるだけ排出していたならば、と感じずにはおられませんでした。   下痢止めと抗菌剤 ここからは一般的な下痢についての話にかわりますが、下痢や嘔吐は体内にある余分なものを体自身が拒んで外に出そうとしているものだと思われ、これを薬で止めることにどのような意味があるのでしょうか。   日常生活や仕事に支障が出る場合、やむをえずに下痢止めを服用することもあるとは思いますが、これは体に負担を与える行為だと認識しておくべきでしょう。   下痢で怖いのは脱水症状です。体内に蓄えられた水が余分なものを排出するために使われてしまうから。だから、下痢の歳には白湯などに天然塩をいれて、塩水補給をすることが肝心です。(病院では生理用食塩水が点滴されます)体内に入った塩水は腸内を洗いながす作用もあり、ウィルスなどを体外におしだしてくれます。   塩水での腸内洗浄がもう少し一般的知識として広がれば、家庭での下痢への対応も変わったものになるのではと思っています。   因みに、出血性大腸菌のよる食中毒に対する決定的治療法というものは現在なく、「抗菌剤」を服用するくらいしか手がないようなのですが、この抗菌剤は毒性のものと一緒に必要な腸内細菌をも破壊してしまうため、かえって症状を悪化させるのではないか、という見方もあります。

畑の点滴 ハチミツと塩

米国西部の田舎町、有機農法のぶどう畑で働く青年が汗だくの作業中に持参のペットボトルを取り出してゴクゴク飲み干しました。彼のペットボトルの中身は水500ミリリットルに大さじ2杯のハチミツとわずかな塩を加えて、ライムをたっぷり搾ったもの。「自家製ハチミツ水は畑でできる点滴だよ。」と彼が教えてくれたそう。   市販のイオン飲料には人工甘味料が過剰にふくまれていて、常飲すると急性糖尿病やペットボトル症候群の発症が指摘されています。   ハチミツは基本的に果糖の割合が大きいので膵臓に負担をかけず、血糖値を一定以上には高めないとされています。   果糖が多く、結晶化しにくいハチミツの代表はアカシアです。水に溶けやすく味は上品で、新鮮な柑橘の風味を邪魔しません。鉄分などのミネラルをしっかりと補給したい場合はそばや栗といった色の濃いハチミツ。 寒気がしたら昔から風邪薬とされるバターのようなコクがある菩提樹のハチミツを。常温でも冷やしても美味しく、整腸作用も期待できるようです。   ハチミツと天然塩、柑橘系の果汁だけで作った「畑の点滴」、オーガニックなスポーツ飲料が日本でも広まるといいですね。

畑の点滴 ハチミツと塩

米国西部の田舎町、有機農法のぶどう畑で働く青年が汗だくの作業中に持参のペットボトルを取り出してゴクゴク飲み干しました。彼のペットボトルの中身は水500ミリリットルに大さじ2杯のハチミツとわずかな塩を加えて、ライムをたっぷり搾ったもの。「自家製ハチミツ水は畑でできる点滴だよ。」と彼が教えてくれたそう。   市販のイオン飲料には人工甘味料が過剰にふくまれていて、常飲すると急性糖尿病やペットボトル症候群の発症が指摘されています。   ハチミツは基本的に果糖の割合が大きいので膵臓に負担をかけず、血糖値を一定以上には高めないとされています。   果糖が多く、結晶化しにくいハチミツの代表はアカシアです。水に溶けやすく味は上品で、新鮮な柑橘の風味を邪魔しません。鉄分などのミネラルをしっかりと補給したい場合はそばや栗といった色の濃いハチミツ。 寒気がしたら昔から風邪薬とされるバターのようなコクがある菩提樹のハチミツを。常温でも冷やしても美味しく、整腸作用も期待できるようです。   ハチミツと天然塩、柑橘系の果汁だけで作った「畑の点滴」、オーガニックなスポーツ飲料が日本でも広まるといいですね。

夏バテ対策に塩水を飲もう!

夏バテ対策に塩水を飲もう!

夏バテには塩水じゃ!   今朝の横浜は涼しくて快適です。こんな日はぐっすりと眠れてありがたいのですが、そろそろ梅雨あけ、夏本番に突入ですね。   夏バテで食欲をなくされている方も多いのではないでしょうか。また、食欲が落ちているということは消化器官も弱まっているはず。お腹の調子がイマイチで便秘気味ではありませんか。   便秘を解消する「薬」もあるようですが、「薬を飲む前に塩水を飲んでほしいなぁ。」と塩おやじはつぶやきます。   便秘気味の時のウンコ。固くてカチカチではないでしょうか。これは単純に水分が足りていないのだと思います。水洗トイレのタンクの水がなくなれば青ざめるはずなのに、自分の体のタンクの中身には無頓着な結果なのです。   消化には体内に蓄えられた水が使われます。1回の食事で胃の中で使われる水分は2ℓ程度必要だということですから、かなりの量です。体内のタンクの水が空か残り少なければ、排泄物を外に押し出す事もできなくなります。   この水不足が便秘の一番の要因かと思いますが、もうひとつ大事なのが消化を助けるお塩です。   消化における塩の役割   塩に含まれる「塩素(塩化物イオン)」は胃酸の原料になります。胃酸は塩酸でもあり、ph1.0という強い酸性の液体です。これが食べ物を消化する際には必要で、1日の分泌量は1ℓから1.5ℓとされています。   胃酸以外にも消化液としては、膵液(すいえき)、胆汁などがありますが、これもやはり塩によって作られています。   胃酸は、消化酵素の働きを助けるとともに殺菌作用の役割も果たすため、胃酸が不足すると免疫力も低下します。   もうひとつ重要な働きは、栄養素の取り込み時です。   食物は最終的にブドウ糖やアミノ酸となって腸で吸収されますが、この際にはナトリウムとの結合が必要です。   ブドウ糖やアミノ酸は単体では腸管内にとりこまれないために、1分子につきそれぞれ1原子のナトリウムイオンが結びついてから吸収されます。   栄養素(ブドウ糖/アミノ酸)が最終目的地である細胞に向う第一関門が超粘膜だとすると、この門を開け閉めする門番がナトリウムというわけです。  ...

夏バテ対策に塩水を飲もう!

夏バテには塩水じゃ!   今朝の横浜は涼しくて快適です。こんな日はぐっすりと眠れてありがたいのですが、そろそろ梅雨あけ、夏本番に突入ですね。   夏バテで食欲をなくされている方も多いのではないでしょうか。また、食欲が落ちているということは消化器官も弱まっているはず。お腹の調子がイマイチで便秘気味ではありませんか。   便秘を解消する「薬」もあるようですが、「薬を飲む前に塩水を飲んでほしいなぁ。」と塩おやじはつぶやきます。   便秘気味の時のウンコ。固くてカチカチではないでしょうか。これは単純に水分が足りていないのだと思います。水洗トイレのタンクの水がなくなれば青ざめるはずなのに、自分の体のタンクの中身には無頓着な結果なのです。   消化には体内に蓄えられた水が使われます。1回の食事で胃の中で使われる水分は2ℓ程度必要だということですから、かなりの量です。体内のタンクの水が空か残り少なければ、排泄物を外に押し出す事もできなくなります。   この水不足が便秘の一番の要因かと思いますが、もうひとつ大事なのが消化を助けるお塩です。   消化における塩の役割   塩に含まれる「塩素(塩化物イオン)」は胃酸の原料になります。胃酸は塩酸でもあり、ph1.0という強い酸性の液体です。これが食べ物を消化する際には必要で、1日の分泌量は1ℓから1.5ℓとされています。   胃酸以外にも消化液としては、膵液(すいえき)、胆汁などがありますが、これもやはり塩によって作られています。   胃酸は、消化酵素の働きを助けるとともに殺菌作用の役割も果たすため、胃酸が不足すると免疫力も低下します。   もうひとつ重要な働きは、栄養素の取り込み時です。   食物は最終的にブドウ糖やアミノ酸となって腸で吸収されますが、この際にはナトリウムとの結合が必要です。   ブドウ糖やアミノ酸は単体では腸管内にとりこまれないために、1分子につきそれぞれ1原子のナトリウムイオンが結びついてから吸収されます。   栄養素(ブドウ糖/アミノ酸)が最終目的地である細胞に向う第一関門が超粘膜だとすると、この門を開け閉めする門番がナトリウムというわけです。  ...

皮膚炎とお塩

皮膚炎とお塩

 塩不足と皮膚炎 明治維新から10年たった日本の東北地方をイギリス人女性が見聞した「日本奥地紀行」という本があります。 著者であるイザベラ・バードは日本人ガイドとともに東京から北海道までを旅して、土地の風俗や暮らしを観察していますが、そのなかに東北地方山中の人達の吹き出物の多い事、目の悪いことに触れています。彼女はそういった日本人を軽蔑することなく、苦しい暮らしの中でも礼儀正しく、追いはぎなどの心配のない日本の治安の良さに感嘆しています。 吹き出物や眼病の原因は、栄養不足や衛生環境によるものかと思いますが、東北の山中で一番欠乏していたのがお塩です。 この塩不足を国策として明治政府は解消していき、それはイオン交換膜を使った塩の大量生産へと続きます。今は悪しきものとして避けられる精製塩も、日本に慢性的にあった塩不足を解消した点には大きな功績がありました。 明治時代、山地で暮らす日本人にとって塩魚は大変貴重なもので、塩いわしは4日をかけて1尾を食べたという記録が残っています。1日目は表面に浮いた塩をなめ、残り3日で頭、胴体、尻尾を分けて食べたそうです。  現代のアトピーや皮膚炎も、実は新たな塩不足による現象ではないか?と私は考えています。 添加物、農薬、化学物質の影響を受けた食品をとることは体には負担でしょうし、これを体の外に出すには塩と水が必要なのですが・・・ 多くの人が水を飲むかわりに、人工的な飲料を飲んでしまいます。これに抵抗する手段として、体にたまった毒素を体外に出そうとしているのが皮膚炎の原因ではないだろうか、と思っています。 細胞液と細胞外液のイオンバランスが保たれて、スムーズな物質交換ができていれば余分なものは汗や排泄物となって体の外に出られるわけですが、この消化機能や新陳代謝が弱まると厄介です。 内部の細胞がきちんと働かない状態で、表面の症状のみを消そうと薬を塗ることは家の外装はきれいにし、肝心の部屋の掃除ができていないのに似ています。 一時的、補助的に少し表面を整備するものとして若干の薬を使うことは、精神的なストレスを軽減させる点では有効だとは思いますが、薬だけでなんとかしようとするのは大きな片手落ち。やはり、日頃の健全な食生活、ワークライフバランスをうまくとってストレスから身を守ることが肝要だと思います。 そして、腸内環境を整備させるのに、体に優しい塩を使い、きれいな水で体内を潤すのは絶対的に必要だと思うのです。体内にある汚れを洗い流すものが塩水だからです。   本日もよい日曜日をお過ごし下さい。

皮膚炎とお塩

 塩不足と皮膚炎 明治維新から10年たった日本の東北地方をイギリス人女性が見聞した「日本奥地紀行」という本があります。 著者であるイザベラ・バードは日本人ガイドとともに東京から北海道までを旅して、土地の風俗や暮らしを観察していますが、そのなかに東北地方山中の人達の吹き出物の多い事、目の悪いことに触れています。彼女はそういった日本人を軽蔑することなく、苦しい暮らしの中でも礼儀正しく、追いはぎなどの心配のない日本の治安の良さに感嘆しています。 吹き出物や眼病の原因は、栄養不足や衛生環境によるものかと思いますが、東北の山中で一番欠乏していたのがお塩です。 この塩不足を国策として明治政府は解消していき、それはイオン交換膜を使った塩の大量生産へと続きます。今は悪しきものとして避けられる精製塩も、日本に慢性的にあった塩不足を解消した点には大きな功績がありました。 明治時代、山地で暮らす日本人にとって塩魚は大変貴重なもので、塩いわしは4日をかけて1尾を食べたという記録が残っています。1日目は表面に浮いた塩をなめ、残り3日で頭、胴体、尻尾を分けて食べたそうです。  現代のアトピーや皮膚炎も、実は新たな塩不足による現象ではないか?と私は考えています。 添加物、農薬、化学物質の影響を受けた食品をとることは体には負担でしょうし、これを体の外に出すには塩と水が必要なのですが・・・ 多くの人が水を飲むかわりに、人工的な飲料を飲んでしまいます。これに抵抗する手段として、体にたまった毒素を体外に出そうとしているのが皮膚炎の原因ではないだろうか、と思っています。 細胞液と細胞外液のイオンバランスが保たれて、スムーズな物質交換ができていれば余分なものは汗や排泄物となって体の外に出られるわけですが、この消化機能や新陳代謝が弱まると厄介です。 内部の細胞がきちんと働かない状態で、表面の症状のみを消そうと薬を塗ることは家の外装はきれいにし、肝心の部屋の掃除ができていないのに似ています。 一時的、補助的に少し表面を整備するものとして若干の薬を使うことは、精神的なストレスを軽減させる点では有効だとは思いますが、薬だけでなんとかしようとするのは大きな片手落ち。やはり、日頃の健全な食生活、ワークライフバランスをうまくとってストレスから身を守ることが肝要だと思います。 そして、腸内環境を整備させるのに、体に優しい塩を使い、きれいな水で体内を潤すのは絶対的に必要だと思うのです。体内にある汚れを洗い流すものが塩水だからです。   本日もよい日曜日をお過ごし下さい。